大庭
 古城巡りがすっかり楽しくなってきた私は、今ひとつ冴えない空の下を東海道線の辻堂駅に向かった。辻堂駅の北口は近年ショッピングモールが出来て賑わいのあるエリアになった。駅から階段を下りずに入店出来るそのショッピングモールに入ってみたが、店内の造りはこの手の建物はどこも代わり映えはしないし、入っている店舗もおなじみな顔ぶれではある。
 昼食時まで辻堂駅前で時間を潰し、午後に散策をスタートさせた。今回の目的地は大庭城址(藤沢市)である。大庭は「おおば」と読む。
 城址まではバスで行ってもいいのだけれど、一時間はかからない距離だろうと歩きにする。駅前からまっすぐ延びる道を歩いていくとやがて小山が立ちはだかり、道はトンネルでその小山に吸い込まれていく。城址はこの小山の向こう側なので右方向に進路を変えて歩いていくと、新湘南バイパスという道が現れる。この道を更に東に向かうと交差点があり、そこを左折すると城址の方向である。
 「城」というバス停があった。「たて」と読み仮名が振ってある。こういう読み方は初めて見た。難読バス停だ。町として開発されているのはバイパスの所までであるようで、左折して歩きはじめたこの道は交通量こそ多いが景色は突然鄙びたものになってくる。道の左手は小山の東端で、右手は広大な草地が広がる。この草地に埋もれて道からは確認できないが、この広々とした草地の中に引地川が流れているはずである。
 「舟地蔵」というバス停の所に来て城址の丘が見えてきた。この写真の右手にある丘がそれである。引地川の支流である白糸川を超えると舟地蔵が説明板と一緒に佇んでいる。北条早雲による大庭城攻めの際にあった悲話に因むお地蔵さまだそうだ。
舟地蔵について
(SIGMA DP2)
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2015.10.14 Wed l 湘南(藤沢~二宮) l コメント (0) トラックバック (0) l top

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