佐島
 この日の天気予報は午後は曇りというものだった。幸い、まだ晴れているが、風が少し強くなってきて寒さを感じ始めた。私は天神島から佐島の港に出た。
 佐島港は三浦半島を代表する漁港の一つである。周辺は港町の風情が漂い、海面には漁船が並ぶ。水産会社の前に河津桜が咲いている。
 のどかで良いところである。最近は背後にそびえる丘が住宅開発されているが、海岸は変わらぬ景色が広がる。
(RICOH GR)
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2017.02.28 Tue l 横須賀西部(相模湾側) l コメント (2) トラックバック (0) l top
天神島
 芦名から海岸線に沿って歩いて佐島に向かう。佐島は港町であり、町の手前には天神島という島がある。天神島は短い橋を渡り上陸する。島の名の通り天満宮があるのだけれど、その両側に北口と南口という名前で島の磯を見学できる入口がある(無料)。
 磯に出ると広い海岸が広がる。水は綺麗で、磯には様々な生き物がいる。それについての説明板が設置されており、植物の横にも解説が書かれてある。ここは、自然学習施設なのである。
 風はあるが気温が上がってきて暖かく、磯の岩に座って海を眺めるのは楽しい。花が咲く季節に来ると、より一層楽しい場所である。
 北口から入った私は南口の近くまで行ってから北口に戻り退場した。天満宮を参拝したあと、南口の所にある天神島ビジターセンターに入る。
 天神島には何度も来ているが、この施設に入るのは初めてである。一階と二階に天神島に生息する魚介類や昆虫の標本。植物の写真などがたくさん展示されている。また、昔の佐島地区の航空写真や、佐島港の漁業についての解説もあった。
 ビジターセンターを出て、佐島港を一望できる場所で、ベンチに座って一休みである。
(RICOH GR)
2017.02.27 Mon l 横須賀西部(相模湾側) l コメント (2) トラックバック (0) l top
淡島神社前から芦名港
 十二所神社で参拝をしたあと、尾根伝いに歩いていくと、淡島神社が現れた。ここからは芦名港が見渡せる。
 淡島神社は和歌山県にある淡嶋神社を総本山とする神社で、女性の守り神として知られる。本殿の壁も薄い桃色で、優しげな空気に包まれた境内だ。毎年三月三日は、芦名海岸で流し雛という祭事も行なわれる。
 神社から階段を下りていくと、下にも鳥居がある。潮風の漂う町を二つの神社。芦名の風景は好きな風景である。
淡島神社
(RICOH GR)
2017.02.26 Sun l 横須賀西部(相模湾側) l コメント (0) トラックバック (0) l top
十二所神社
 新逗子駅から長井行きのバスに乗り、三浦半島の西海岸を通る。葉山を抜けて、横須賀市に入り、久留和、秋谷、と過ぎて芦名に着いた。
 芦名のバス停からコンビニの脇の道を海に向かって歩くと、10分もしないうちに大楠小学校が見えてくる。古びた体育館が良い味を出している学校だ。体育館の横を通ると、生徒たちがバスケットボールをやっているような音が聴こえてくる。
 大楠小学校のすぐ先は港である。それほど大きい港ではないが、空も海も青く、気持ちのいい風景だ。港の横にそびえる丘は芦名と秋谷の集落の境となる丘だが、この丘の中腹に神社がある。丘の麓に建つ鳥居をくぐり、参道を歩いて、十二所神社に参拝した。今回は芦名と、その周辺の散歩である。
十二所神社 (神奈川県横須賀市)
(RICOH GR)
2017.02.22 Wed l 横須賀西部(相模湾側) l コメント (2) トラックバック (0) l top
豪徳寺
 豪徳寺にやってきた。山門の手前にある集合住宅のまわりに空き地があり、そこに土塁の跡らしき土の山があった。豪徳寺も含めて、このあたりは世田谷城の跡地である。
 境内は結構広く、鐘楼もある。少し奥に入ると招き猫を祀った石碑があった。二年前に初めて豪徳寺を訪問した時には気づかなかった。手を合わせる。
(FUJIFILM X100)
2017.02.20 Mon l 神奈川県以外 l コメント (2) トラックバック (0) l top
世田谷城
