京都鉄道博物館
 二日目の夕方、天橋立から「丹後リレー号」という列車で福知山に出た。「タンゴエクスプローラー」という特急車両を使用した快速で、あっという間に丹後から丹波に出る。
 福知山では駅前の喫茶店でコーヒーを飲み、日が暮れてきた山陰本線を亀岡にと向かった。電車は割と混んでおり、私達はドア横の補助席に落ち着いた。Tさんはこの折りたたみ式の席を気に入り、電車の話などをしながら明智光秀の城下町亀岡にと着いた。亀岡駅からタクシーでホテルに向かう。運転手は三年後に完成する亀岡サッカースタジアムの話と治水の話をしてくれた。スタジアムが出来たらまた来ることになるだろう。
 荷物を部屋に置き、我々は「竹の湯」という銭湯に出かけた。途中のスーパーでシャンプーやボディソープを買って、小さな川に面した古い銭湯でくつろぐ。亀岡唯一の銭湯だそうである。風呂のあとは駅前の居酒屋で飲む。鳥と店名に入っている店だけあって、やきとりがとても美味しく、昭和の木造建築の雰囲気を残すカウンターでしみじみした。

 三日目、我々は城下町の細い道を歩き亀岡駅に出て、一駅隣りの馬堀駅に向かった。この駅を降り、徒歩10分ほどでトロッコ列車の嵯峨野観光鉄道のトロッコ亀岡駅がある。まだ時間があるので、我々は近くの沢に行き、山から吹いてくる涼しい風と、ひんやりした水と戯れた。三日連続の水遊びである。付近は山が迫り、保津川の渓谷の入口が近いが、駅のまわりは広々とした田園である。
 自然と戯れまったりした我々は、いそいそと駅に向かったが、そこは観光客の大群が占拠する空間であった。指定券を取った時、窓側が完売していると係員から聞いた時点で危惧していたことだが、トロッコ列車は国内外からの観光客で満席で、まことに賑やかな車内であった。保津川の景色は綺麗である。
 嵯峨嵐山駅から山陰本線の旅を再開するが、こちらも混んでいる。ドア横の補助席に活路を見出そうとしたが、こちらも埋まっている。我々は疲労をにじませながら京都駅に着き、コインロッカーに荷物をまとめるとバスに乗った。
 京都鉄道博物館は京都駅からバスで15分ほどの距離。11時の開館時間からさほど経っていないが、すでに入口は混んでいる。駐車場には何台もの観光バス。館内は国鉄の名車たちがずらりと並び圧巻である。外には、かつての機関庫を元に造られた機関車の展示スペース。こちらは館内ほどは混んでおらず、じっくりと機関車が見られる。すぐ横にある旧二条駅駅舎を移設して建てられた蒸気機関車の展示コーナーも良かった。やはり木造駅舎は良いものだ。
(RICOH GR DIGITAL)
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2016.10.01 Sat l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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