上越線
 青春18きっぷを握りしめ、乗り継ぎを予定通り出来ずにいた私は雨の水上駅に立ち尽くしていた。13時台の列車の次は17時台。上越線の水上~越後湯沢間は極端に本数が少なくなる。
 水上にはここ数年何度か訪れて温泉にも入っている。この雨の中で時間を潰す気分にもなれず、15時20分のバスで新幹線の上毛高原駅を目指した。
 途中から自分しか乗客が居なくなったバスは快調にバス停を通過し、20分で上毛高原駅に着いた。丁寧で親切な運転手さんに見送られ切符売場に着くと、なんと次の下りは15時43分。ここは通過する列車のほうが圧倒的に多い駅なのでこれに乗りたい。慌てて越後湯沢までの切符を買い、小走りで階段を駆け上がるとちょうど列車は到着した。
 乗ってしまえば新幹線は速く、17分で国境を越えて越後湯沢に着いた。そう、この地は県境ではなく国境と呼びたい。川端康成の「雪国」の「国境のトンネルを抜けるとそこは雪国だった」の如く、越後湯沢は雪景色で、しかも晴れていた。群馬県と新潟県とで天気が違う事はよくある事である。
 越後湯沢駅には「ぽんしゅ館」という約百銘柄の新潟県の地酒を500円で5回分自由に選んで飲める施設があり、ここに来るといつも寄っているのだけれど、長岡行きの接続が良すぎて断念する。予定が崩れて時間が押しているのだった。
 それでも、上越線の雪景色を堪能しながら鈍行旅を楽しむ。六日町駅のすぐ近くにそびえる坂戸山を見ながら、かつてここにあった坂戸城に想いを馳せ、長岡を目指す。
 今回の写真は越後堀之内駅にて撮影。
(RICOH Caplio GX100)
「ぽんしゅ館」
http://www.ponshukan.com/05_1.htm
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2015.04.28 Tue l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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