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桃園空港
 淡水から台北に地下鉄で帰ってきた。台北駅近くにある二二八和平公園に行き、公園を歩いた。ここは1947年、中国大陸からやってきた国民党政権に反発した本省人の人たちの抗議運動を、国民党政権が力で制圧した「二・二八事件」で犠牲となった人々を慰霊する公園だ。夕方、公園は静かな空気に包まれていた。
 夕食は台北駅の地下街で食べた。日本の「かつや」である。夜市に行くことも考えていたが、浸かれていたのだ。しかし、ここはとても美味しかった。ヤクルトがセットに付いてきた。
 少し早いが桃園空港に向かう。外はすっかり夜だ。乗る飛行機は深夜0時10分に出発する羽田行きのタイガーエア台湾。いわゆるLCCだ。早く着いたので空港内を歩いて見学してみた。その時、「電車」という案内板に気づいた。
 方向は地下鉄の駅ではない。どうやら第二ターミナルに行く電車らしい。半信半疑でエレベーターに乗って乗り場に向かうと、そこには無人で走る「スカイトレイン」という電車のホームがあった。
 スカイトレインは二両編成で、二つのターミナルを結んで走る。一両は乗り継ぎ便利用者用で、そのため車両の通り抜けも出来なくなっていて、ホームの乗り場も仕切られていた。
 乗ってしまえばあっという間に到着である。せっかくなので第一ターミナルを歩く。こちらは主要航空会社用のターミナルで、新しく広い。サンリオとコラボをしているエバー航空のハローキティチェックイン機のコーナーがあった。ここでチェックインすると、チケットがキティの柄になる。
 第二ターミナルに戻ってきた。21時30分にチェックインが始まったので早々と澄まし、出国審査をして、制限エリア内に行く。ここにある無料ラウンジにシャワールームがあったので、そこを利用してさっぱりとした。
 23時30分に出発ゲートに集合とカウンターで言われていた。場所は一階のはずれにあり、人数が揃うと、そこからバスで飛行機まで移動した。LCCだから仕方がない。
 機内は空いていた。10分早く離陸し、ナイトフライトで日本に向かった飛行機は、3時45分に羽田空港に到着した。私は電車が走り出す時間までロビーのベンチで仮眠をしながら過ごすのだった。
(RICOH GR)
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2020.06.28 Sun l 海外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
淡海ライトレール
 台北に帰ってきた。午前に深澳(シェンアオ)線に乗って台鉄の全支線を乗り終わった。終点の八斗子(パードゥズィー)駅は海岸の前にある駅で眺めがよく、爽やかな気持ちで台北にやってきた。これで台湾を一周し、台鉄の全路線に乗り終わった。
 地下鉄の全路線を乗る時間はない。台北駅ビルのベーカリーでパンを買って食べ、地下鉄に乗って淡水(タンシュイ)にやってきた。淡水は淡水河の河口にある町で、観光地であるから大勢の人が歩いている。川の幅は広いので、景色はほとんど海の入り江である。
 淡水はカフェなどが多いが、少し滞在して景色を眺めたあと、一駅戻って紅樹林(ホウシーリン)にやってきた。紅樹林とはマングローブを意味する地名である。
 ここから淡海ライトレールという路線が出ている。新しい路線で、淡水に遊びに来た観光客が観光で乗りに来ているからか、想像よりも混んでいた。
 電車のラッピング、駅のオブジェやイラストは絵本作家の人がデザインし、プロデュースしている。全体的にメルヘンでかわいい電車と駅だ。電車を撮影している人も女性が多い。
 駅には改札はなく、カードで乗った場合は機械にタッチして乗る。機械の横には係員が立っていた。
 電車は連節式の小型電車で、要するに路面電車なので小ぶりでかわいい。紅樹林を出てからしばらくは高架を走る。車窓は森と高層マンションが混在した眺めで、不思議な風景だ。
