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比布
 今年の二月にソニーのRX100(初代)を買って、最近はもっぱらこれを持ち出す機会が多い。小さくてよく写る。カールツァイスレンズのカメラという気分的高揚もある。旅カメラとして良い一台だ。
 そんなRX100を持って先月北海道の宗谷本線に乗ってきた。来年三月に廃止される駅を中心に駅めぐりをしようという趣旨だった。北海道は毎年のように駅が廃止されている。今年は札沼線のローカル区間も廃止された。
 その時の話を駅ごとに書いてみようと思う。ただ、実は近日また旅に出かける。今度は少し長旅だ。
 こんな時勢に旅なんてという意見もあるかもしれないけれど、熟考した末に、自分なりの考えを持って行動するつもり。当然のことながら向かう先は制限地域ではない。
 という訳で、ブログの更新は一週間ほど止まります。再会後は宗谷本線無人駅シリーズを展開する予定です。宜しくお願いいたします。
(写真は宗谷本線比布駅。SONY RX100)
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2020.11.25 Wed l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
前田川
 前田川流域を歩き始めた。にわかに周囲は山深くなり、道も未舗装だ。大楠山の登山道と分かれると、人の気配のない道となる。
 畑の跡らしき空地がある。もしかすると現役かもしれない。人家はない。斜面の中腹に造られた道だ。
 やがて前田川を越える橋が現れ、その先は進入禁止区域となった。ここからは、もはや人工物などない世界だ。
 引き返しながら川を眺める。途中、川まで下りられる場所もある。川の脇を歩けるようにもなっているが、雨の影響でぬかるんでいるのでやめる。
 20分も歩けば前田橋だ。人里離れた山中を歩いてきたのが不思議なくらい、海は近い。
 秋谷海岸を少し歩いて、秋谷バス停から逗子駅行きのバスに乗って帰路に就いた。
(SONY RX100)
2020.11.24 Tue l 横須賀西部(相模湾側) l コメント (0) トラックバック (0) l top
正行院
 前田橋バス停から内陸部に向かう。前田川に沿って行ける所まで歩いてみようと思う。
 国道から少し奥に入っただけで既に山の中のような景色に変わる。海と山が近い。これぞ横須賀の風景だ。やがて小さな橋で前田川を越えると、川沿いに遊歩道が現れた。
 こちらを歩いてみても面白そうだが、まずは普通の道路を歩いてみる。家が並び、低い山が迫る。谷口の景色だ。川が作り出す地形のせいか、道はまっすぐではなく左右に曲がっている。
 やがてお寺が現れた。正行院というお寺で、三浦訳詞如来十七番札所だという。
 庚申塚の並ぶ山門前から境内に入る。鎌倉幕府の侍所別当である和田義盛が正治元年(1199)に妻である巴御前の菩提寺として建立したのが始まりだという。巴御前の遺髪が埋蔵されているそうだ。
 山と集落の境のような地に立つ。その立地と夕方の空気がとてもおだやかで、参拝して境内で少し休んだ。三浦半島の歴史は鎌倉幕府の歴史とも通じる。散歩をすることは歴史を振り返る旅となるのだと思った。
(SONY RX100)
2020.11.22 Sun l 横須賀西部(相模湾側) l コメント (0) トラックバック (0) l top
秋谷
 秋谷漁港を見てから秋谷海岸に戻って、前田川沿いに内陸部に向かう。
 前田川は先ほど登った小山の下に沿って流れていて、細い流域の両側に家が並ぶ。小山の麓に並ぶ方の家のために人道橋が何本か架かっている。
 国道の手前は川の両側が広くなり、そこに駐車場が設けられているが、ここはかつて大楠温泉という共同浴場があった。
 三浦半島は首都圏にありながらとても自然に溢れた良い所だが、温泉がとても少ないことを残念に思っている。今でも大楠温泉が健在なら、横須賀市の西海岸の旅も更に楽しくなっただろうと思う。
 以前に一度だけ大楠温泉に行ったことがある。友人と車で三浦半島を一周した帰路だった。畳の休憩室もあり、和風のいい温泉施設だった。
 大楠温泉の跡地から緩い上りの小道を行くと、そこは国道で、前田橋バス停がある。前田橋バス停は大楠山登山口であり、休日はハイキング客の利用があるバス停だが、平日の今日は周辺は静かで、下校の小学生の集団の声が明るく響くだけだ。
