勝沼
 景徳院から日川渓谷沿いの道を歩いて甲斐大和駅に戻り、中央本線の鈍行に乗る。ちょっとした峠をくぐると景色が開け、勝沼の広い盆地風景に変貌します。勝沼ぶどう郷駅に到着。駅の横に、かつて中央本線で活躍していた電気機関車EF64が静態保存されていました。
 駅からは丘陵地帯を歩き、勝沼ぶどうの丘に向かう。今夜はここで泊まります。私が予約の電話を入れてから間もなく、公式サイトの空き部屋情報が本日満室に変わった。シーズンオフの平日なのに大賑わいのようで何より。ぶどうの丘には何度も来ているのだけれど、いつもは日帰りなので泊まるのは今回が初めて。ぶどう畑の間の道を歩きながら到着。
 ここにはワインカーヴがあり、1100円で好きなだけ試飲できます。気に入ったワインがあれば、そばに積まれた製品でお買い上げも出来ます。毎回その試飲を楽しんで、気に入ったワインを買って帰っているのですが、今回は宿泊とあってゆっくり楽しめるのが嬉しい。もっとも、ワインカーヴは17:30までなので、少しでもゆっくり楽しめるようにと、15:30頃にぶどうの丘に到着してチェックイン、荷物を部屋に置いて即ワインカーヴへという流れです。
 勝沼のワインはとても美味しく一級品。毎回数十銘柄をセレクトしつつ一口ずつ試飲して楽しんでいますが、今回も白~ロゼ~赤の順で回りながら楽しみ、赤とロゼで一番気に入った銘柄を一本ずつ購入して部屋に戻りました。
 夜は施設内にある店でほうとうを食べたあと、館内にある温泉へ。ここは「天空の湯」という露天風呂があります。丘の上から町の夜景を眺めながら入る温泉は最高です。
 温泉を楽しんだあとは部屋でワインを楽しみました。部屋にはグラスなどワインを楽しむためのアイテムが揃えてあるのがまた嬉しい。ショップで買ったつまみのチーズセットもとても美味しく、二人で泊まるには広くて嬉しい和室の部屋でくつろぎながら静かな勝沼の夜を過ごしたのでした。(写真はぶどうの丘から駅の方向を撮った写真)
(KONICA MINOLTA α Sweet DIGITAL LENS:SONY DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM)

勝沼 ぶどうの丘
http://budounooka.com/
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2016.04.28 Thu l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
景徳院
 猿橋から中央本線の鈍行に乗って甲斐大和にやってきた。甲斐大和は掘割の造りになっていて、階段を上がったところに駅舎と駅前広場があります。これから路線バスに乗るのだけれど、果たしてここでいいのだろうか?と思えるほど狭い駅前広場にやってきたのはマイクロバス。車体に「武田家聖地めぐり」と書いてあります。これから向かうのは甲斐武田家最後の当主である武田勝頼公とそのご家族のお墓。バスはバス停以外の場所でも途中降車できるらしく、運転手さんが「どちらまで行かれます?」と聞いてきた。
 バスは日川渓谷の広い谷合いを登っていく。空が少しずつ晴れ間を見せ始めた。朝、出発する時は雨で天気予報も雨の予報だったので嬉しい。甲斐大和駅から4分ほどで、バスは景徳院入口バス停に到着。
 バス停のそばには川岸、そして周辺の案内板があり、周囲は桜が満開です。すぐ前にある階段を上がっていくと山門が現れました。境内にも桜。本堂には武田家の家紋「武田菱」が掲げられています。訪問の挨拶を兼ねて本堂に手を合わせます。本堂の裏は庭園があるようです。
 本堂の右手に甲将澱という建物があり、その左手に、武田勝頼、北条夫人(桂林院殿)、武田信勝、のお墓があります。最近供えられたと思われる綺麗な花もあり、その中には地元の中学校の名前でお供えされた花もりました。地元の方々に大切にされているのが伝わります。神妙な気持ちでお墓に手を合わせました。