 路面に下りて海の近くに造成中のニュータウンを走る。終点も路面の駅だった。周囲はまだ開発中だ。駅のホームに木と少女のオブジェがあった。この駅に限らず、駅ごとにオブジェがあり、それを眺めるのがまた楽しかった。更に、車内にある自転車持ち込みスペースの脇の座席には、わざわざ席ひとつを潰してオブジェを置いている。こういう演出は日本だとローカル線でないと難しいだろうと思ったが、台湾では台北郊外の路線でも実践している。鉄道を楽しいものにしようという意気込みが伝わってくる。
 淡海ライトレールは今後も路線を延ばし、やがて淡水に到達する予定である。更に川の対岸に延ばす計画もある。
(RICOH GR)
2020.06.27 Sat l 海外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
平渓線
 この日が旅の最終日。早朝に基隆(キールン)を発った私は、東部幹線の瑞芳(ルイファン)にやってきた。ここは日本人に大人気の観光地九フンことジューフェンに向かうバスが出ている。
 瑞芳駅でフリー切符を買った。これから乗る平渓線と深澳線に乗れる。この両線は瑞芳駅を介して直通運転されていた。
 早起きしてやってきた理由は平渓線が観光路線で混雑する可能性があったからだった。今日は土曜日である。幸い、空いた列車に乗りながら、基隆河の渓谷に沿って走る景色をのんびりと眺めることが出来た。
 約一時間ほどで終点の青桐(チントン)に着いた。ホーム脇に椰子があり、中華提灯が飾られている。駅前の集落は小さいが、駅構内は広く、その大部分は線路跡だった。ここはかつて鉱山の積み込み駅だったのだ。
 折り返し列車で平渓(ピンシー)に向かった。駅は斜面に建てられており、道を下りていくと基隆河に着いた。鶏農家がある。小さな商店街があり、食料品の店が仕込みをしている。川のそばの屋根つきベンチで休憩する。のどかだ。地元の老人が座って談笑している。
 駅に戻って線路脇を歩いていると列車がやってきた。線路を道の間に柵はない。スリルのある眺めである。そんな道にランタンの店があった。色がいくつかあるが、それぞれの色に意味があり、願いごとの種類で色が決まるようだ。金運なら黄色、恋愛なら桃色といった具合である。
 道は下りになり、その先は老街(ラオジエ)となっていた。土産物屋、飲食店などがあり、旅館のような建物もある。
 一時間ほど平渓を散策してから列車に乗った。途中、ランタンで有名な観光地十分(シーフェン)で上下線の列車が行き違う。瑞芳からの列車は大勢の観光客を十分で降ろしていった。
(RICOH GR)
2020.06.23 Tue l 海外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
基隆
 暖暖(ヌアンヌアン)から電車を乗り継いで基隆(キールン)にやってきた。基隆は行き止まりの駅で、西部幹線の起点である。台湾は九州と同じくらいの面積の島だが、基隆の位置は北九州と似ていて、駅は門司港駅のような位置といえる。
 駅前は古い建物が多い。古い町という印象だが、駅舎は近年リニューアルされて綺麗なガラス張りの巨大駅舎となっていた。
 基隆は大きな港町だが、その港が駅のすぐそばにある。入り組んだ四角い入り江で、そこにちょっとした公園があり、市民がくつろいでいた。空はだいぶ夜になってきた。
 港の近くに新しめの商業ビルがあり、そこに日本のチェーン系飲食店がいくつか入っている。店名もロゴも日本と同じである。そのビルの向かいの辺りから道は商店街となっている。
 更に歩いていくと商店街は賑わいを増してきた。歩く人も多い。台湾の地方都市と比べると少し雑多で、それが港町というものだろう。今夜の宿はそんな繁華街の裏道に入ってすぐの所にあった。
 宿は雑居ビルの中にあり、いかにも安宿といった風情である。フロントはカラオケ屋の様相で、スタッフはTシャツ姿の女性二人。案内された部屋も狭かった。窓の下は飲食店が並ぶ繁華街の裏道で、何やら音楽が流れている。
