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牧野
 相模原市のかつて津久井郡だったエリアは山深く、また川や湖があり、空気のいい所である。
 二年前の夏、以前から行ってみたいと考えていたやまなみ温泉に行こうと、中央本線の藤野駅に降り立った。
 ここからバスで山の中に入っていき、やまなみ温泉に向かった。温泉は露天風呂もあり良い所だった。何よりも、周囲の景色がいい。小学校が近くにあるくらいに集落のある土地なのだが、山に囲まれた里で、とても旅情を感じさせる温泉であった。
 私はここから徒歩で奥牧野の向かった。山梨県との県境にある集落で、ここには戦国時代の北条家が造った奥牧野城がある。小さな吊り橋を渡り、その先にある森が城址だった。
 牧野集落は小規模ながらも家が集まっており、少し開けた景色の中にあった。店もあり、のどかな空気が流れていた。こういう場所はのんびり過ごしたいが、この日はとても暑く、しかも私は一時間以上歩いてきたので城址を見ると一時間から二時間おきに走るバスに乗り、三時過ぎに牧野を離れた。
 藤野駅の周りは、こういう自然に溢れた集落がいくつもある。また機会をみて行ってみたい土地である。
(SIGMA DP2)
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2020.07.31 Fri l 旧津久井郡・相模原 l コメント (0) トラックバック (0) l top
初声
 三浦半島には結構廃屋が多い。国内屈指の人口減少率の横須賀市があり、三浦市には別荘や観光施設の廃墟もいくつもある。
 三崎口駅から三浦半島の西側を行くとすぐに到着する初声マリーナ跡もそのひとつだ。場所はホームセンターの裏、国道を挟んでホームセンターの向かいに体育館がある場所だ。
 ここは広大な空地となっている。かつては入江だった場所で、そこを埋め立てて開発しようとした訳だが、計画は途中で頓挫し、マリーナも廃業となった。
 マリーナが現役だった時代は近くまで行った事がない。入江の南側にある岬からヨットの帆を眺めたりした程度だ。デジカメで写真を撮った事もある。
 だが、今はこの写真のように何も残っていない。あるのは舗装された岸だけである。
 栄枯盛衰。そんな言葉が浮かぶ景色である。勿論、ここにヨットを置いていた人達の多くは別な場所に移動しただけで、マリーナの関係者も別な所で働いていることだろう。だが、廃れた風景だけはずっと残っていく。三浦半島はそういう風景が随所にある。私はそんな風景を静かに歩いて写している。
(RICOH GR)
2020.07.29 Wed l 三浦 l コメント (0) トラックバック (0) l top
座間
 私が初めて買ったペンタックスの一眼レフはK10Dだ。このカメラは発売当初から欲しかった。ボディ内手振れ補正が付いていて、写りも素晴らしい。買ったのは発売開始から三年以上が過ぎた頃だった。
 K10Dはソニー製のCCDセンサーを積んでいて、写りに独特の深みがある。それが好きだ。今でも所有カメラの中で好き度がトップクラスのカメラだ。
 この座間のひまわり祭りに持ち出した時、カメラを持っている人の中でペンタックスユーザーは見かけなかった。それどころか、一眼レフを持ち出して撮影している人が決して多くはなかった。既に時代はスマホになっていたのだ。
 この時に付けていたのはシグマのレンズだ。ペンタックスのレンズで広角はDA21mm Limitedくらいしか持っていない。広角が必要な時はキットレンズのDA18-55mmを使っていたくらいである。このレンズ、さほど評判はよくないようだが私は割と好きである。1000万画素のCCDセンサーを積んだK10Dくらいのスペックには合うような気がする。
 ひまわり畑は鮮やかだった。シグマの写りは少し硬い気がしているが、風景を俯瞰で撮る時には悪くないなと感じた。ちなみに、このレンズはフルサイズ対応で、絞りリングも付いているので、フィルム一眼レフで使うことも出来る。
 実はひまわり祭りはこの時以来行っていない。フルサイズで撮ってみたい気もするが、この日のように古いデジカメで雰囲気重視で撮ってみるのだって楽しい気がする。
(PENTAX K10D LENS:SIGMA 12-24mm F3.5-5.6 DG)
