深見城址
 看板に従い小道に入っていくと城址の近くに辿り着いた。ここは深見城の城址である。
 深見城は詳しいことが不明な城である。誰が、いつ頃、この城を造ったのか確証となる史料がないというところなのだが、戦国時代中期と末期は地域的に北条家の管理下にある城だったことは間違いない。北条家の城といえば、その卓越した逐城術であるわけだが、この城の場合はどうだろうか?
 城址は森となっている。昔は境川がもう少し大きい川だったかもしれず。この川が外堀の役目を果たしていたことは想像に難くない。中にある土塁はそれほど高くなく、中から主郭を覆う土塁は割と容易に登ることができた。これは経年で土が積もった結果によるものと考えたい。
 さて、中の曲輪なのだが、実は主郭がひとつあるだけである。一旦城の外に出た所に立っていた案内板も見たが、主郭しかないようである。その主郭に虎口が至近距離でふたつ存在している。なぜなのか?どちらかは罠が仕掛けてあって、入って来ようとした敵を貶めるためにそう造ってあるのだろうか?あるいは、出入りする人の立場などによって通る虎口を分けていたのか?
 この小さな城の謎を色々考えてみる。そういうのがまた戦国城址の楽しみでもある。
(RICOH GR DIGITAL)
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2016.05.29 Sun l 高座 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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