逗子
 鎌倉をそれなりに堪能したあと、横須賀線に乗って逗子にやってきた。夕陽に照らされた海を撮りたかったのである。
 逗子駅から海岸へと至る道の途中、駅前通りは海から帰ってくる人で賑わっている。ああ夏だなあなんて暢気に構えている自分。日が傾いてきたので少し早足で海岸に向かう。
 海岸に到着して驚いた。噂には聞いていたけれど、海岸は若者によって歌って踊る空間になっていた。もちろん、そうじゃない海の家もあるけれど、多くは若者向けに特化した仕様になっている。カラオケメーカーの提供によるカラオケマシン設置の海の家もあったし、クラブ風に大音量で音楽をかけている海の家もある。
 私が知っている夏の逗子はこんなじゃなかった。確かに華やかで若者向けなビーチではあったけれど、そこにはまだ海が主役である風景があった。今ここで展開されている光景は、ここが海である必要性はない。いや、水着で戯れるためにここが海である必要があるのか。街中でこういう格好は出来ないものね。
 写真どころではなくなったので、国道に上がり海岸を眺めながら渚橋の方に向かって歩き、渚橋から田越川に沿って京急の新逗子駅を目指す事にした。
 ふと、冷静になって江ノ島の方角を見ると、西日に照らされて海を眺める男女たちの姿があった。ああ夏だなあと私はカメラを構える気分になるのでした。
(SONY α200 LENS:MINOLTA AF100mm F2)
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2013.08.02 Fri l 逗子 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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