ポートアイランド
 神戸空港は新しめの空港だけあって、ロビーはとても綺麗だった。広いとは言い難いが、観葉植物が置かれ、整った空間が演出されていたのが印象的。
 ポートライナーの路線は、6の字の下に棒を付け足したような形になっている。行きは左側を経由したので、帰りは右側を経由して三宮に向かうことにした。
 分岐駅となる市民広場駅で乗り換えのため下車。これから乗る北埠頭回りというルートは、三宮~神戸空港の系統とはホームが異なるため、エスカレーターを上り下りする。ホームに上がると、ちょうど列車が来ていた。
 ポートアイランドは埋め立て地特有の殺風景さがあまりなく、建物は瀟洒で、沿道には緑も多い。関東の埋め立て地ではあまり見られない、自然を感じる埋め立て地である。
 六甲山地の眺めと、海を渡る二か所の橋(特に神戸空港に至る橋は長いので見晴しがいい)。そして、このように整った街並み。日本全国にある新交通システムに一通り乗ってきた私が選ぶ、「日本一景色のいい新交通システム線」である。ぜひ夜景も楽しんでみたい。次回来る時は夜に乗ろう。
 北埠頭周辺は駅名のとおり、少し倉庫街の雰囲気もあり、埋め立て地らしい眺めだったが、やはりポートアイランドと三宮の市街地を結ぶ鉄橋の辺りから見る六甲の山並みと港の風景は素晴らしい。
 ポートライナーは、日本初の新交通システム路線。まだ乗ったことのない人は、ぜひ神戸に来た時に観光も兼ねて乗ってみることをおすすめしたい。
(RICOH GR)
2017.08.31 Thu l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
神戸空港
 六甲アイランド線の車窓風景は思っていたより、ずっと良いものだった。それもその筈、このあたりは六甲山地が海岸近くまで迫り、とても景色のいい地域なのである。大阪と神戸の間を移動する電車。阪急神戸線、JR東海道本線、阪神本線でもその眺めを堪能できる。
 その山の雄大な眺めと市街地をひとまとめに一望できるのは、高架上を走る新交通システムならではで、山だけでなく、港湾施設もよく見渡せて楽しかった。
 さて、ふたたび住吉駅に戻り、神戸駅方面に向かう。神戸市最大の繁華街の三ノ宮駅(阪急と阪神は三宮と表記)に着いた。ここに来るのは久しぶりだが、ある程度は構内を把握しているので、迷わずポートライナーの乗り場に向かう。
 ポートライナーの正式名称は神戸新交通ポートアイランド線で、六甲ライナーこと六甲アイランド線の仲間である。
 六甲アイランド線同様、この線の景色はとても良く、今世紀になって開業した神戸空港に向かう線と合せて、二回も海を越える橋があるのが絶景ポイントなのである。
 路線は、数字の6を反対向きにしたルートに、下の部分で分岐した神戸空港方面の線で構成されている。神戸空港への区間はまだ乗ったことがないので、まずはそちらに向かった。ポートアイランドから神戸空港の敷地へ渡る橋の上から見る空港の風景と、青い海。もちろん、反対方向には、ここでも六甲山地がそびえる。
(RICOH GR)
2017.08.30 Wed l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
マリンパーク
 南海和歌山市駅から南海加太線に乗って、友ヶ島への最寄りとなる港町加太を歩いたあと、神戸までやってきた。
 東海道本線の住吉駅で降り、ICOCAをチャージした私は、神戸新交通六甲アイランド線。通称六甲ライナーに乗った。
 六甲ライナーに乗るのは初めてである。住吉駅で降りるのも初めてだ。日本酒の酒どころのひとつ灘の酒の本場の地域らしい。
 橋を渡って六甲アイランドに入ると、緑が意外と多い埋め立て地で、そこに大きなマンションなどが建っている。あっという間に、終点のマリンパーク駅に着いた。駅の周囲はフットサル場やプールがあり、子供の声の響く明るい空間であった。
 改札を出て駅前のデッキを歩くと、頭上には六甲ライナーの車庫に向かう高架がクロスし、その先は海の方向に歩道橋が延びている。
 暑さが厳しく、駅の周りを眺めただけに終わったが、明るく落ち着いた雰囲気の臨海地区といった感じは、好感の持てる終着駅だ。
(RICOH GR)
2017.08.28 Mon l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
和歌山城
 関西私鉄のまだ未乗路線に乗る事と街歩きを目的に、二泊三日の旅をしてきました。しばらくはこの話を書いていきます。

 日曜の夜、東海道本線を乗り継ぎ、観光客と買い物帰りの人でごったがえす大阪環状線のホームから紀州時快速和歌山行きに乗って、和歌山駅に着いたのは18時55分。空はもう夜が始まっていた。
 和歌山には何度も訪問しているが、泊まるのは初めてだった。マンションみたいな宿にチェックインしたあと、評判のラーメン屋に行く。普段は外でラーメンを食べる事は滅多にしないが、旅先でラーメンが有名な町に泊まると、ついつい行きたくなる。
 翌朝、南海電車に乗るために和歌山市駅に向かう。バスで行くつもりだったが、予定より早起き出来たので徒歩で向かった。
 和歌山駅と和歌山市駅という二つの大きな駅の中間に和歌山城がある。徳川御三家の城だけあって、とても広い。町中にあるので平城かと思っていたが、天守があるあたりは小山になっていて、坂を登る。
 石垣の積み方は荒々しく、そこに付いた苔がよく似合う、勇ましい城だ。天守閣は復元天守だが、雰囲気は満点だった。
(RICOH GR)
2017.08.27 Sun l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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 ベイサイド・ステーションを出た列車は、東京湾の近くに出る。車窓に広がる海は、日が沈み始めて空も水面も濃いトーンになっている。並行する道路には南国の木が並んでいる。
 次の駅までは少し駅間距離があり、座ることが出来ずにドアのところにもたれていた私は、思う存分に景色を堪能して、写真を撮った。
 東京ディズニーシー・ステーションに到着した。ホームには大勢の帰宅の人。ここまで各駅を降りて来たので、ここでも途中下車をしてみたが、改札の外はすぐにゲートらしく、人混みで落ち着かない。
 ホームに戻ると夕日が沈もうとしていた。綺麗な夕日だが、ほとんどの人は夕日に関心はなく、まだ夢の中をさまよっているようだ。夢の中に足を踏み入れていない私は、夕日にカメラを向け、そして、満員の列車に乗り込んだ。
 混雑する列車の先頭部に立って景色を眺めていたら、京葉線の高架が見えてきた。不思議な空間の不思議な列車の終点であり、起点でもある「リゾートゲートウェイ・ステーション」に帰ってきたのだ。私の不思議なプチ鉄道紀行もここで終わる。これも、一種の「ひとりディズニー」なのだろうかと、感慨にふけながら京葉線に乗り込むと、私の斜め前には、文字通り「ひとりディズニー」をしてきた女の子が、大きな一眼レフカメラの背面液晶で、本日の作品を堪能していた。夢は通勤電車の中にも残像が続いている。
(RICOH GR)
2017.05.02 Tue l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top