小菅ヶ谷
 飯島市民の森から本郷台駅に戻ってきた。本郷台は横浜市栄区の中心地なので、駅周辺は団地や病院などの公共施設が建っていてそれなりに人通りの多いところである。
 もう少し駅のまわりを歩いてみようと考え、駅に併設されているコンビニでビールを買って散歩を再開した。「インドの青鬼」というビールを、そのネーミングと缶に描かれた鬼(?)の顔の抽象画の可愛らしさで購入して、周辺案内板に従い駅の近くの川に行く。
 駅前から南に延びる道を数分歩くと城山橋という名前の付いた橋がある。こういう名前が付いているという事は、かつてこのあたりに城があったという事である場合がほとんどなのだけれど、周辺の風景は「山」というほどの起状のある地形でもなく、きっとこの先の丘に城があったのだろうと推測した。
 城山橋のまわりは高校や団地があり、けものへんに由と書いて「いたち」書くいたち川という小川は、そんな鉄筋の建物の隅にひっそりと流れていた。川の名を記す看板に描かれた浴衣姿の美少女のイラストに、往時の川ののどかな姿を想像し、「インドの青鬼」を飲む。飲み始めてすぐにアルコールが体内に回ってきた感覚に、缶に書かれたアルコール度数を確認したら「7%」と、ビールとしては高い度数であることを知る。
 鬼の味に浸りながら、小川の昔の風景を思い浮かべる夕方である。

※ 小菅ヶ谷殿館(鎌倉時代の館。城山と呼ばれていた)についての解説
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SONY NEX-6 LENS:SONY SEL PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
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2016.05.14 Sat l 横浜郊外 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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