 お墓参りをして、三人それぞれが自害した時の石を見て回り、本堂の前に戻りました。同行者のTさんが庭園を見てみたいというので本堂の裏手に回ると、そこには小規模ながら池もある庭園がありました。そこで池を眺めていると、なんだか心が安らぐ気分になります。Tさんがぽつりと「私、このお寺好き」とつぶやきました。
 道路まで下りる道は山門のほうではなく脇から下りました。そこにはお地蔵さんがあります。そこに三人の享年が書かれてありました。勝頼公三十七、北条夫人十九、信勝公十六。息子とお母さんの年齢が近いことについてTさんに聞かれたので説明しました(信勝公は勝頼公の最初の正室の子。その正室は織田家家臣の遠山家の娘)。
 三人はとても仲の良い家族だったと伝わります。家族三人で一緒にくつろぐ姿の肖像画もあり、これは戦国武将の肖像画としては珍しい描かれかただそうです。
 天正十年(1582年)に織田・徳川連合軍の甲斐信濃侵攻で武田家は追い詰められ、武田家の新たな本拠として韮崎に建造中であった新府城を破却、武田勝頼勢は僅かな戦力でこの地にやってきて最後の一戦を行なったのでした。北条夫人は生まれ故郷であり北条家の本拠である小田原に帰るよう説得を受けますが、最後まで武田家当主の夫人として皆と共に残り、その生涯を終えたのであります。
 旅の前に武田勝頼公を主人公として、その最後の数年を描いた小説を読んでいた私は、駅までの道を歩きながら、四百年以上前の甲斐国の動乱を思い、今の平和を噛みしめました。
景徳院について詳しく紹介sしているサイトです。(URL)
(KONICA MINOLTA α Sweet DIGITAL LENS:SONY DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM)
2016.04.27 Wed l 神奈川県外の戦国史跡 l コメント (0) トラックバック (0) l top
猿橋
 まずはじめに。今回の旅から帰ってきた日に九州で大地震がありました。被害に遭われました方々にお見舞い申し上げるとともに、少しでも早く落ち着いた日々が訪れるようお祈り申し上げます。

 平日休みを利用して一泊二日の旅をしてきました。場所は山梨県。中央本線の電車に揺られて、まず降りたのは猿橋駅。
 駅から徒歩20分ほどで、日本三大奇橋である猿橋に到着。橋の手前には土産物屋などが数軒。橋桁を使っていないという猿橋をゆっくりと堪能しつつ渡ると、向こう側に使われていない鉄橋の跡。これは中央本線の廃線跡で、かつては中央本線の車内からこの猿橋を見ることが出来たのだけれど、近代化による線路ルートの変更でこの眺めを車窓で楽しむことは出来なくなったのでした。
 猿橋とこの鉄橋跡を一緒に収めようと、近くにある橋の上から撮影。今にも蒸気機関車が走ってきそうな風景です。
(KONICA MINOLTA α Sweet DIGITAL LENS:SONY DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM)
2016.04.24 Sun l 神奈川県以外 l コメント (2) トラックバック (0) l top
港南中央
 地下鉄の港南中央駅の近くに緩い坂道がある。「桜道」と言われるこの坂道は名前の通りに桜の木が並んでいるのだが、この日はすでに散り始めであった。
 桜道と平行して東にある坂道は白い壁が片側の風景を塞いでいた。高いこの壁は刑務所の壁である。もちろん、壁の向こうの景色はここからではわからない。静けさに包まれ、曇り空の下で壁はじっと立っている。
(RICOH GR DIGITAL)
2016.04.19 Tue l 横浜郊外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
幸ヶ谷公園
