山北
 山北駅の南側には「さくらの湯」という施設があるが、こちらは山を下りてから行くことにして、河村城を目指す。
 駅前からは随所に案内板が立っているので迷うことはない。山の入口への道までくれば、あとは一本道である。国道246号線の下をくぐっていくと、やがて道は上りになる。日差しは割と強いが、木陰が多いのでそちらを選んで歩く。残暑といった天気だ。
 山北駅から徒歩10分ほどで、城の入口と言えそうな登山口に着いた。城址の看取り図、つまり城の縄張り図が立っている。
(SONY NEX-6 LENS:SONY SEL 16-50mm f3.5-5.6 OSS)
2017.09.14 Thu l 足柄 l コメント (0) トラックバック (0) l top
山北
 残り一回分となった今季の青春18きっぷを使うため、私は御殿場線に乗って山北駅にやってきた。
 今回の予定は、山北で河村城址を見てから駅前のさくら湯に入り、そのあとは沼津に出て、未訪の函南の散歩をするか、熱海の温泉街の古い建物でも撮り歩くか。あるいは、沼津方面の接続が合わなかったら、神奈川県内のどこかに行くかという感じである。
 まだ少し夏の残像が残る山北駅の駅前に立つと、駅の向こう、南側に小山が見えている。今から向かう河村城は、この山である。駅を跨ぐ南北連絡橋を渡って南側に出る。橋は少し古い造りだがスロープ付きだった。
(SONY NEX-6 LENS:SONY SEL 16-50mm f3.5-5.6 OSS)
2017.09.13 Wed l 足柄 l コメント (0) トラックバック (0) l top
養老鉄道
 山科駅から新快速に乗って米原に着いた。すぐに接続している大垣行きは混んでいたので乗らず、次の電車にした。米原~大垣間はだいたい三十分置きに電車が走っている。
 大垣駅に着くと空腹を感じた私は駅ビル内のうどん屋で昼食を済ませると、まっすぐ名古屋に向かわず、養老鉄道という路線に乗った。
 この鉄道は、かつて近鉄養老線という線だった。その時に乗ったことがあるのだが、途中で日没してしまったので景色がよくわからなかった。運営会社も変わったことだし、乗り直してみようというわけだ。
 車内は帰路に就く高校生が多かった。登校日なのだろう。走り始めると、景色は平野から山の麓へ変わっていった。そして、山が近づくにつれ車内は閑散となり、曇り空だった天気は、突然の豪雨に変わった。
 窓には雨水が滝のように流れていく。駅に着くと、屋根のない部分から車内に向かって、斜めに激しい雨が吹き込んできた。
 私は傘を持っていない。このまま愛知も静岡も雨なら途中下車はせず、ひたすら帰るだけだが、豪雨で電車が停まってしまう事が心配だ。
 しかし、そんな心配は無用であった。終点の桑名に着く頃には雲の切れ間から青空もうかがえるくらいになり、電車も定時に桑名駅に到着した。約一時間ほどの旅。都会と田舎のはざまの風景に突然降り出した雨が、まるで幻であったかのように、名古屋に出た私は、晴れ間の空の下、東海道を東に向かった。
(RICOH GR)
2017.09.11 Mon l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
京都地下鉄
 京都駅に着いたのは21時過ぎだった。地下鉄烏丸線で四条駅に向かい、軽く食事をしてから宿に入る。長い一日だった。和歌山から京都。まっすぐ電車で向かえば、紀州路快速と東海道山陽線新快速の乗り継ぎで二時間弱。それを13時間かけて大回りしてきたわけである。

 三日目の朝は、京都市営地下鉄のフリーきっぷを券売機で購入してスタートした。
 烏丸線の南側の終点竹田駅にまずは向かう。8時になろうかという時間なので、それなりにラッシュの混雑である。京都駅を過ぎても割と混んでいたが、竹田に着く頃にはだいぶ空いてきた。ここから先は近鉄京都線と接続しており、今乗ってきた電車も近鉄奈良行きだった。
 竹田で降りようかと思っていたが、普通の住宅街といった風情なので降りず、そのまま引き返す事にした。京都方面は混んでいるので、近鉄から来る電車ではなく、竹田始発の地下鉄電車に乗る。
 烏丸線の北側の終点である国際会館駅に着いた。ここは駅名になっている建物の他に、私立学校もあり、それなりに利用者は多そうだ。近くには宝ヶ池公園もある。昔、ここにある球技場で京都サンガの試合を観た事を思い出した。当時はまだ地下鉄がここまで来ていなかったので、叡山電鉄の宝ヶ池駅から歩いたと記憶している。
