門司レトロライン
 試合を観たあと、小倉駅から門司港駅に向かった。門司レトロラインという観光鉄道に乗るためである。
 門司レトロラインは使われなくなった貨物線を利用して作られた。機関車と客車は九州の南阿蘇鉄道と島原鉄道で走っていたものを持ってきたものだ。
 JRの門司港駅の駅前広場を挟んで乗り場がある。九州鉄道博物館の最寄り駅ともなっている。スタッフさんの親切な対応で切符を購入して乗車。切符はカラーである。いい記念となる逸品。
 列車はかなり遅い。添乗員さんの説明によると「日本一遅い鉄道」らしい。門司の町をじっくり見るには良い遅さである。
 やがて窓外には海が見えてくる。西日を浴びた関門海峡の海だ。終点はトンネルを抜けた場所にある。トンネルを抜けると景色が一変した。
 駅の前には海が広がる。向こうの陸地は下関だ。駅横に関門トンネル専用機関車だったEF30形電気機関車が旧型客車と一緒に展示されている。その向こうにそびえるのは関門大橋だ。
 ゆっくりしたくなる風景だが、乗ってきた16:40発の列車は折り返し乗車が出来る最終便。つまり今から出るのが門司港に戻れる最終便なのだ。
 駅前で写真をのんびり撮っていたら、帰りの席は塞がった。短い旅なので立ったまま景色を眺めるのはまた楽しい。トンネルに入ると天井が魚のライトアップされる演出を撮った。
 古い建物の多い門司港に作られた新名物。また乗ってみたい鉄道だ。
(RICOH GR)
2018.04.02 Mon l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
ミクスタ
 宇部線に乗って宇部を目指す。宇部は町の中心から離れた郊外の駅で、中心地は宇部線の宇部新川だ。今夜は宇部に泊まるのでこの駅には夜に再訪となる。
 宇部で青春18きっぷに日付印を入れてもらい、山陽本線で小倉に向かった。午後は此処でサッカーを観る。小倉駅北口から徒歩15分ほどでスタジアムに着いた。
 現在、J3に所属しているギラヴァンツ北九州のホームとして昨年オープンした「ミクニワールドスタジアム北九州」。以前のホームだった本城陸上競技場はアクセスは良くない上に見辛いスタジアムだったが、ここはターミナルから徒歩圏でフットボール(サッカーとラグビー)専用スタジアムという贅沢な仕様である。
 今のサッカーのスタジアムは「スタグル」を充実させることが必須みたくなっていて、ここミクスタも地元の名物などが販売されている。私は「蛸勝ちバーガー」というものを食べた。ハンバーガーに蛸が入っているというたこ焼きテイストなもので、美味しかった。
 ミクスタの特徴は、バックスタンドの後ろがすぐ海という立地である。ここまで海に近いスタジアムは他のスポーツにも国内では無いのではないだろうか(アメリカにはある)。
 試合はというと、FC琉球のカウンターにやられて敗戦。北九州は一時期はJ1昇格も狙える強さになっていて、J1基準のスタジアムとしてミクスタが完成した訳なのだが、タイミング悪く昨年からJ3に降格している。この試合を観るかぎり、今季も苦戦しそうに思えたのだった。
 ハーフタイムに門司の地ビールを買って、後半はホーム側のゴール裏で観戦した。サポーターも熱いし、家族連れと若い人が多いスタンドには熱があった。北九州はJ3で一番お客さんが入るクラブである。もう少し中高年を取り込めば人気クラブになりそうだと思える。がんばってほしい。ビールはとても美味だった。
(RICOH GR)
2018.04.01 Sun l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
宇部
 今回から数回に分けて、先日行ってきた旅の写真とその話を掲載します。

 3月17日の土曜日。羽田空港からスターフライヤーに乗って山口宇部空港に降り立った。一万四千円弱(28日前予約の割引)という安い運賃であるにも関わらず、シートはゆったりしており、背ずりにはモニタも付いている。
