竹川
 通信研究所を過ぎると道は急カーブで下りとなり、更に下っていくと衣笠の方から県道と合流する。右に曲がると衣笠。左に行くと林。私は海に向かって歩くため左折した。
 このあたりは武山という町で、スーパーもあり、マンションも建っていたりして、ちょっとした郊外の住宅街である。実はこの地は戦前に鉄道が建設されていたという歴史を持つ。
 その路線は京急武山線(建設中は社名は東京急行だったので、正しくは東急武山線とも言う)という路線で、横須賀線の駅がある衣笠から三浦半島の西海岸にある林を結ぶ計画だった。林には軍事施設があったので、要するに軍用路線と言えそうな鉄道である。
 結局は建設途中で戦争が終わり、戦後京急が沿線人口が少ない事などを理由に建設再開を諦めたので、武山線は幻の鉄道となった。建設された施設の一部、たとえばトンネルは道路用に転用されたりしたそうだが、大部分は跡形もない。でも、こうして歩いていると、所々に歩道に沿って空き地があったり、細長い駐車場があったり、「ここはもしかして線路予定地だった所なのではないか?」という箇所がある。検証をしていないので、あくまでそういう気分で幻の鉄道の車窓を妄想しているのだけれど。
 県道の裏手に竹川という小川が流れている。そこに架かる橋から見る景色はローカル線の景色みたいで和んだ。ハイキーで撮ってみた。
(SONY NEX-6 LENS:SONY E PZ16-50mm F3.5-5.6 OSS)
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2014.07.08 Tue l 横須賀西部(相模湾側) l コメント (0) トラックバック (0) l top

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