2020.07.21 Tue l 高座 l コメント (0) トラックバック (0) l top
小網代
 ストックの写真がなくなりました。お出かけしていないからです。犬の散歩の際に撮影していたα7Ⅱとオールドレンズによる写真も、最近の雨模様でカメラの持ち出しをしていない事でストックはありません。
 そういう訳で、過去の夏写真を振り返る企画をします。すいません。

 三浦の小網代(こあじろ)は自然に囲まれた土地だ。自然保護指定を受けて管理されている「小網代の森」を始め、入り江、海、のどかな空気が流れる場所である。
 入り江の周囲は干潟と森なので立ち入り制限などもあり、人の手が入り込んでいない神秘さがある。首都圏でこういう場所は貴重で、この自然に囲まれた景色はとてもいいものだ。台地の向こうの三戸(みと)海岸から小網代にかけては三浦でも有数の秘境感のある場所といえる。
 三浦半島の西に位置しているので、もちろん夕陽を堪能できる土地でもある。私は三浦半島の夕陽を数多く撮影してきたけれど、小網代の夕陽写真は案外少ない。ここに来ると曇りになる事が多いからだ。
 だが、入り江と森の自然の大きな景色は曇りだと迫力があるし、曇りの風景が絵になる場所でもある。海に面して港とシーボニアというリゾート施設があるので、モノクロ写真も映える場所だと思っている。
(FUJIFILM X100)
2020.07.19 Sun l 三浦 l コメント (0) トラックバック (0) l top
あぶずり
 あぶずりのバス停まで来た。暑いのでここからバスで逗子駅に向かうことにする。
 周辺は小山が道の両側に立ち、切通しのようになる風景である。葉山というと海のイメージだが、実は結構山の町だ。棚田もあったりする。
 緑が多い葉山は、首都圏には貴重な山と海の風光明媚な町のひとつといえる。
(SONY XPERIA XZs)
2020.07.15 Wed l 葉山 l コメント (0) トラックバック (0) l top
葉山マリーナ
 葉山マリーナの前までやってきた。見た感じでは、建物は営業していないように感じられた。こういう時期なので色々と大変そうだ。
 空はより夏の明るさになっていた。暑いので歩いて逗子まで向かうのはやめて、バスで引き返すことにした。
(SONY XPERIA XZs)
2020.07.12 Sun l 葉山 l コメント (0) トラックバック (0) l top
森戸
 森戸海岸の砂浜で一休みしていると空が晴れてきた。
 今日は曇りだと思って、そういう装備で来たので日陰を求めて歩く。
 空が青くなれば海も青い。江ノ島が海の向こうに浮かんでいる。
(SONY XPERIA XZs)
2020.07.11 Sat l 葉山 l コメント (0) トラックバック (0) l top
森戸
 葉山マリーナの脇を歩き、森戸へやってきた。森戸神社に参拝し、横の駐車場に向かう。
 ここからは海岸が見渡せる。海に立つ灯台と鳥居も一望である。
 海に向かってベンチがあるので、そこに座って少し休憩。天気は今一つだが、眺めがいいから落ち着ける場所だ。
(SONY XPERIA XZs)
2020.07.08 Wed l 葉山 l コメント (0) トラックバック (0) l top
葉山
 逗子から葉山に向かう道はいくつかあるけれど、海岸経由は道幅が狭い。ここ葉山元町付近は特に狭い。古い町並みが残る所だから、モータリゼーションの発展と変化とは別な時を歩んできた結果だろう。
 歩きやすくはないが、この通りは好きである。きっと昭和の頃からあまり変わらない風景がそこにある。板戸の米屋、日用品店、和菓子屋などを眺めていると落ち着くのだ。
 そんな道だから、シャッターにも昭和が残っていた。描かれたのが昭和なのかはわからないが、ひときわ鮮やかである。
(SONY XPERIA XZs)
2020.07.07 Tue l 葉山 l コメント (0) トラックバック (0) l top
鐙摺
 ソニーのエクスぺリアの数年前のハイエンド機種を新品同様中古で専門店の通販で入手したので、葉山に行ってきた。
 あいにく曇り空だが、こういう天気の方が画質をチェックするのにいいかもしれない。空が白飛びするか? 海の色はどう出るか?