 疲れを覚えながら、しばらくベッドに横になり現地情報をネットで調べているうちに、開き直りの心が芽生えて外に出た。ドアの鍵がうまくかからない。廊下のすぐ奥にフロントがあるので、すぐにスタッフの子が飛んできた。鍵の掛け方はすぐにわかった。スタッフの子がグーと指を出して笑う。私も真似て、二人で笑いあった。
 商店街の中に肉丼屋がある。疲れているので肉丼にする。メニューにサーロインステーキの丼があったのでそれにした。品目に台湾らしさは薄いが、味付けはやはり台湾だった。
 すっかり元気になった私は近くの夜市に向かった。人で賑わっている。赤い提灯がまばゆい。店の看板には中国語のみならず、英語と日本語も併記され、どんなジャンルの店かも書かれてある。基隆の夜市は親切仕様であった。
 私は気ままに夜の町を歩いた。雑多で賑わいがある港町は好きだ。観光客はあまり来ない町だろうけれど、基隆はいい町だった。
(RICOH GR)
2020.06.21 Sun l 海外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
スーアオ ホウトン ヌアンヌアン
 六日目の朝、ホテルの窓から山が見えた。山が見える宿に泊まったのは今回初めてだ。
 花蓮(ファーリエン)の駅に向かうバス停に立っていると、横に置いてあったバイクの持ち主のおじさんが現れた。おじさんは色々と話しかけてくる。駅に行きたいのだと言う私にナルホドという顔をしている。バスがやってきた。時刻は少し早い。おじさんは行き先を見て、あれは違うと手で示した。おじさんはひとしきり一人で話すと去っていった。
 バスアプリで調べると、今行ったバスがそうであった。幸い、すぐに次のバスが来る。これを逃すと二時間ほど来ないので危ない。私は予定ぎりぎりに駅に着き、慌てて列車に乗った。
 北廻線(ペイフイシェン)は台湾鉄局でもっとも地形の険しい路線である。海岸まで崖が迫る。そういう景色を列車は走る。
 蘇澳(スーアオ)にやってきた。小雨が降る天気になってしまったが、冷泉があるこの街は田舎の雰囲気がとてもいい。細い道に商店が並び、朝から賑わっている。
 台湾北部に帰ってきた。午後は少しずつ天気が回復し、私は猫の村「ホウトン」(文字化けするので漢字は記載出来ず)にやってきた。
 ホウトンは駅構内から猫づくしで、至るところに猫の置物がある。駅の裏手が坂になっていて、そこが猫エリアだ。
 猫エリアにも猫の置物があり、そしてカフェや土産物屋があった。暑くなってきたからか、雨上がりだからか、猫は道にはあまりいない。それでも、坂を上っていくと少しずつ姿を現した。
 大勢の観光客で賑わうホウトンをあとにして、夕方に私は暖暖(ヌアンヌアン)という無人駅にやってきた。間違えて切符をこの駅まで買ってしまったのだ。降りたい駅より少し手前である。
 この変わった駅名の駅は、駅を境にして東が渓谷、西がマンションの並ぶ市街という不思議な風景の駅で、その対比が面白い。ここから先は市街地の鉄道となるのだ。東部台湾の険しい地形のローカル線もここで終わりということだろう。
 ぼんやりと佇みながら、渓谷を眺め、マンションを見つめた。
(RICOH GR)
2020.06.17 Wed l 海外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
花蓮
 普快車を降りた私は、この旅で初めてタクシーに乗って旧台東駅に行った。今の台東駅は南廻線が完成した時に出来た新駅で、かつての台東駅は市街地にある。そこまで少し距離があった。
 台東は小さい街だが、この辺りでは一番人口が多い。バスで台東駅に帰ってきた私は売店で駅弁を買い、プユマ号という日本製の特急に乗って東部台湾の旅を開始した。
 東部台湾は海に近い所まで山地が迫り、そのために人口の少ない地域であるようだった。駅弁は池上という町の米を使っていることをアピールしている。その米どころ池上も山の麓の農村だった。
 夕方、花蓮(ファーリエン)に着いた。駅は結構大きい。ここも台東同様に新駅で、かつての花蓮駅は市街地にある。今夜の宿もその市街地にあった。
 バス乗り場にあった営業所のカウンターに行き、最寄りバス停名と系統番号を書いた紙を見せた。係員は無言で該当する番号以外に横線を引き、発車時刻を書いてくれた。
