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荒崎
 今回の訪問で知った事だが、ここ荒崎にはかつて城があったという。案内板によると、三浦一族の三浦荒次郎義澄の居城と伝わるそうだ。
 城の名ははっきりとしていないようだが、便宜的に長井城と呼ばれているようだ。
 どんどん引きの脇にそびえる「潮騒の丘」という隆起した丘は城山と呼ばれており、ここが城址らしい。丘の下は岩が切り立った崖で、海側から攻められる事はない地形だ。
 三浦一族である長井氏の居館があったとも言われ、築城は三浦義明の五男である長井五郎義季と言われる。また、宝治合戦で三浦一族が滅亡したのち、佐原盛時の弟である佐原光盛の子孫がここに在城したという話もあるなど、この長井城に関しては様々な説が唱えられている。
 いずれにしても、鎌倉時代前後に何らかの形でここに城が築かれ、歴史を刻んできたのだ。三浦半島の中世史が語られる機会は少ないが、三浦一族の歴史を始め、鎌倉幕府や、のちの室町幕府の関東管領(かんとうかんれい)の与えた影響など、三浦半島にも語るべき歴史は少なくない。
 今は風光明媚な公園となっている荒崎も、かつては城址だったなんて、歴史浪漫を感じる話である。
(SIGMA DP2)
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2019.04.13 Sat l 横須賀西部(相模湾側) l コメント (0) トラックバック (0) l top

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