 かつて、世田谷城という城があった。北条家の家臣であった吉良氏の城である。宮の前駅から徒歩10分とかからずに世田谷城址に着いた。城址といっても小さな公園のような構えで、案内板は立っているが、城の面影を辿るには遺構は多くない。ひとまず、案内板のそばにある土塁の跡に上ってみたりする。
 見た感じは住宅街にある公園で、土がこんもりと盛り上がった所が点在しているのが普通の公園と違う感じで、ここに城があった事を教えてくれなくもないが、案内板がなければ、ここが城址とは気づかないかもしれない。土の盛り上がりの間を通る道は空堀の名残りなのだろうとは思うが、整備されているので遺構らしさは薄い。
 公園は奥行き数十メートルで柵により行き止まりにされており、10分とかからずに見学は終わる。柵の向こうは空堀も大きく、土塁も立派だが、隣接して住宅が入り込んでいる。おそらく住民への配慮か、土塁で子供が遊ぶのを避けるための危険防止かで立ち入り禁止にしていると思われた。
 しかし、実は世田谷城は公園の一画だけでなく、すぐ近くにある豪徳寺までを含めたものである。私は豪徳寺に向かった。
(FUJIFILM X100)
2017.02.19 Sun l 神奈川県外の戦国史跡 l コメント (0) トラックバック (0) l top
宮の前
 東急田園都市線の三軒茶屋駅に着いた。久しぶりに来たが、今日は風が強い。風から逃げるように、キャロットタワーという区の施設などが入った建物の一階にある世田谷線のホームに入る。
 世田谷線はいわゆる路面電車的な電車で、二両編成で走っている。三軒茶屋は駅に改札口があり、そこで運賃を精算してホームに入る。もちろんPASMOでタッチでも入場できる。座席は前向きに設置されており、窓も大きいのでなかなか眺めは良い。ちょっとした旅行気分でスタートした。
 途中駅は改札はない。どうやって運賃を受け取るかというと、乗る人は一両目の前側のドアで運転士とやりとりするか、二両目の後ろ側のドアで車掌とやりとりするかして払う。ドア横にはカードのタッチ機が設置されている。そして、降りる人は、真ん中のドアから降りることにして分けている。上手く考えられているなと感心しながら様子を見る。私が乗った電車は車掌が女性だった。
 終点は京王線と接続している下高井戸駅だが、今回は途中の宮の前駅で降りる。駅を降りると、ホーム横に江ノ電の昔の電車が保存されていた。中にも入れたので、少し休憩する。
(FUJIFILM X100)
2017.02.15 Wed l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
新高島
 横浜の東口は毎年どんどん景色が変わっていく。横浜Blitzが無くなって、マリノスタウンもなくなった。
 それでも、空き地がある景色は変わらなくて、常に何か作っている傍らで草がたくさん茂っている。そういう殺風景な景色は街を明るくしないからという訳でもないと思うけれど、工事現場のフェンスもお洒落になってきたものである。
 グラフィカルなものを写真に収めるのは反則だとは理解しているけれど、ついつい撮ってしまう。
(RICOH GR)
2017.02.14 Tue l 横浜港周辺 l コメント (2) トラックバック (0) l top
祇園城
 白河から東京方面の電車に乗り、引き返す。黒磯で乗り換えて宇都宮。16時になろうかという時間になってきた。私はホーム上の待合室で次にどこに行くか思案した。あと一時間もしないうちに日没である。今日は綺麗な夕日が見られそうだ。宇都宮で降りるか?少し先に行くか?私は最初の予定で考えていた小山の祇園城に行くことにした。
 宇都宮から小山までは30分弱ほどである。新幹線のホームがあるので、どちらの駅も大きいが、小山駅前は県庁所在地の宇都宮に比べると小規模だ。
 駅にある周辺地図で道を確認する。西口をまっすぐ行く感じなのでわかりやすい。日が暮れると困るので、小走りで歩いていく。通りはそれほど店は多くない。祇園城通りと名前が付いていた。
 道が思川(おもいがわ)に差し掛かるあたりで、右に祇園城が見えてきた。戦国時代の城址なので石垣ではないけれど、土を重ねて高い位置に造られているようで、近代に造られたであろう石壁に夕日が当たっている。
 中は公園になっていて、休憩ベンチや子供が遊ぶものなども設置されている。それでも、城の雰囲気は割と残っており、各曲輪(くるわ)の様子もよくわかる。そして、何より素晴らしいのが空堀(からぼり)である。