 機体が黒でかっこいいが、CAさんの制服も、シートの色もみんな黒に統一されていて洒落ている。初めて乗ったが一気にファンになった。
 さて、空港からは青春18きっぷを使ってJRで移動である。山口宇部空港は徒歩10分ほどの距離に駅がある。「無人駅」なローカル駅だ。
 宇部線草江駅。電車は各方向とも一時間に一本程度の本数。私の乗った便から乗り継いできた人は皆無だった。駅舎もない簡素な駅で、待合室のベンチに座って用意してきたパンを食べる。7時20分発の飛行機に乗るために早起きしたので、遅い朝食なのだ。
 草江駅。周囲は住宅が点在するが、海がすぐ近くで空が広い。これから北九州市に向かう。
(RICOH GR)
2018.03.31 Sat l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
小千谷
 翌朝、私は少し早起きして徒歩で駅に向かった。ホテルのすぐそばにはスナックなどが入っている小さな雑居ビルがあった。タクシーの車内からは気づかなかった。もっとも、このビルに入っている飲み屋が昨夜営業していたのかはわからない。
 駅の方向に太陽が雲間から姿を現してきた。今日は晴れなのだろうか。商店街はひっそりと静まり返っている。歩道の上に屋根が架かっているので雪は防げるため、歩道には積もっていない。昨日の雪の跡は路面に残っているだけだ。
 やがて橋が見えてきた。信濃川だ。昨夜タクシーで渡った時は思いのほか長い橋だと思った。山間だというのに結構川幅が広い。さすが日本一長い川だ。
 橋の歩道に雪が積もって歩きにくいのではないかと心配していたが、歩道の端から温水が噴き出していた。その小型スプリンクラーが一定の間隔を置いて設置されている。
 川のせせらぎは澄んで、静かに流れている。流れている方向が新潟市なのだ。昨日の大雪で街は更に雪深くなっているだろうか。
(iPhone5)
2018.02.04 Sun l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
IMG_2505_R.jpg
 定刻に長岡駅を発車した電車は快調に大雪の中を走り、小千谷駅に着いた。この先、越後湯沢方面は山間になっていくが、小千谷は平野から山間部に入っていく入口みたいな場所である。駅のすぐ近くには信濃川が流れている。
 当初は駅前からホテルまで歩き、途中でいい感じの飲み屋でもあればと思っていた。しかし、冬の雪国だけに夜も早いだろうと予想し、長岡で夕食は済ませてきた。
 小千谷駅に降り立った瞬間、そのひんやりとした冷気に、さすがに平野で海沿いの新潟市より一段と寒いと思った。ホテルまで歩く気はあっという間に失せ、素直にタクシーに決めた。幸い、一台停まっていた。駅前は市街地のはずれにあるので駅前広場も割と狭い。新幹線のない駅はこんなものだろうとも思う。
 私と共に降りていった数名の女子高生は出迎えの車に乗って、次々と駅前から去っていく。写真など撮りながらのんびりしているうちに、駅は閑散としてしまった。窓口は夜間閉鎖で、夜八時過ぎのこの時間は無人駅状態だった。
 タクシーの車内から駅前通りを眺める。信濃川に架かる橋が思いのほか長い。寒空の下、これを渡るのはしんどい。タクシーにして正解だったと思う。
 駅前からも、川を渡って市街地に入ってからも、商店街は続いている。歩道には屋根が架かった雪国仕様だ。もとよりやっていない店も多いのだろうが、ほとんどの店が閉まっていた。「ちょっと一杯」という気持ちも失せる。
 ホテルは駅前通りから少し外れた場所にある。建物は真新しく綺麗だ。今夜はおとなしく部屋で過ごそう。長岡駅の構内のコンビニで地酒も買っておいてある。これを飲んで雪見酒だ。
(iPhone5)
2018.02.02 Fri l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top