(SONY RX100)
2020.11.18 Wed l 横須賀西部(相模湾側) l コメント (0) トラックバック (0) l top
秋谷
 小山を下りて、再び海岸にやってきた。小山は海岸から少し突き出している。そこを回り込むように歩いていくと漁港が現れる。秋谷漁港だ。
 秋谷漁港は長い防波堤が印象的だ。岸には漁業倉庫が並び、その先は駐車場となっていて関係者以外立入禁止である。
 三浦半島を海岸線に沿って歩く散歩を今まで多くやってきた。金沢八景から鎌倉まで、ほぼ外周を歩いたが、一部歩行不可能な場所がある。自衛隊の敷地であったり、岩場が急で歩けない箇所だったり、理由は様々だが、ここ秋谷は漁港の敷地ゆえに、すぐ隣の芦名へ行くには内陸の国道に出るか、先ほど歩いた小山を経由するかしかない。
 芦名側から秋谷に向かって磯を歩いたことがあるが、芦名漁港の端から秋谷へは、すぐそばである。
(SONY RX100)
2020.11.17 Tue l 横須賀西部(相模湾側) l コメント (0) トラックバック (0) l top
芦名
 立石公園で休んでいるうちに少し晴れてきた。秋谷海岸に出て、前田川の小さな河口を渡り、海岸に面した小山に向かった。
 橋の名は城山橋だった。この辺は芦名城という城があったことは知っているが、秋谷海岸のこの小山が城だったのかは知らない。
 山はちょっとした住宅地になっていて、綺麗な戸建てが並んでいたりする。横須賀市の西海岸は所々リゾート感のある町並みである。やがて、豪邸が現れ、そして何かの工事で塀が立てられ海の眺めが遮られた。
 隙間から芦名港が見える。今回は秋谷で折り返す予定なので芦名には行かないが、ここも雰囲気のある漁村だ。
 上から見る芦名港の眺めはとてもいい。そして地形が複雑だ。でこぼこした斜面など、城に適した土地と実感する。
(SONY RX100)
2020.11.15 Sun l 横須賀西部(相模湾側) l コメント (0) トラックバック (0) l top
立石
 久留和のカーブを曲り終わると立石公園が見えてくる。海岸に岩が切り立つ所だ。
 ちょうど昼時なので持参のパンを公園で食べる。公園と言っても小さく、ベンチが少しあるだけだが、眺めはとても良い。
 ここは夕陽撮影の名所で、天気のいい日の夕方はカメラと三脚を持った人が多く訪れる。公園の横に駐車場があるので訪問しやすい環境であるからだろう。
 個人的には三浦半島の夕陽の名所はここに限った話ではないと思っているので、この地に拘りはないが、景観の良さのわかりやすさでは三浦半島を代表する地のひとつと言えると思う。
(SONY RX100)
2020.11.13 Fri l 横須賀西部(相模湾側) l コメント (0) トラックバック (0) l top
久留和
 横須賀市の西海岸を歩いていく。久留和(くるわ)海岸が近づいてきた。豪邸地帯を過ぎ、周囲は漁村の趣きとなってきた。好きな風景である。
 久留和は内陸部に入っていくと山中にも集落がある。子安の里と言われる集落で、このブログでも二回ほど訪れている。里歩きは楽しいので気持ちが惹かれるが、今回の目的とはずれてしまうのでまっすぐ歩く。
 道路はやがて大きく左にカーブし、再び海岸を見下ろす広々とした風景となる。「久留和のカーブ」と言われる箇所だ。
 ここを撮影するなら広角レンズで道路上から海を見下ろすように撮りたいところだが、今回は海岸に下りる箇所から見上げるように撮ってみた。カーブの途中に展望コーナーがあるくらいに見晴らしのいい道路である。
(SONY RX100)
2020.11.11 Wed l 横須賀西部(相模湾側) l コメント (0) トラックバック (0) l top
峯山
 長者ヶ崎を過ぎ、横須賀市のカントリーサインを見て、更に歩いて行く。付近は高い位置に道路が付けられた場所で、海を見下ろせる絶景だ。それゆえに、沿道には別荘らしき豪邸が道路より一段高い位置に並ぶ。
 どの豪邸も真新しい。以前はここまで建て込んでいなかったと記憶しているから、不動産開発がされたのだろう。
 それを示すように京急バスの峯山バス停が観光デザイン化されていた。京急バスでこういう事案は珍しいのではないだろうか。少なくとも私は知らない。
