蓑毛
 山に向かい歩き始めて名古木交差点から一時間半ほどが経過した。山の斜面が目の前に迫ってきた頃、蓑毛(みのげ)に到着した。ここからはヘアピンカーブの連続する山道に入っていくので、ほとんどのバスはここが終点。山の麓の、いかにもバスや鉄道の終点らしい眺めな所だ。
 その山道は丹沢山地に入っていく道で、その先にヤビツ峠という所がある。路線バスは登山者を対象に一日数本だけそこまで走る。
 蓑毛のバス停は登山者用に入山カードを入れる箱があったり、山道の入口の上に路面情報を伝える電光掲示板があったりして、丹沢への入口である雰囲気に満ちているが、元々は大山登山の入口となっていた所だった。昭和初期に小田急線が開通して伊勢原が大山への玄関口として発展するまでは、蓑毛には登山者を案内する「御師」と呼ばれる職業の人達が何人もいたそうだ。
 バスが折り返しのために回転する場所にはトイレやジュースの自販機もある。その空間を見つめるように少年の像が建っている。蓑毛のキャンプ場が東京のボーイスカウトのキャンプ活動の発祥地であるという。山の入口のバスの終点の里は、いろいろな歴史を持つ由緒ある里であった。
(RICOH Caplio GX100)
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2014.04.19 Sat l 厚木・丹沢・大山 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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