電鉄富山
 電鉄魚津駅に向かって私は少し小走りで向かった。次の電車の時間が迫っていたためで、この電車に急いで乗りたい理由もあった。
 無事、5分以上の余裕を持って駅に着く。やってきた電車は他の地鉄電車とはカラーリングの異なる電車。このカラーリングは京阪電鉄の特急車の塗装で、この車両は元京阪電車なのだ。他の地鉄電車と違うのはカラーリングだけでなく、編成両数についてもそうで、この電車は他より一両多い三両である。その多い分は、中間車に二階建て車両を連結していることにある。
 この電車は特急の電鉄富山行きで、当然のように二階の座席を選び座っていた私のところに女性乗務員がやってきた。二階建て車両は指定券として220円が必要とのこと。勿論払って指定券を受け取る。乗務員さんは私が二日間ふりーきっぷを持っている事に反応して、沿線案内のパンフレットを鞄から取り出しプレゼントしてくれて沿線の話を振ってきた。私が先ほどは魚津城跡を見てきて駅まで走ってきたので少し汗をかいたと苦笑しながら話すと、窓上にある冷房のダクトの調節について教えてくれ、更にこの先の上市駅で向きが変わるので、上市からはあちらの列が進行方向の席になりますと親切に教えてくれた。
 電鉄魚津駅では雨も上がり少し空に晴れ間も見えていたけれど、電車が上市を過ぎてやがて富山市内に入ると雨が降ってきた。もうすぐ終点というところで再び乗務員さんが現れ、「このあとは富山市内の観光をする」と言った私に「ふりーきっぷは市電も乗れますので是非市電も乗ってみてください」とおすすめしてくれた。
 電鉄富山駅に着いて、京阪時代のそのままに車両の側面に描かれてある京都三大祭のひとつ「時代祭行列絵図」のイラストを眺め、この電車を名残り惜しんだ。
富山地方鉄道 ダブルデッカーエキスプレスのご案内
(SONY NEX-6 LENS:SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
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2015.07.16 Thu l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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