宗閑寺
 山中城址を一通り回った。既にバスを降りてから一時間半ほど経っていた。それだけ大きい城ということで、もう少しじっくり見て回れば二時間以上かかるだろう。途中、駿河湾が見下ろせるという箇所があったし、場所柄本来は富士山が大きく見える所なのだが、この天気ではいずれも見えなかった。天気がいい時に出直してじっくり見て回りたいと心に誓った。
 城址の近く、というか本丸跡から国道のほうに下りてくると近くにお寺がある。宗閑寺というそのお寺は間宮康俊の法名から名付けられたお寺で、間宮康俊の娘であり、のちに徳川家康の側室となるお久が家康にお願いして立てたと言われている。本堂の左手にお墓があった。ここには山中城の戦いで亡くなった人達が敵味方問わず祀られている。その一つの墓石に「豊前守」という文字がある。今で言うフルネームは「間宮豊前守康俊」なので、これは間宮康俊のお墓である。静かに挨拶をさせていただいた。
 城址とお寺訪問という目的が達成されたのでバス停に向かう。霧はますます濃くなっている。その霧が神秘的な雰囲気を作り出して、周辺を厳かな空気に染めていく。
(FUJI FILM X100)
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2015.12.28 Mon l 神奈川県外の戦国史跡 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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