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田川
 旅の四日目は中津城の見学から始まった。ホテルに帰ってから支度をして、中津駅から小倉方面に向かう。最初に降りた駅は行橋。ここはもう福岡県である。
 行橋からは第三セクターの平成筑豊鉄道に乗る。車内はロングシートだが、クリーム色の車体にはゆるキャラが色々と描かれていて明るい車両である。沿線は農村地帯で、炭鉱の多かった地方の印象とは異なり、緑の山々を見ながら走る。
 途中の無人駅から乗ってきたおばさんが「十何年ぶりに乗ったから乗り方がわからない」と運転士に告げる。ワンマン運転なので乗車時に整理券を取る必要があるのだ。普段乗らない人にはわかりにくいことだろう。
 行橋から一時間ほどで田川伊田に着いた。ここで下車する。田川市の散歩が今日の午前中の予定である。
 田川伊田駅は改築されて三階建ての洋館のような大きな駅となっていた。ホームは国鉄時代の面影を残す古びた屋根と柱の、決して大きな駅ではないのだが、駅舎はせめて明るく大きくといったところだろう。
 駅前の脇からアーケードが延びている。歩いている人は少ない。開いている店も少ない。それでも少しでも明るい通りにしようという事で、休憩ベンチや地元の解説など、飾り付けは随所に行なわれている。
 アーケードの端まで行って、駅まで折り返す。帰りは並行する外の道を歩いた。次の列車まで少し時間があるので、伊田の町を訪問した事の挨拶をするため、駅前にある風治八幡宮を参拝して御朱印をいただいた。
 田川伊田からJRの日田彦山線に乗って一駅の田川後藤寺で降りる。ここも駅前にアーケードがある。
 駅舎は白い小さなもの。小さな駅前広場は傾斜がついていて、駅から町に向かって下り勾配となっている。
 アーケードは伊田と同じような現況だった。違いがあるとすれば、後藤寺は道の先に高校があるためか、女子高生と何人もすれ違ったことだ。その分だけ華やかさは増すが、彼女たちが遊んで過ごせるような場所はない。
 アーケードの端まで行ってから駅前に引き返し、食堂に入って焼きそばを食べた。元気のいい店のおばさんと客。店内の使い込まれた佇まいはまさに昭和だった。それを求めて入店する私のような者がいる。
(iPhone5・FUJIFILM X100)
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2019.07.29 Mon l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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