 幸ヶ谷公園はその昔、権現山城という城があった場所だそうだ。そのことを伝える案内板もある。室町時代後期に造られたようで、戦国時代の黎明期の武将であり戦国時代の扉を開いた武将でもある伊勢宗瑞(北条早雲)が武蔵国に入り扇谷上杉家を攻めるために、この権現山城の城主であり扇谷上杉家の家臣である上田蔵人政盛と手を組んだ。そのため扇谷上杉家が権現山城に攻めこみ激戦が展開されたという。
 江戸時代になり、海岸部で神奈川台場の建設が行われた際に、この山を切り出し土を運んだために山の地形が大きく変わり、東海道を挟み海に面した山であった権現山は姿を変えてしまい、城があった時代の面影は見るべくもなくなったという。更に明治時代になり、山をくりぬくように鉄道が敷かれた。現在、線路を挟んだ向こう側の高台には本覚寺があるが、この本覚寺のあたりはかつて青木城があり、この権現山城とは地続きであったため関連性があったようである。
 今、ここに花見に来ている人々は、この丘が城址であることはおそらく知らないであろうし、私自身も以前は知らなかった。遺構がほとんど残っていないので、予備知識がないとわからないのは無理もない。
 黄昏の西日に時折照らされながら、桜の花びらはそっと風に揺れていた。地面では宴が少しずつ始まっている。カメラを持って長居をするには場違いな雰囲気に、私は花びらがはらりと落ちる道を下りた。
(KONICA MINOLTA α Sweet DIGITAL LENS:SONY DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM)
2016.04.17 Sun l 横浜港周辺 l コメント (0) トラックバック (0) l top
幸ヶ谷公園
 京急の神奈川駅に降り立った。県名の付いた駅なのに、とても小さな駅だ。横浜駅のひとつ隣りということもあり乗降客は少なく、各駅停車の電車しか停まらない。ホームは細く、上り線ホームは、すぐ後ろをJR線の電車が走り抜けている騒々しい立地。駅名の由来は東海道の神奈川宿が近くにあったためで、駅舎は宿場の建物をイメージしたデザインである。
 神奈川駅を出て線路に沿って川崎方面に坂を上がっていくと幸ヶ谷公園という丘が現れる。線路を見下ろすように立っているこの丘は桜の名所であり。階段を上がっていくと夜の宴会に備えてブルーシートがあちこちに敷かれていた。
 そんな俗っぽさに溢れた光景からは想像もつかないが、ここはかつて城があった場所なのである。
(KONICA MINOLTA α Sweet DIGITAL LENS:SONY DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM)
2016.04.16 Sat l 横浜港周辺 l コメント (0) トラックバック (0) l top
都橋
 日ノ出町駅の付近を過ぎ、大岡川の周りの町の賑わいも増してきた。更に歩いていくと昭和レトロな野毛町の飲食店街になるが、その手前に都橋がある。川に沿ってスナックなどが入っている二階建てのアーケードがある所だ。
 この都橋アーケードは近くまで来ると、その建物の雰囲気はかなり昭和レトロなのだが、こうして桜を入れて少し離れて見てみると、その後方にそびえる横浜ランドマークタワーの堂々たる構えとの対比が、不思議な遠近感を伴い存在感を持って迫ってくる。古いもの、新しいもの、古くも新しくもない桜という時代を超越した自然物。川を挟んで昭和も平成も人工物も植物も、横浜の景色を色作っている。
(iPhone5)
2016.04.10 Sun l 横浜港周辺 l コメント (2) トラックバック (0) l top
大岡川
 関東地方の桜が満開となったのに、あまり天気が良くない日が続く。それでも撮りに行くかと、やってきたのは京急の黄金町(こがねちょう)駅。この駅のすぐそばに流れる大岡川に向かう。