 周囲はまだ土地はある。数年後は更に変化しているかもしれない。横須賀市の西海岸は絶景なのに鎌倉あたりの海岸と比べると知名度も人気もないが、俗化してしまうのは正直嫌である。
(SONY RX100)
2020.11.10 Tue l 横須賀西部(相模湾側) l コメント (0) トラックバック (0) l top
長者ヶ崎
 久しぶりに横須賀の西海岸に行ってみよう。そう決めて、バスに乗って降りたのは長者ヶ崎。葉山と横須賀の境である。バスは長井行きだったから、そのまま乗っていれば横須賀の西海岸に沿って走ってくれるが、まずは堺の地から始める。
 天気は曇りと晴れの中間といったところ。日差しは少し強め。バスを降りたら少し雲が厚くなった。
(SONY RX100)
2020.11.09 Mon l 葉山 l コメント (0) トラックバック (0) l top
松田
 松田の住宅地を歩いていくとJR御殿場線の松田駅の駅前に到着した。御殿場線はローカル線だから駅は小ぶりで、駅前ロータリーは小さい。
 駅前商店街と呼ぶには店が少ない細い道路を抜けていくと、やがて小田急線と道路が交差する箇所が近づく。私はJRと小田急の連絡線を見に行ってみようと考えた。
 今は廃止されてしまったが、新宿と御殿場、沼津を結ぶ特急あさぎりという列車があった。小田急とJRの共同運行で別々の形式の車両を用意して走らせていた。その車両は今は山梨県の富士急行で走っている。
 あさぎり号小田急小田原線から連絡線を通って御殿場線に入線していた。その線路が松田駅手前に存在する。
 連絡線はすぐにわかった。御殿場線は松田駅の東で国府津(こうづ)方面に向かって南東に曲がっているが、その線路とは別の線路が東に向かっている。線路は築堤の上にあるので道路からは確認できない。
 築堤に沿って少し歩くと、狭い住宅路に入り込み築堤から離れるが、やがて地平となった線路が現れた。横には小田急の線路が並行している。
 ここで電車の写真を撮ることにした。新松田駅の手前なので小田急の電車は速度が緩やかである。待つほどなく電車がやってきた。だいたい10分間隔で運転されている区間である。欲を出して、通勤型だけでなく特急を待ってみる。
 さほど待つことなく特急がやってきた。しかも、最新型ロマンスカーである。この写真の手前にある草生した線路が連絡線だ。あさぎり号には一回だけ乗ったことがある。二階建て車両も連結され、前面展望も楽しめ、華のある車両だった。そんなことを思いながら、連絡線を眺めた。
(RICOH GR)
2020.11.08 Sun l 足柄 l コメント (0) トラックバック (0) l top
寒田神社
 松田町にやってきた。ここは小田急線とJR御殿場線が走っている町だ。高さのある建物は少なく、小田急線の特急の一部が停車する割にのどかな町である。
 橋を渡ってすぐの所に寒田神社という神社があったので参拝した。
 寒田は「さむた」と読む。古代から存在する神社で、相模田神社と呼ばれた時代もあるらしい。鳥居が大きく、それが印象的だ。
 Wikipediaによると、アメリカの宇宙飛行士ジョン・グレンは寒田神社の祈祷神札を持参して地球周遊に成功し、帰還後に御礼参りをしたそうだ。そんなスケールの大きな逸話も持っている歴史の長い神社。近くには学校もあり、静かな住宅地である。
(RICOH GR)
2020.11.04 Wed l 足柄 l コメント (0) トラックバック (0) l top
酒匂川
 開成町を散歩してきた。小田急線の開成駅を出発してから二時間半が経過した。
 酒匂(さかわ)川が現れた。橋を渡ると松田町である。並行して小田急線の鉄橋がある。川を眺めていると電車がやってきた。白に青線の昔の電車だ。小田急はやはりこの色だよなと思う。
(RICOH GR)
2020.11.03 Tue l 足柄 l コメント (0) トラックバック (0) l top
吉田神社
 瀬戸屋敷を出たあと、歩いてきた道を戻り、松田町に向かう道で左折した。
 この辺りは吉田島という地域で、酒匂川の流域の住宅地だ。開成と松田を結ぶバスも走る道である。
 吉田神社に参拝してみることにした。神社は道路の脇から細い道に入っていく。
 吉田神社は源頼朝が伊豆の三島から西相模に勧請した八社のひとつと言われている。地域の守り神といった古い神社だった。
(RICOH GR)
2020.11.01 Sun l 足柄 l コメント (0) トラックバック (0) l top