 バスは20分ほどで市街地に入った。空はすっかり夜空である。台北の地下鉄に乗る時に使用していたICカードは全国仕様なので、これでバスの運賃を払って下車する。明日の朝、駅に向かう便の時刻を確認してからホテルに向かう。
 日本円で三千円そこそこの値段だったが、結構広く綺麗な部屋だったことに満足して散歩に出る。市街地の通りを歩いていくと、やがて旧花蓮駅の駅前広場だった場所に出た。旧駅と線路跡は公園と広場として保存されている。
 広場を過ぎて、道路を渡るとまた広場があった。ここが東大門国際夜市だった。ここは花蓮市内のいくつかの夜市をひとつの場所にまとめたものである。
 家族連れが多い。台湾は外食文化なので、夕食は外で食べるのだ。値段の手頃な夜市は家族連れの懐に優しい。飲食店だけでなく遊戯店もある。そして、どの店も屋台形式ではなくテントとなっている。
 少し歩くとイベントスペースがあり、そこでライブが行なわれていた。更に先に「原住民」と名の付く夜市がある。東部台湾は原住民系の人の割合が西部台湾よりもずっと多い。
 気の良さそうなおじさんの店に入ってみた。娘さんらしき女性が店員だ。奥のテーブルに座り、ワンタンスープを注文する。出てきたワンタンスープはとても美味しかった。セロリが入っていて、それがいいスパイスになっている。
 気を良くした私は、フルーツジュースを売っていた店で西瓜汁を買い、それを飲みながら歩く。さっぱりした甘みが飲みやすく、スイカの味が爽やかだ。
 牛串の店がある。笑顔のいい若いお兄さんは、注文を受けると焼いてくれ、終わると店先に持ってきてくれる。ジューシーでとても美味しい。
 花蓮はいい町だなと思う。市街地の規模が広すぎないのがまたいい。沿道に飲食店も多い。私はホテルの近くのファミリーマートでお菓子と台湾ビールを買い、ホテルのすぐ前にある自助洗(コインランドリー)で洗濯と乾燥をした。
(RICOH GR)
2020.06.14 Sun l 海外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
普快車
 高雄からは台湾の南端を行く旅となる。朝、台鉄の急行で出発した私は、枋寮(ファンリャオ)駅にやってきた。ここで一旦降りて、町に出る。
 駅弁が欲しかったが売っていなかったので、駅近くのセブンイレブンでおにぎりとバナナとお茶を買った。ここからは二時間半の鈍行旅なのである。
 枋寮から先は南廻線(ナンフェイシェン)という路線で、台湾の南端を回り込んで東部台湾に抜ける線となる。この南廻線に一日一往復だけ旧型客車による列車が走っている。普快車(プークァイチャー)という。
 各駅停車である区間車(チュージェンチャー)より少し安い運賃である普快車は、手動ドア、非冷房の客車で、座席は転換クロスシートである。ホームで待っていると、日本人鉄道ファンのグループが十人ほどやってきた。
 列車は三両編成で、一番前が日本人が固まっているので、私は二両目に行った。ここは台湾人しかいない。冷房がないので窓を開ける訳だが、古いせいか固く、中には開かない窓もある。一応天井には扇風機も付いているが、動かないものもある。快適とは言い難い車両だが、それがまた楽しい。
 トンネルn入っても車内灯がつかない。なので車内が真っ暗になる。地形の険しい所を走る路線なのでトンネルが多く、特に台湾中央山地の南を抜ける中央トンネルは10キロ以上もあるトンネルだったので、車内が暗い時間が長い。
 山地を抜けると、海が現れた。沿線には民家は少ない。途中の停車駅でもあまり人は乗ってこない。列車はひたすらのんびり走り、海が遠ざかって農村に入り、やがて終点の台東に到着した。
(RICOH GR)
2020.06.13 Sat l 海外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
高雄
 高雄駅に着いてからMRT(地下鉄)と高速鉄道(新幹線)に乗ったりしながら台湾南部を移動した。高雄のMRTは駅ごとに萌えキャラがいて華やかだった。