 逗子と葉山の境に近い海岸で撮ってみた。鐙摺(あぶずり)という地名がいい。ここには鎌倉時代の城跡がある。
(SONY XPERIA XZs)
2020.07.05 Sun l 葉山 l コメント (0) トラックバック (0) l top
IMG_0190_R.jpg
 私はここ数年、携帯はいわゆるガラケーで、ネット端末はiPadというモバイル環境だった。iPadを買う前はASUSのミニタブレットを使っていて、これはWiMAXと契約した時の特典である。
 スマートフォンを使わなくなったのは、タブレットを使うようになった事がきっかけだった。電話をするにはスマホよりガラケーの方が軽くて電池持ちがいい。ネット閲覧はスマホよりタブレットの方が画面が大きくて見やすい。スマホが中途半端に思えたのだ。
 私のスマホ遍歴はそういう訳で短い。10年前にiPhone4(ソフトバンク)を買ったのが始まりで、二年後にau回線でHTC EVO 3Dを買って二年使った。HTCはなかなか使いやすく気に入って、台湾製の端末という事で、ASUSのミニタブレットを導入してスマホを使わなくなった。
 その後、弟からもらったiPhone5をデジカメと音楽プレイヤー代わりに使っていたが、時代は着実に進化して今やスマホはかなりの高性能マシンとなった。画面サイズも性能アップに比例して大きくなり、タブレットでネット閲覧程度の事しかしていないライトユーザーの私ならiPadは宝の持ち腐れであるから、スマホを買うべき頃合いとなってきたのだった。
 スマホ業界に疎くなっていた私だが、今年久しぶりにスマホを買うにあたって色々と調べていくとメーカーの勢力図に変化があった事を実感した。かつて人気メーカーだったソニーやHTCはSoCの発熱問題などで評判を落とし、代わってかつて無風に近かった中国メーカーが覇権を競っている状況となっていた。
 台湾に行くにあたりSIMフリーのASUS Zenfone MAX M1を買った私は久しぶりにスマホ熱が高まり、このASUSのカメラ性能が今一つであることで、カメラ用スマホが欲しくなった。日常を記録するにはASUSで問題はない。超広角レンズも便利だ。だが、もう少し画質がいいスマホが欲しい。コンデジ代わりにしていたiPhone5の電池持ちがよくなくなってきたのが理由でもある。
 そうして四月に新同品中古でソニーのXPERIA XZsを買ったのだった。
 まずは、カメラ性能のいいスマホを検討した。アップル、ファーウェイ、サムスン、そしてソニー。この辺りが候補となった。アップルはカメラ用として買うには高い。サムスンは画質は良いがカメラとしての訴求力が弱く思えた(私は極端な右寄りではない)。ファーウェイはライカレンズのモデルもあり興味をそそられたが、結局以前から使ってみたかったソニーに落ち着いた。決め手はレンズである。
 私が買ったXPERIAはソニーGレンズが付いている。最新モデルのXPERIA 1Ⅱはツァイスレンズが付いているが、こちらはミノルタ以来の伝統のGレンズだ。スマホとしても数年前のハイエンド機種である。SoCはスナップドラゴン820だ。
 商品到着後、さっそく手にしてみると質感がとてもいい。XPERIAはやはりかっこいいと改めて思う。私は基本、スマホは手帳ケース派だが、これはデザインを重視してTPU素材の透明ケースを選んだ。ストラップ付きの国産のケースだ。
 最近のスマホカメラはコントラストが高めで、その傾向はあまり好きではないのだが、ソニーのスマホはディティールを大事にしている印象である。基本、露出もアンダー気味に写る。なので、色も自然だし、白飛びもしにくい。風景を撮る際は派手めの方が人気になるのだろうが、私はこのソニーの写りの方が好きだ。
 開発者インタビューを読んでも、このモデルはカメラに力を入れたことがわかる。いい買い物をしたと実感できた私は、緊急宣言明けにようやくXPERIAを持って葉山に出かけるに至った。一万円で買った数年前のハイエンドモデルの写りは如何に?
(この記事写真はiPadで撮影)
2020.07.01 Wed l カメラエッセイ l コメント (0) トラックバック (0) l top