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 二日目は郡山を七時頃スタートした。同行のTさんが「全国の第三セクター鉄道の完乗」を目標に掲げているとのことで、郡山から先、福島県と宮城県を結ぶ阿武隈急行と、仙台空港鉄道に乗りたいというので、早めの出発にしたのだ。
 早起きしたおかげで、電車の車内から朝の太陽を見ることが出来た。山から昇っていく太陽はとても力強い。北国を照らす太陽の頼もしさを感じる。こういう気持ちは雪の降らない地域に住んでいては感じにくいものだおる。
 宮城県内に入り、名取駅から空港線に乗り換える。電車は真新しい。私は2008年に秋田から三陸を旅した時に乗っている。平成に開業した路線なので全線高架で、広々とした田圃を見渡せる車窓である。「あまり期待しないように」と釘を刺しておいたせいか、Tさんは「思っていたよりは景色がよかった」と感想。ただし、車内はとても混んでいる。年末に出かける人達で大繁盛である。
 駅と空港はきれいな通路で直結している。空港でトイレタイムにして、少し空港ビルを見学。Tさんが焼きたて笹かまぼこセットを買ってきてくれた。お茶のサービス付で、待合用ソファに座って食べる。とても美味しかった。さすが本場だ。
 帰りの仙台行きは更に混んでいた。幼児が泣いていて可哀想になってくるほどの混雑。年末を宮城県の観光地で過ごそうという人達、或いは帰省の人達が大勢いるのだろう。
 仙台駅からは、「全国の私鉄を完乗する」ことを目標にしている私に合せて、地下鉄東西線という近年開業した渡船に乗る。取り立てて書くこともないが、時折電車は地上に出て、その車窓が森林公園のようだったことで「杜の都 仙台」を実感した。あと、乗車の際に買ったICカードのデザインが可愛かった。気になる人は「icsca」で検索を。
 仙台駅の構内で鯖寿司と餅を買い、福島方面に引き返す。阿武隈急行の乗り換え駅である槻木(つきのき)駅は仙台近郊といった感じの綺麗な駅舎と整ったロータリーを持つ駅だった。
 やってきた阿武隈急行福島行き電車は、伊達政宗をイケメンアニメキャラにしたイラストが描かれた車両で、車内放送も声優さんが行なっていた。この辺りは伊達家ゆかりの土地である。
 国鉄時代の終点であった丸森駅を過ぎると車窓は山深くなり、阿武隈川の渓谷美を堪能できるようになる。地面には少し雪も残り、青空の下、鯖寿司と餅を食べながら車窓を堪能していると、Tさんが買ってきた仙台駅の人気スイーツが出てきた。これがまた美味で、頬が落ちそうになる。それを食べながら銀河高原ビールのピルスナーを飲む至福の午後(私は甘いものを食べながら酒を飲める人だ)。
 福島県内に入ると畑が増えてきた。桃や林檎の畑が現れる。福島県は果物の名産地なのだ。福島駅からは東北本線を乗り継いで帰ることになる訳だが、さすがに栃木県に入ると名残惜しい気分になってきた。旅の気分の締めとして、宇都宮で降りた我々は居酒屋に向かうのであった。
(SONY NEX-6 LENS:SONY SEL 16-50mm F3.5-5.6 OSS PZ)
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2018.01.17 Wed l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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