小田原城
 天守の上にやってきた。ここからは箱根の山々も、相模湾の海も、伊豆半島も、三浦半島も、とにかく北条家の領地がよく見える。戦国時代、つまり北条家の時代には天守というものはないけれど、物見櫓はあったので、物見の人はこういう広い風景に接していたのだろう。いや、今よりも建物がない時代だから、もっと大パノラマだったに違いない。
 一周してひととおりの風景を眺めていると、駅の方角の下にある巨大な空き地が目立つのだ。ここは北条家時代の曲輪があったという事で、それまで建っていた野球場を壊して現在発掘調査中である。
 小田原城という城は戦国時代はとにかく巨大だった。日本最大の城郭都市であり、総延長9kmにも及ぶ「総構え」という囲いで町を囲み、町そのものが城であったのだ。天正十八年(1590)の豊臣秀吉による小田原攻めの際には、城内で自給自足できるくらいの設備だったと言われる。
 そんな戦国時代の小田綿城の面影を求めるなら、公園内よりも町を歩くほうがよく、あちこちに興味深い遺構が残っているのだが、それは次回の訪問のときのお楽しみにすることにする。天守を下り、歴史見聞館で展示物を見て、小田原城公園を出て、ういろう本店に寄ったりしたあと、タクシー乗り場に向かう。
(SONY NEX-6 LENS:SONY SEL PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
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2016.06.12 Sun l 小田原 l コメント (2) トラックバック (0) l top

コメント

No title
天守に登られたのですね。
私がいった桜の時期は耐震工事中で登ることが
できませんでした。
こういう景色が見えるのですね。
登った気分になりました(笑)
2016.06.14 Tue l aunt carrot. URL l 編集
No title
コメントありがとうございます。

そうなのです。十か月におよぶ改修工事も終わり、天守の中に入れるようになりました。中は綺麗にリニューアルされたそうで、展示物もかなり充実したものでした。甲冑や刀も展示されていました。
写真は小田原駅方向のものですが、360度楽しめる眺望で、海も山も堪能できます。次回小田原に行った際には是非登ってみてください。
2016.06.15 Wed l アルファ. URL l 編集

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