FC2ブログ
横須賀
 京急田浦駅近くに残る赤線跡の建物を眺めながら歩く。同行者二人も暑さをものともせず楽しんでくれていて嬉しい。そんな時、埼玉在住さんが「この建物はもしかして」と指をさしてきた。だんだんレーダーが敏感になってきたようだ。
 その建物は雑居ビルのような感じで、ここに妓楼があったとは考えにくいが、確かにデザインがそういう系統である。どういう建物だったのだろうか?と三人で談義していたところ、近くに停まっていた車から人が出てきた。「何を撮っているの?」その声と表情には笑顔はない。
 私は咄嗟に「古い建物が好きで(これは本当だが)、今日は横須賀に観光に来たのですが、これは古いなと三人で感心していたところです。ちなみに、この建物は築何年くらいですかね?」と堪えた。車から出てきた人は60代といった感じだろうか、そのおじさんは「うーん、多分40年くらいかな」と言った。
 おじさんの答えが嘘だとか、ここでとやかく言うつもりはなく、会話を短めにして切り上げた。最後までおじさんの表情は笑顔ではなかった。しかし、私はこういう事態になる事も覚悟の上であった。やはり地元の人からすれば負の歴史であるのは仕方がない。私たちも面白半分で散歩してはいけないのだと自戒を込めた。そういう意味では、このおじさんとの出会いは良いスタートであったのかもしれない。
(RICOH Caplio GX100)
スポンサーサイト



2014.07.30 Wed l 横須賀(横須賀中央田浦周辺) l コメント (0) トラックバック (0) l top

コメント

コメントの投稿












トラックバック

トラックバック URL
http://seasonz.blog18.fc2.com/tb.php/877-89e294d2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)