 祇園城は小山氏が築城し、長年小山氏の拠点であった城だが、小田原北条家が北関東に進出した際に、北条家の領地となったため、城に手が加えられた。空堀のダイナミックな感じが、北条家の手が入っている事を感じさせる。
 小山氏は北条家の傘下となったため、豊臣秀吉による小田原征伐の後に小山の地を離れる事になるが、子孫がのちに水戸藩士になっているそうである。
 城から思川がよく見渡せる。夕日が川の向こうの山に沈んでいく。城内が薄暗くなってきたので、急いで見て回ることにする。
 空堀には橋が架かっている。祇園橋という赤い太鼓橋が綺麗だ。夕日を受ける橋、その向こうは思川。
 城のまわりは住宅街。町に溶け込んでいる風景である。そういう場所柄、公園化されてはいるが、遺構もよく残っていて良い城址だった。小山に立ち寄る際には、また訪れてみたい。今度は明るい時間にゆっくりと歩きたいと思った。
(写真は、感度設定を間違えてブレ写真になっているので組写真にしました)
(PENTAX Q LENS:PENTAX 01 STANDARD PRIME (135判換算47mm F1.9)
2017.02.12 Sun l 神奈川県外の戦国史跡 l コメント (0) トラックバック (0) l top
白河小峰城
 さて、城内に入り石垣の所にある段を上っていく。いわゆる天守である三段櫓は、受付のおばさんによると入館無料とのことなので、ありがたく見学させてもらうことにした。
 靴を脱いで中に入ると、見学コースに沿って城についての解説が展示されている。木造復元なので、なかなか雰囲気があり、江戸時代の気分を味わえるものだった。
 見学後、保守費用の募金箱にお金を入れ、受付のおばさんに挨拶した。神奈川県から鈍行を乗り継いで来たというと歓迎されて、しばらく旅の話で盛り上がる。おばさんも一人旅が好きで色々と出かけているとのことであった。
 まだ電車の時間まで余裕があるので周囲を見学。石垣が随分と立派だけれど、震災で崩れてしまったそうで、現在も補修工事中である。工事のフェンスに城の歴史についての解説が色々と書かれてあるので読みながら歩いた。石垣の補修が終わったら、また訪れたい所である。

 白河駅は駅カフェもあり、駅舎外のトイレもとても洒落た綺麗なもので、観光客へのおもてしを感じる町だった。少し足を延ばすと奥州街道の関所跡もあり、見どころのある町なのである。
(PENTAX Q LENS:PENTAX 01 STANDARD PRIME (135判換算47mm F1.9)
2017.02.11 Sat l 神奈川県外の戦国史跡 l コメント (0) トラックバック (0) l top
白河小峰城
 東北本線の電車を乗り継ぎ、やってきたのは白河駅。地元の駅を出発してから四時間くらい経過しているが、新幹線なら東京から一時間くらいの距離である。それでも、東海道本線と東北本線が直通運転をするようになったので、栃木県や福島県に鈍行で行くのは便利になった。
 空は青空で、思ったよりも寒くはない。駅前を左に行くとすぐに線路をくぐる通路があり、そこをくぐっていく。観光客が歩くことを考慮してか、広々とした通路で暗さはない。壁には白河の歴史などが書かれた説明版も掲示されている。
 線路をくぐり終わると、すぐそこは城の入口だ。天守が見えている。
(PENTAX Q LENS:PENTAX 01 STANDARD PRIME (135判換算47mm F1.9)
2017.02.06 Mon l 神奈川県外の戦国史跡 l コメント (2) トラックバック (0) l top
鉢形歴史館
 青春18きっぷを使い、友人と一緒に八高線に乗ってやってきたのは、埼玉県の寄居駅。先日、秩父鉄道で通ったところである。今回は寄居駅から徒歩20分ほどの所にある鉢形城に行く。鉢形城は昨年の春に訪問しているが、友人は初めてである。寄居駅に降りること自体も既に数回目な私が案内役になり、冬晴れの空の下を歩き始めた。

 前回は荒川を渡ってすぐの所にある笹曲輪から城址に入った。このルートだとすぐ本丸跡に入ってしまう。つまり城の出入口としては逆なので、今回はまっすぐ歩いて大手口を目指す。道は城の敷地を貫いているので、おのずと三の丸、二の丸を通ることになった。そのまま屋敷跡、復元された門などを見て回る。
