鉢形城
 秩父曲輪から大手口に出る。近くには諏訪神社があり、その横をJR八高線の線路が通っている。鉢形城はとても広い城なので城内に鉄道や道路が通っているのだ。
 巨大な空堀には花がたくさん咲いている。城の外周にあたる所に出て歴史資料館に向かった。ここには鉢形城の復元ジオラマがあるそうである。曲輪の上にどんな建物が建っていたのか?それを想像しながら歩くのが戦国城址の楽しさであるけれど、こうしてシオラマにしてもらえるとイメージが湧きやすい。しかし、入口まで来て本日休館日と知る。毎週月曜日は休みらしい。
 気を取り直して再び大手口のほうに戻り、先ほど歩いてきた区画とは道路を挟んで向こう側となっていた区画を歩く。ここは深沢川という川幅は小さいが渓谷を形成している川が流れており、この深沢川が城の内堀の役目を果たしていた。深沢川の近くには高い土塁もある。先ほど歩いてきた曲輪はいずれも広い芝生になっていて、それだけ多くの戦力を置いておける事が出来たと想像させるものであったが、こちらは天然の川と高い土塁で攻められにくさを築いている訳だ。
 少し先は植物公園のようになっていて、少し城址の雰囲気は損なわれているが、こうして一周してくると鉢形城の規模がよくわかった。ちなみに、笹曲輪に戻ってくるまでの所要時間は約二時間だった。
 戦国時代初期には長尾景春が拠点として、戦国時代中期以降は北条家の西武蔵の拠点として北条氏邦の居城となった鉢形城。現在はとにかく芝生が広い城址だが、あちこち興味深い遺構があり、充分に戦国時代の城の雰囲気を今に伝えていた。歴史資料館に入れなかったこともあり、そう遠くないうちにまた足を運びそうである。
※鉢形城について詳しいサイト
(FUJI FILM X100)
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2016.05.24 Tue l 神奈川県外の戦国史跡 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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