いちょう小学校
 いちょう団地は5階建て、12階建て、15階建て、という風に建物が建っている。境川の橋を渡ってすぐの所には15階建てが建っていて、その1階に「いちょうマート」という小さな団地内商店街があった。入口に出ている看板によると商店は8店舗。アジア系の物を扱っている店もある。いちょう団地は多国籍団地なのだ。
 昭和46年に完成したいちょう団地。その後、ベトナム戦争終戦に伴って大和市に、ベトナム、ラオス、カンボジアの人々を受け入れる「大和定住促進センター」が出来て外国からの移民の人が増えた。更に近年日本に仕事を求めてやってきた中国や南米の人々も住むようになって、現在住民の約2割が外国籍の人という団地になったのである。
 どこの団地も住民の高齢化が進んでいるように、いちょう団地も日本人の住民の7割は70歳以上だそうで、確かに歩いていてもそういう雰囲気を感じる。そういう状況で、外国籍の人は若い人も少なくなく、団地では国籍を超えて積極的に交流を図っているという記事をネットでも見ることが出来る。
 更に歩いて行くと「いちょう小学校」が現れた。この学校は団地の高齢化の影響で2014年春に近くの学校と統合になり、現在は廃校となっていて地域住民の交流施設として使われている。
 生徒の7割が外国籍あるいは外国にルーツを持つ生徒だったという「いちょう小学校」は異文化交流に積極的に取り組み、その取り組みがマスコミにも取り上げられた実績があった。学校の塀に描かれた絵を眺めていると「ふるさと」という文字が目に留まった。異国にやってきて暮らす人々にとって、いちょう団地はふるさとなのだなと思いながら校庭のほうに回ると、子供たちが元気にサッカーをやっていた。
(iPhone5)
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2014.10.07 Tue l 横浜郊外 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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