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鳥栖
 午後は諫早から佐賀県の鳥栖に向かう。予定では列車の接続の関係で大村線と佐世保線を使って大回りして行く事になっていたが、予定より早く諫早に帰ってきたので長崎本線で行くことにした。
 列車の時間までまだ少しある。それで、長崎まで行って長崎から鳥栖行きに乗ることにした。諫早よりも長崎に出た方が食事できる店が多いからだ。雨で肌寒い感じもあるのでうどんが食べたい。
 長崎駅は新幹線の工事がたけなわだった。駅の手前のサッカースタジアム予定地も確認し、行き止まり式の終着駅長崎に着く。
 駅構内にはうどん屋はなく、駅ビルに入る。駅前に出てもいいかなと思い始めた時、スコールのような雨が降ってきて外に出るのは断念する。
 結局、駅構内の手作りパン屋でパンを買った。美味しかったので、これでよかったのだが雨が心配だ。混んでいた長崎行きとは逆に空いている昼の鳥栖行きに乗り込み、長崎本線を東に向かう。
 長崎本線は特急が頻発する幹線だが、佐賀県との県境付近は人口も少なく、普通列車の本数も少ない。私も今まで特急しか乗ったことがない区間だった。空いている普通列車でのんびりと車窓を眺めるのは楽しい。
 特急では見過ごしてしまいそうな風景がそこにある。干潟の海の横に設けられた小さなホームの駅に女子高生が一人降りていく。蟹の看板を掲げた店が湾曲する入り江の脇に立っている。ミカン畑の農村にぽつりと立つ無人駅。
 海側の席に座りながら存分に景色を眺めているうちに電車は佐賀県に入り、乗客が少しずつ増えてくると佐賀駅に着いた。
 まっすぐ鳥栖に向かっても早過ぎるので、佐賀で途中下車してみることにした。佐賀は城下町だ。一度泊まったことがあるのだが、夜にサッカーを観に行ったので街歩きはさほどしなかった。
 ところが、駅前に出てみると雨模様だった。キャリーケースを引きずって傘をさして行く気分ではなく、結局駅の周りを見て終わる。
 ホームに戻ると長崎本線の特急かもめ号がやってきた。サガン鳥栖ラッピングの車両だ。一度生で見てみたいと思っていたので嬉しい。ホームにはこれから試合に行く人がちらほら居るので、皆も注目している。
 佐賀からの電車は割と混んでいた。ドアの前に立って景色を眺める。サガン鳥栖のグッズを身に付けた人も多い。
 鳥栖駅は小雨だった。駅はサガン鳥栖の旗がなびき、諫早駅と同じようにアウェイサポーターの歓迎メッセージが貼られ、構内にはグッズショップもあり、駅前通りには応援ペナントがなびいている。
 予約した旅館は駅から少し歩く。予定より早く着いたので部屋で少し休んでから出発した。
 雨は次第に強くなっている。長崎の雨前線がこちらに移動してきたのかもしれない。スタジアムの前のグッズテントでタオルマフラーを買う。チームカラーのライトブルーとピンクがかわいい。
 一階席は諦め二階に回る。屋根が架からない前方以外はだいぶ埋まっている。一番上の席に座った。柱が邪魔だし、後ろから時折風に乗った雨粒が吹きこんでくるが仕方がない。だが、全体の客入りはよくない。収容力の四割ほどの入りだ。メインスタンドの上や、屋根がないゴール裏二階席は空いている。
 私は元スペイン代表のエースであるフェルナンド・トーレスのファンなので彼が出場することを願っていたが、なんと先発であった。試合前のウォーミングアップで彼へのチャントをサポーターが歌い始める。先日引退発表をしたからだ。
 試合は打ち合いとなった。しかも、トーレスが2ゴール。なんと良い日に来たのだと私は胸が熱くなり、雨による寒さを忘れて楽しんだ。試合もサガン鳥栖の勝利となった。鳥栖のスタジアムはいつ来ても温かい雰囲気が心地いい。外に出ると大雨になっていたが、私は気分よく旅館に向かった。
(FUJIFILM X100 iPhone5)
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2019.07.17 Wed l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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