 夕方、高雄のライトレールに乗る。沿線には倉庫街を改装して芸術村にした公園があり、また夢時代という巨大ショッピングモールが港湾エリアにあったので、夢時代駅で降りて涼んできた。
 ライトレールは新世代路面電車のことで、窓が大きくて快適な電車だ。終点は広大な芝生広場になっていた。ここは高雄港駅という駅の跡で、芝生をよく見ると線路が残っている。そして、駅舎やホームも残っていて、資料館として活用されている。
 構内には蒸気機関車や客車なども保存されている。多くの地元民がくつろいでいる空間だった。
 高雄港駅跡からはMRTで美麗島(メイリータオ)駅に向かう。ここは二つの地下鉄路線が交わる駅で、構内に巨大なステンドグラスアートがある。ステンドグラスは少しずつ色が変化していく。ピアノの調べが聴こえてくる。CDの音ではなく、生演奏なのだった。夕方の混雑時でありながら、どこか優雅な時間が流れている。南国高雄の町は都会だが、のどかさもある町だった。
 宿に荷物を置いてから、再び美麗島にやってきた。この駅から徒歩数分で高雄で知られた夜市である六合夜市に行ける。私は甘い味噌のようなものが塗られた焼きとうもろこしや、春雨をラー油の汁で味わうサンラーフェンなどを食べて夜風に吹かれて、コンビニで買った台湾ビールを飲んだのだった。
(RICOH GR)
2020.06.09 Tue l 海外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
DSC03654_R.jpg
 今ではリコーはレンズ交換式カメラを作っていないが、かつては一眼レフを作っていた。個人的にはリコーがミラーレスを作っていたら面白かったのにとは思うが、そんな古き時代のレンズを今改めて使ってみたい。
 私はリコーの一眼レフを持っていないので、その操作性などについては語れないが、デジタルカメラのリコーは「操作性に優れた」という形容詞が思い浮かぶメーカーである。だからこそ、そんなリコーがミラーレスを作っていたらと思うのだ。定評あるGRレンズをミラーレスで使う。近いコンセプトとしてはレンズユニット交換式カメラGXRがあったが、残念ながら絶版カメラとなってしまった。
 リコーにはGRレンズのみならず、リケノンレンズというブランドがあって、こちらは歴史も古い。私が持っているのは、リコーの一眼レフ用のリケノンレンズである。マウントはペンタックスKマウント。このマウントはユニバーサルマウントを目指して仕様公開されていたので、いくつかのメーカーからカメラやレンズが発売されている。
 そんなリケノンレンズを持って公園にやってきた。天気はやや曇りだ。しかも、この公園は広くて犬の散歩には良いのであるが、花壇が少ない。今回持ってきたレンズはF1.7が絞り開放値のレンズだから花を開放で撮ってみたかったが、諦めて風景に徹してみた。
 逆光ではフレアが大きく出てしまうが、建造物を少し絞って撮るとなかなかシャープで、デジタルとの相性も悪くなさそうだった。
 実はこのレンズ、ペンタックスK10Dで使うつもりで買ったのだが、描写がやや硬い印象があって、あまり使っていなかった。確かヤフオクで買ったと思うが、購入直後こそ何度か使っていたものの、のちにペンタックスのM50mm F1.7という似たスペックのレンズを買ってしまったので、使用機会が減った。APS-Cだと中望遠の画角になってしまうので、写りが硬いと使い道に困るということもあった。換算75mmともなると、撮るのは花が主体になるからだ。
 今回使ってみて、古い建物が多い場所などで、看板や小物などをやや絞り開放気味にして撮ったら楽しいかもしれないと思い立った。α7Ⅱに付けて本来の画角で撮ってもいいけれど、やはりペンタックスのカメラで使ってみたい。何しろ、今はリコーはペンタックスのカメラとレンズを売る会社なのだから、その相性はいい筈なのである。
(SONY α7Ⅱ LENS:RICOH RIKENON 50mm F1.7 ※Kマウントアダプター使用)
2020.06.03 Wed l カメラエッセイ l コメント (0) トラックバック (0) l top