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西脇市
 新長田駅の構造はシンプルなもので、地下鉄のエスカレーターを上がると、すぐにJRの乗り場だった。私は難なく、やってきた下り電車に乗れ、須磨で快速に乗り換えて加古川駅に到着した。
 久々の加古川駅は高架化されていて綺麗になっていた。山陽本線と加古川線の乗り場の境には中間改札が設けられていて、そこで改めて切符を見せてホームに上がる。エメラルドグリーンの電車は満員だった。登校日だったのか、高校生の姿が目立つ。
 加古川線は低い山並みを望みながら、平地をひたすら走る。現れる風景は農村そのものであり、特に絶景があるという訳でもなく、変わった建物もある訳でもなく、平凡な風景ではあるが、ここまで都会の中をさまよってきた道中なので、そういう風景が好ましく思えた。
 この電車の終点の西脇市駅で、ほとんどの乗客は改札を出ていった。わずかな乗り換え客が跨線橋を渡って、隣のホームへと移っていく。停まっている電車はここまでの電車と同じ色だが、一両である。
 西脇市までの電車は103系という国鉄時代からの古い電車だが、ここからの電車は割と近年に製造されたもので、車内はいかにもJR西日本な内装の転換クロスシートだ。
 そんな内装に似つかわしくないほど、西脇市駅からの車窓は山間となっていく。家の数も減り、駅も簡素な造りのものばかりとなった。もう、この風景は近畿地方というより、中国山地のものに近い。私は姫新船や伯備線あたりの風景を思いだしながら、加古川線に乗りに来てよかったと、空いている車内で思った。
(RICOH GR)
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2017.09.06 Wed l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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