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 掲載できる写真のストックがなくなったので、今回は雑記などを。
 泊りがけの旅に持っていくカメラで毎回悩む。撮影を目的にした旅ならば、ある程度目的に沿った選択ができるのだろうが、自分の場合、撮影を目的にして旅に出かけることはほとんどない。
 一眼レフに数本のレンズ、あるいは標準ズームという選択が無難に思えなくもないが、一眼レフを持って行動するのは結構重い。旅の移動は鉄道かバスで、旅先では徒歩での散策が多いからである。車で移動している旅なら、一眼レフに複数の高級レンズのセットだろうが、中判カメラだろうが、積極的に持ち出せることだろうなとは思う。
 日帰りの話だが、以前、北鎌倉にペンタックス645に55mmレンズ(中判だと準広角レンズになる)を付けてスナップに行ったことがある。645はデジタルのではなく、フィルムカメラの初代のだ。持っている人、あるいは、触ったことのある人なら理解していただけると思うが、この中判一眼レフ、重いのである。いや、この手のカメラの中では軽くて使い勝手のいいカメラらしいのだが、私には重い。80年代のカメラだし、フィールドカメラであることを売りにしているから金属ボディだ。散策途中で腰が痛くなったが、撮影はがんばって、フィルムは使い切った。
 ※その時の写真を掲載した記事 「東慶寺」 「北鎌倉駅前」
 泊りがけの旅で持っていく一眼レフとしては、所有機の中では、オリンパスE-410はなかなか素敵な一台だ。小さくて軽い。しかも、私の持っているフォーサーズマウントのレンズは、25mmのパンケーキだけなので特に軽いセットになる。このカメラ、カタログでは宮崎あおいさんが小湊鉄道をカメラ旅するという写真に溢れていた。そういう使い方をメーカーも推奨しているのだ。私もいい旅カメラだと思っている。
 だが、フォーサーズなのである。もう新製品は発売されない。しかも、私のE-410は電源が時々入らなくなるという持病があり、旅で使うには難しい。今までは何度か旅に持ち出してきたが、現在はスナップでも持ち出す機会が減った。カメラ自体は大好きなので、フォーサーズの灯が消えたのは残念である。
 となると、軽いコンデジやミラーレスというのが正解なのだろう。事実、そうなることが増えた。夏に和歌山~神戸~京都と回った旅でもリコーGRを持っていた。あの小ささでAPS-Cというのは嬉しいスペックである。広角レンズ自体も好きである。28mmという画角は、フィルムが主流だった時代、私のミノルタαの基本スタイルだった。
 そう、以前α9000で旅に出たことがある。デジタルカメラをまだ一台しか持っていなかった昔の話である。
 行き先は会津だった。喜多方を宿泊地に決め、常磐線のいわき駅から磐越東線、郡山から磐越西線と乗り継いだ。磐越東線の車内で向かいに座る青年にカメラのことを聞かれた。「α9000なんてシブイですね」という訳である。そういう青年は、ペンタックスMZ-5とリコーGR-1だった。軽量な一眼レフに標準ズームを付けて、広角のコンパクトカメラでちょっとしたスナップ。いい組み合わせだと思った。これは現在でも使えるスタイルだ。今ならさしずめ、高性能ミラーレスに標準ズームを付けて、高画質コンデジという感じだろうか。
 その旅でも、α9000には28mmを付けていった。これ一本である。猪苗代湖近くでレンタサイクルを借りて風景撮影をしたが、かさばらなくて扱いやすかった。
 現在のデジタルカメラのラインナップで、α9000を彷彿させるデザインというかイメージのカメラとなると、ソニーα7か、パナソニックG7かG8あたりだろうか。両社ともミノルタ関係者が関わっているからこそのセレクトだ。他社なら、フジのX-Tシリーズなんかもイメージに近い。
 こういう軽快なミラーレスに広角レンズを一本だけ付けて、古い町並みの残る土地を旅したら、とても楽しいと感じる事だろう。シブイかどうかはわからないが、広角単焦点だからこそ切り取れる景色はある筈だ。
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2017.12.17 Sun l カメラエッセイ l コメント (0) トラックバック (0) l top

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