 大手口近くの巨大な空堀。そして、八高線の線路が城の敷地を横切り、そこに踏み切りもあること。そんなポイントを案内しながら歩く。
 そして、前回は休館日で入れなかった「鉢形城歴史館」に向かった。入口には冠木門を模した演出がされている。建物は普通の鉄筋である。受付で入館料を支払い、中に入る。資料本も販売しているので帰りに買う事にする。
 館内の入口には城門を模した木の門が建つ。この歴史館の見どころは何といっても、「鉢形城のジオラマ」である。戦国時代の城は天守閣など基本的にない。戦うこと、守ることを目的にしているため、敷地内にある建物は屋敷や櫓である。とても広い鉢形城。どこにどんな建物が建っていたのか?空堀と建物の位置関係はどうなっていたのか?城下町はどこにあったのか?などが、わかりやすく再現されているジオラマである。
 しかも、ジオラマの前にある説明モニターの映像から流れてくる説明に合わせて、該当箇所が光る仕掛けまで備えている。すごいジオラマなのである。私たちは動画を見ながら、そんな仕掛けに感心しながら、鉢形城のスケールの大きさを味わった。
 鉢形城は、その広い空間を冬の景色と色で、不思議な旅情めいた感情を感じさせてくれた。冬枯れの広い原っぱって良いものである。ここが戦国時代は戦場になったことがあるとは信じがたいほど、冬の田舎の風景がのどかに広がっていたのだ。

 私たちは少し暑くなった身を、橋の近くにあるコンビニで買った缶ビールで冷やし、八高線で八王子を目指した。途中下車して飲み屋を探す。八王子駅から徒歩10分ほどのところに、地酒の充実した店があったので入り、全国の地酒を味わった。
 鉢形城は関東の覇者である小田原北条家の北武蔵の拠点。八王子は西武蔵の拠点。鉢形城の城主北条氏那、八王子城の城主北条氏照は兄弟である。
(RICOH GR)
2017.02.04 Sat l 神奈川県外の戦国史跡 l コメント (0) トラックバック (0) l top
皆野
 三峰口駅を出発した電車は、ふたたび影森駅での乗り継ぎを経て秩父の町に入ってきた。
 もう日没も迫っているけれど、どこかでもう一駅ほど途中下車をしてみたい。どこにしようかと、ドア上にある路線図を眺めて思案した結果、皆野駅に決める。
 熊谷駅や三峰口駅にあった鉄道員の制服を着た女の子の大型パネル。「鉄むすめ」という全国の鉄道を擬人化した萌えキャラシリーズだそうで、秩父鉄道は「桜沢みなの」という女の子である。ちなみに、名前は駅名を組み合わせているものであり、要するに、その鉄むすめの名前の由来になった皆野駅にやってきたわけである。
 駅舎は、これぞローカル線の駅舎というべきスタイルで、古民家風な建物に窓口と改札口。夕日がよく似合う。こういう駅舎にはICカードタッチパネルとかは似合わない。
 私の前を、秩父の町で買い物でもしてきたのだろうか?高校生くらいの女の子二人が足取りも軽く歩いていく。駅の前の道は細く、鉄道と並行して走る道も交通量はさほどでもない。少し歩くと商店がちらほらと現れた。秩父に本店を持つ小規模百貨店の支店もある。
 ある程度歩いてから、駅に向かって引き返す。途中にあった町のコンビニ的存在な小型スーパーに入って秩父の地酒を買う。チェーン店ではなさそうだが、ポイントカードも設定されている店である。
 皆野から熊谷方面の電車に乗った。長瀞の谷を眺め、寄居の辺りで日は暮れた。私の近くには、観光帰りと思われる子供連れ家族が座っている。夕暮れに合わせて酒でもと思っていたので躊躇したが、JRに乗り換えたら、もっと飲むタイミングを失うと思い、駅に着きドアが開く度に秩父錦のワンカップを少しずつ飲んでは、すぐ蓋を閉める、を繰り返し、酒と一緒に買ったキットカットを肴にして飲んだ。
 熊谷に着くとほとんどの乗客は降りた。この電車はこの先の終点である羽生まで行くが、熊谷でしばらく停車する。一旦ホームに出てみると、夜になったせいか寒い。私は羽生まで乗らず、JR線のホームに向かった。
(SONY α700 LENS:SONY DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM)
2017.02.01 Wed l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top