浜川崎
 135mmという焦点距離はあまり人気がないのか中古相場が割と安い。ニコンのDC135mm F2とか、ミノルタ~ソニーのSTF135mm(ボケの美しさに拘って特殊なフィルターを組み込んだレンズ)みたく特別な評価を得ているレンズはともかく、135mmという存在はなんとなく影が薄い。
 中望遠と望遠の境目はどこなのか?私は135mmがその境目と思っているけれど、85mmや100mm(ニコンだと105mm)といった中望遠のストライクなポジションにあるレンズはいわゆるポートレートレンズとして人気があるのに対して、135mmは使いどころが難しいのかもしれない。人を撮るには長すぎて、望遠として使うには短いというジレンマ。それゆえに、自分も今まで持っていたのはペンタックスのM135mm F3.5というコンパクトなMFレンズだけだった。やはりこれも格安で手に入れたものである。
 先日、ひょんな事からミノルタの135mmのMFレンズを手に入れた。ピントリングが金属で塗装が少し落ちて下地の銀色が見えているがレンズは綺麗で、これを三桁の金額で買ったのだった。
 ミノルタのMFレンズ、つまりロッコールレンズはハズレが少ないと言われる。それはスペック的な意味でもあり、コンディションの良いものが多いという意味でもあるのだろう。それでいて、基本的にはAF一眼レフには付けられないから人気がなく安い。同じ理由でキヤノンのFDマウントのレンズも安い。
 135mmは構造がシンプルに作れるのか、F値が3.5とかのレンズでも良く写るものが多いそうで、このミノルタのレンズもネットで作例を見るといい感じ。そういう次第で、とても良い買い物をしたと喜びつつ、早速試し撮りに出かけた。本来はフィルムカメラのMF一眼レフに付けて135mmの画角を味わいながら撮りたいところだけれど、テストなのでマウントアダプターに付けてミラーレスで撮る。
 浜川崎駅にやってきた。南武線支線(浜川崎線)と鶴見線が合流する駅で、両線を結ぶ貨物用の線路がある。その線路の踏み切りに立って撮影する。マイクロフォーサーズに付けると画角が2倍になるので、このレンズは270mm相当の画角になる。これでスナップするのだから、どこか罰ゲームめいているけれど楽しい。
 線路際の猫にピントが合わせにくいとピントリングを回し試行錯誤したりしていたけれど、近くのものより遠くのものの方が撮りやすいと感じ、線路の向こうに居たディーゼル機関車にカメラを向けた。機関車にピントを合わせた写真も撮ったけれど、機関車をぼかした方の写真が面白く思えた。
 オリンパスに付けるよりパナソニックに付けた方がロッコールレンズは写りが良く思えてルミックスにしたのは、パナソニックは元ミノルタの開発スタッフが関わっているという知識の刷り込みも多少は影響している。
(Panasonic LUMIX GF1 LENS:MINOLTA MC TELE ROKKOR 135mm F3.5)
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2015.02.18 Wed l 川崎南部・鶴見 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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