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 近々、台湾に行くことになっている。この時勢なので渡航については慎重にならざるを得ないが、安全度では日本より良く、マスクを着用してこちらが周囲に移す可能性を軽減すべき配慮をすることこそ大事と捉え、行くことにした。
 旅に持っていくカメラは慣れたものがいいと思い、故障したままになっていたリコーGRを修理して持っていくことにしたが、修理完了日が旅行中となってしまい諦めた(その後、予定より早く修理が完了した)。
 考えてみれば、コンデジを数年買っていない。新しければいいものでもないと考え、古いデジカメを日頃永く愛用している自分ではあるが、以前から気になっていたコンデジを買ういい機会と捉えて、新宿の某有名店のサイトからいい物件を見つけて購入した。
 そのカメラの名は「ソニーRX100」である。現在、M7までモデルが進化したが、私が買ったのは初代だ。ちなみに、初代は現行モデルで、量販店で売られている。しかも、最近少し値上がりまでしている。根強い人気モデルなのだ。
 RX100は1インチセンサー搭載カメラで、コンデジとしては大きいこのセンサーサイズが売りである。コンデジにしては画質がよく、ボケも大きい。コンデジが売れないご辞世にヒット商品となり、他社も1インチコンデジを追随した歴史もある。
 初代モデルが欲しかった理由は「安いから」、もあるが、一番の理由はレンズにある。M3以降M5Aまでは換算24-70mmレンズとなったが、初代とM2は28-100mmなのである。
 広角スタートが24mmのコンデジは多い。パナソニックが先鞭をつけた流行で、自分も以前ルミックスFX-9を愛用していたのだが、正直、24mmスタートは使い辛い。広すぎるのだ。町撮りするにも、風景撮るにも、近接ブツ撮りも、28mmスタートが使いやすい。
 このRX100というカメラ、登場当時から感じているのが、ミノルタの高級コンパクトカメラTC‐1に少し似ているということである。両端を斜めに絞っているのが似ている。ミノルタは前面、ソニーは後方と向きは違うが、とにかく絞っている。
 あるサイトに比較画像があったが、並べてみるとシャッターボタンの位置がほぼ同じで、シャッターフィーリングも似ているという。
 私は友人のTC‐1を借りて東京の谷中を撮影したことがある。ポジフィルムを入れて除いたファインダーは倍率が高くてとても見やすく、何より映りが素晴らしかったことを憶えている。
 そのTC‐1は28mm単焦点の超小型カメラだった。RX100を広角側だけで使うと、気分はTC‐1だ。そして、これはソニーの公式サイトのインタビューに掲載されていたことだが、レンズを設計された方は元ミノルタの設計技師だそうだ。
 その方が、このカメラのズームレンズの望遠側がなぜ100mmなのかについて、かつてミノルタαに三本の優秀な100mmレンズがあったことに因み、ポートレートに最適な画角であると解説している。
 さて、そのRX100を持って公園で試し撮りをしてみた。ボケの綺麗さもさることながら、個人的に気に入ったポイントは、αレンズのようにコントラストが少し強めの良い発色をすることだ。馴染みのある写りと言ってもよい。
 レンズは、カールツァイスのバリオゾナーで、T*コーティングだから、ソニーのαレンズやヤシカコンタックスのレンズと同じ仕様である。機会があったらコンタックスも使ってみたいと思い続けていた私にとって、赤い字でT*と刻まれているだけで何やら気分が盛り上がってくるほどなのだ。
 ということで、これから散歩スナップにこのカメラが登場する機会が増えると思う。海を撮ってみたいカメラである。
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2020.02.19 Wed l カメラエッセイ l コメント (0) トラックバック (0) l top

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