 国際会館駅の構内にはアニメ絵のポスターがいくつも貼ってある。地下鉄のイメージキャラクターらしい。キャンペーンポスターもアニメ絵で、広報担当者がそういう路線が好きなのだろうか。京都には有名なアニメ制作会社もある。
 国際会館駅から折り返して、御池駅で東西線に乗り換える。西側は終点太秦天神川駅まで乗った事があるので、東側に向かう。
 東西線はミニ地下鉄で車両は小ぶり。ホームドアも設置されていて最新地下鉄という雰囲気に満ちている。電車は京阪京津線に乗り入れて、琵琶湖のほとりにある浜大津駅まで乗り入れており、大津市内では路面上を走るという、変わった地下鉄電車である。
 浜大津までは乗ったことがあるので、今回は途中から分岐する六地蔵駅行きに乗る。電車は京都市内の南東を宇治市方面に走っていく。
 私の座っている座席の窓に「アニメ展示車両は矢印の方向の二両です」という案内が貼られてあった。気になったので六地蔵駅に着いた時に見に行ってみた。どんな車両なのかは写真のとおりである。
 六地蔵駅は低い山がほど近い、郊外の駅という雰囲気の駅で、地下鉄の上にJR奈良線の駅が接地しており、少し離れた所には京阪宇治線の六地蔵駅もあり、こちらの駅は京都市伏見区に所在する。
(RICOH GR)
2017.09.09 Sat l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
谷川
 西脇市から乗った一両の電車は、ローカル線の味わいがあった。終点の谷川駅は閑散としている。ここからは福知山線で大阪方面を目指すが、接続時間が少しあるので、駅の外に出てみた。
 時間は18時をまわり、帰宅ラッシュの時間であるが、駅前は人通りもとても少なく、店も少ない駅前の通りは走る車も少ない。
 以前に訪れた時と比べて駅舎が綺麗になったような気がするが、昔ながらのスチール椅子の並ぶ国鉄風景な待合室は変わっていないような気がした。
 谷川から乗った電車を、途中で大阪方面の快速に乗り換えると、車両はロングシートの通勤型だった。もうローカル線ムードは終了し、窓外も夜となった。
 尼崎で京都方面の新快速に乗り換えると、文字通りの帰宅ラッシュである。大阪で乗客は入れ替わるので無事座れたが、京都までの約三十分、旅というより帰宅気分のような面持ちで転換クロスシートに収まっていた。
(RICOH GR)
2017.09.08 Fri l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
西脇市
 新長田駅の構造はシンプルなもので、地下鉄のエスカレーターを上がると、すぐにJRの乗り場だった。私は難なく、やってきた下り電車に乗れ、須磨で快速に乗り換えて加古川駅に到着した。
 久々の加古川駅は高架化されていて綺麗になっていた。山陽本線と加古川線の乗り場の境には中間改札が設けられていて、そこで改めて切符を見せてホームに上がる。エメラルドグリーンの電車は満員だった。登校日だったのか、高校生の姿が目立つ。
 加古川線は低い山並みを望みながら、平地をひたすら走る。現れる風景は農村そのものであり、特に絶景があるという訳でもなく、変わった建物もある訳でもなく、平凡な風景ではあるが、ここまで都会の中をさまよってきた道中なので、そういう風景が好ましく思えた。
 この電車の終点の西脇市駅で、ほとんどの乗客は改札を出ていった。わずかな乗り換え客が跨線橋を渡って、隣のホームへと移っていく。停まっている電車はここまでの電車と同じ色だが、一両である。
 西脇市までの電車は103系という国鉄時代からの古い電車だが、ここからの電車は割と近年に製造されたもので、車内はいかにもJR西日本な内装の転換クロスシートだ。
 そんな内装に似つかわしくないほど、西脇市駅からの車窓は山間となっていく。家の数も減り、駅も簡素な造りのものばかりとなった。もう、この風景は近畿地方というより、中国山地のものに近い。私は姫新船や伯備線あたりの風景を思いだしながら、加古川線に乗りに来てよかったと、空いている車内で思った。
(RICOH GR)
2017.09.06 Wed l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top