FC2ブログ
真鶴
 真鶴は坂の町である。駅のある位置は高台の上で、海に向かって道が下っている。
 町役場の前の道は短いながらも平地で、周辺には家がそれなりにある。坂が多いゆえに、まとまった市街地はないが、この辺りから駅の方向に向かった辺りは町の市街といった感じだ。
 バス停を見ると会社が民間ではなくなっていた。以前は伊豆箱根鉄道のバスが真鶴駅と役場から岩地区を結んでいたが、2008芽より真鶴町コミュニティバスに移管されたようである。運賃は大人200円。
 真鶴町は神奈川県で初めて「過疎地域」に指定された自治体で、昨年秋の人口は七千人ほど。平成の大合併の時、お隣の湯河原町と合併する話が持ち上がったが、合併後の名将から真鶴の名が消えてしまうことなどを理由に町民の多くが反対して実現しなかった。
 もとより、神奈川県は平成の大合併で合併した自治体が少ない県(津久井郡の相模原市編入のみ)。真鶴町という名前を残したいという町民の気持ちと愛着も、この坂道と向こうに見える海の風景を眺めていると理解できる。
 旅人にとっては、この町の静かな坂の風景は心をくすぐる眺めだ。それが過疎地域という現実が作る風景だと思うと、複雑な気持ちにもなるのである。「まなづる」いい響きの地名だ。
(SONY Cyber-shot W1)
スポンサーサイト
2018.01.24 Wed l 真鶴・湯河原 l コメント (0) トラックバック (0) l top

コメント

コメントの投稿












トラックバック

トラックバック URL
http://seasonz.blog18.fc2.com/tb.php/1664-173f6b28
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)