忍城
 歴史好き友人と一緒にJRのフリーきっぷを手にして高崎線の吹上駅にやってきた。ここから朝日バスというバスに乗る。関東平野の郊外の町にはありがちな、中規模のロータリーを構えた駅前から田んぼと家が並ぶ道の風景。少し町中に入ってきたところでバスを降りる。
 私達は忍(おし)城の城跡に来ていた。豊臣秀吉による北条家攻め(1590年)の際、石田三成率い軍が攻めあぐね、遂には小田原城の開城まで持ちこたえてしまったという伝説の城である。
 石田軍が攻めあぐねたのは、城の周辺が沼地であったのが主な理由とされているけれど、細かい史料が残っているわけではないようで、それゆえに後世にこの戦いは伝説味を持って伝承された。現代でも小説や映画の題材になっている。私もこの小旅行に備え、「水の城」というこの戦いを描いた小説を読んできた。
 今の忍城は当時の面影はほとんどない。石田三成が水攻めをする際に造らせたという堤の一部が残っているくらいだそうだけれど、時間の関係でそこは訪れず、天守を模した櫓と併設されている郷土資料館に立ち寄る。忍城を守り通した成田家の家紋の旗が誇らしげに掲げられていた。
(SONY NEX-6 LENS:SONY E PZ16-50mm F3.5-5.6)
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2015.10.11 Sun l 神奈川県外の戦国史跡 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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