石垣山城
 戦国時代の小田原城の遺構の探訪に後ろ髪をひかれつつ、城公園の前からタクシーに乗る。駐車場の管理人さんも「ここから歩きだと山だから二時間コースだけど、タクシーなら10分ちょっとだよ」という石垣山一夜城に行く。
 東海道線の早川駅の脇から急な山道を上がっていき、やがて入口に到着。タクシー代1450円なり。
 石垣山一夜城は、豊臣秀吉による北条家討伐の際に、小田原城からよく見える場所に城を建てて威嚇してやろうと造られた城である。先ほどの小田原城の天守からもよく見える位置にあったこの山は、元々は「笠懸山」と呼ばれていて、北条家の砦も築かれてあったそうだ。小田原の周りには警備目的でいくつもの砦が築かれてあったので、そのひとつだったのだろう。
 そこに秀吉が財力と権力を発揮して三ヶ月足らずで城を造ったのだ。当時は関東で石垣を用いて造られていた城は少なかったが、西国では石垣は珍しくなかった。そこで、畿内より穴太衆という石垣造りのスペシャリストを連れてきて、箱根外輪山の石を運んで石垣を造ったのだそうである。ちなみに、穴太は「あのう」と読む。
 その四百年以上前の石垣が崩れながらも残っているという、素晴らしき城址なのである。テンションを高めながら、入口に入っていく。
(SONY NEX-6 LENS:SONY SEL PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
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2016.06.14 Tue l 小田原 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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