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 西武鉄道安比奈線は、入間川の砂利を運ぶことを目的として、大正十四年に開業した貨物線である。昭和三十八年に休止となったが、これは事実上の廃止であった。その後、昭和六十二年に安比奈駅跡周辺に電車の車両基地を作る計画が持ち上がり、線路跡は残され続けたが、その計画が消滅したこともあって、遂に昨年正式に廃止という手続きが取られた。
 そんな安比奈線跡だが、廃止という扱いになったため、いよいよ今年から線路の撤去作業に入るという。五十年以上にも放置されてきた線路跡は、年月の割にはかなり線路の痕跡が遺されていた。
 南大塚駅を出てしばらくは住宅地の中を延びている。朽ちかけた架線の倒壊を防ぐために添え木をしている箇所もある、枕木は朽ちつつあり、レールも錆びている。線路内には雑草が生い茂り、住宅地の区間はかなり廃墟化が進行している印象だ。
 やがて線路は農地に出る。風景が開け、畑の中を路盤が延びているのがわかるのだが、並行している道がなく、観察が難しくなった。
 道路を迂回してなんとか再び線路の側にやってきた。このあたりからは線路の脇に道も現れ、観察がしやすくなった。やはり、この辺りの区間も線路はかなり朽ちている。
(RICOH GR)
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2018.01.08 Mon l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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