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 先日、三泊四日で北東北に行ってきました。この旅の写真と話は改めて書くとして、同行者との会話で、最近フィルムカメラへの回帰へ心が向いている。
 同行者は八月の旅にフィルムカメラのリコーR1sを持っていったそうだ。非常にコンパクトで写りもいいAFカメラだ。このカメラのコンセプトをベースにして後に「GR1」が生まれた。
 手軽でコンパクトなカメラとはいえ、そこはフィルムだ。バシバシ撮るという訳にはいかない。じっくり撮るスタイルとなる。でも、旅先で風景を撮るのであれば(予算が許すのなら)フィルムカメラで撮るという行為は、より旅を楽しくするのではないかと思えた。じっくり風景と向き合える気がする。
 旅の撮影では記録写真も撮るが、そういうものは性能が良くなった今時のスマホを使えばいい。この風景はじっくり撮りたいという時、フィルムカメラを使うのだ。同行者も、おそらくそんな感じでリコーを使ったのだろう。
 じっくり撮るという行為を楽しむのであれば、デジタルでも可能だ。いいレンズ、いいカメラを使って、じっくり楽しみながら撮るのは楽しいものだ。でも、撮影という行為の面白さでは、フィルムカメラ(特にMFカメラ)の方が楽しいと私は思う(あくまで私見)。
 ただ、シチュエーションによっては絶対デジタルという場合もある。動きモノが好例だ。ブツ撮り、ポートレートも、デジタルの使いやすさが如何なく発揮されるシチュエーションだろう。
 要するに、旅という気ままなひとときだからこそ、まったりとフィルムを使うのが楽しいよね。という話なのである。無人駅のホームで遠くに見える山々を写す時。海岸道路を歩きながら岸壁と夕陽を撮る時。そんな時は別に慌てる必要もないし、失敗を恐れるのなら、それに備えて「今時のスマホ」で押さえの一枚を撮っておけばいい。
 同行者はそろそろライカを使ってみたいと言った。我が家に預けたままのニコンF3をもっと使ってあげてくれと思うが(自分が使うか笑)、レンジファインダーカメラを使ってみたいという気持ちはよくわかる。それこそ、デジタルで味わう事が難しい世界だからである。
 デジタルのレンジファインダーカメラあるよというツッコミも聞こえてきそうだが、そんな富豪カメラはとりあえず忘れておく。少し安めの国産機もあるが、あちらは中古で見かけることが少ない。あとは、気分だけレンジファインダーのフジのX100シリーズを使うかだろう(私も同行者も所有している)。
 M型ライカは、これだけデジタルな時代になっても中古相場が高いので、バルナックライカを欲しいと同行者は言った。安いのには理由があるのだと私は説明したが、不便も楽しみたいと同行者は言った。底蓋引き上げ式はオリンパスペンで経験済みだし、巻き上げノブも以前所有していたアイレス35C(私がおすすめして買わせた)で経験済みだ。その同行者なら、バルナックライカを持つ姿は「カメラ女子」していて似合いそうではある。
 そんな同行者の話を聞いていたら、私も欲しくなってきた。と言っても、私の場合はライカマウントのミノルタ機である。
 ライカMマウントでは、ライツミノルタCLというライカが設計してミノルタが生産したMFカメラがあって、以前からこのカメラがすごく欲しいのだ。電池がなくても動き(電池は露出計の作動に使われているだけなので、撮影部品には使用されていない)、小型なボディがいかにも「旅カメラ」だ。写真家の北井一夫さんみたく、このカメラにモノクロフィルムを詰めて、日本の村々を歩いてみたくなる。
 バルナックライカのLマウントなら、キヤノンやミノルタからもカメラとレンズが出ている。キヤノン7というカメラは以前から欲しい一台だ。何度か中古店で触った事があるが、ファインダーが見やすかった。
 ただ、ミノルタファンとしては、Lマウントカメラを買うなら、まずはミノルタ35シリーズ。それも、最終型のミノルタ35Ⅱbだ。このカメラは国産他社のレンジファインダーカメラと異なり、ライカにも似ず、コンタックスにも似てない、オリジナルなテイストと機構を持つカメラだ。巻き上げがレバー式なのはバルナックライカより先進的でさえある。
 要するに、私はライカマウントでミノルタロッコールレンズが使いたいのだ。あと、コシナのレンズ(フォクトレンダー、カールツァイス)も。
 思案を巡らせているうちに、ロッコールレンズで旅写真を撮りたいのなら、現在所有の機材でも出来るではないかと冷静になってきた。そんな訳で、ライカの事は一旦忘れて、冬の旅はミノルタSR-1sに28ミリと50ミリのレンズを持って出掛けてみようかなんて、思っている今日この頃である。
※ 写真は、そのミノルタSR-1sにMCマクロロッコール50mm F2.8を付けた所である。しかも、根元には純正の等倍アダプターを付けている。これで等倍マクロ撮影が出来る(レンズ単体だけだとハーフマクロである)。レンズそのものは、とても綺麗でお気に入りの一本。このレンズをNEX-6にマウントアダプター経由で付けて撮った写真が、当ブログにも掲載されている。興味のある方は、カテゴリー「湘南(藤沢~二宮)」を開き、二宮の吾妻公園に行った時の写真を参照してください。
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2018.09.22 Sat l カメラエッセイ l コメント (0) トラックバック (0) l top

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