 吉野町のほうまで少し歩き桜を眺める。今回はiPhone5でパノラマ撮影である。私のiPhoneはモバイル通信機能は解除されてあるので(通信はAndroidを使っている)、音楽プレイヤーとカメラのためにあるという、つまりiPod Touchのような状態であるが、カメラのほうも記録用以外の用途はパノラマ撮影がメインで、「愛用のパノラマカメラ」と化している昨今である。
 そんなパノラマカメラiPhoneでスイングパノラマしながら歩く。世の中、コンデジが廃りはじめ、今や一般的にはこういう場で使われるカメラはスマホが多い。もちろん気合い入れて一眼レフで撮っている人もいるし、ミラーレスを構えている女の子もいるが、桜にカメラを向ける人のほとんどがスマホだ。そういう私もその一人なのだが。
 吉野町まで来てから引き返し、スタート地点の黄金町を過ぎたあたりがら、露店も現れて花見ムードになってきた。露店は川の南側に集中し、私が歩いている北側にはない。何か決まりがあるのかどうか、そのあたりの事情はわからない。
(iPhone5)
2016.04.10 Sun l 横浜港周辺 l コメント (2) トラックバック (0) l top
風早橋
 大浜海岸から逗子方面に戻ってみる。疲れて歩くのが難儀になるまで歩こうと考え、勢いのまま森戸まで戻ってきた。ここで少し気が変わり、海岸から離れて内陸部に向かう。
 森戸川に架かる亀井戸橋を渡り、やがて逗子駅行きバスも走っている通りに突き当たる。葉山と逗子を結ぶ道路はこちらのほうが、道幅の狭い森戸経由の海岸ルートよりもメインルートであり、交通量も多い。
 風早橋(かざはやばし)のバス停がある。近くにそういう名前の橋があるのだが、橋が架かっている川は森戸川である。森戸川は東西方向に流れているが、この付近は向きが変わり北から南に向かって流れている。森戸神社の脇にある河口も川幅はそれほど大きくないが、このあたりでは20mもない小さな川幅である。
 その森戸川が再び東西方向に流れる川になる長柄(ながえ)橋の所で逗子駅行きのバスに乗った。ここから逗子はトンネルを抜けるとすぐである。
(SIGMA DP2)
2016.04.09 Sat l 葉山 l コメント (0) トラックバック (0) l top
大浜
 横須賀市との境にある長者ヶ崎にやってきた。今日は天気が今一つなので静かな海岸である。そんな浜に小舟が浮かんでいる。風情があっていいなと思いつつ、浜と道路の間に広がる空き地が気になる。何の会社がよくわらないが、管理会社名が書かれた看板が立っていた。このまま広い風景がいつまでも続くことを願う。
(SIGMA DP2)
 
2016.04.07 Thu l 葉山 l コメント (2) トラックバック (0) l top
一色
 道はやがて町の中に入っていく、葉山御用邸のまわりは建物が増えてきて、このあたりから山側にある町役場に向かう地域が葉山の中心部といえる所だ。
 御用邸の少し手前で海岸に向かう。しおいさい公園の脇の細い道を抜け、松林の海岸に出る。この砂浜は一色(いっしき)海岸だ。御用邸があるので所々に警備の人が立っていて物々しさはあるが、そういう場所柄、とても静かな海岸である。
 山口川の小さな河口に赤い橋が架かっている。ここを渡った向こうは葉山公園のある大浜海岸である。海岸を見下ろす葉山公園はベンチもあり、くつろぐことの出来る公園である。ちょうどベンチのまわりで芝生の張り替え工事が行われていた。
(SIGMA DP2)
2016.04.06 Wed l 葉山 l コメント (0) トラックバック (0) l top
真名瀬
 森戸から南に歩くとすぐ真名瀬(しんなせ)に出る。道路のすぐ真横が小さな入り江の海岸になっていて漁船の姿もある。
 海岸は道路の下にあり、道路には歩道がないので歩きにくく、写真は撮り辛いのだけれど、ここの風景は好きだ。急に道の片側に小さい海岸が開ける眺め。のどかで、塩風が漂う、葉山らしい場所。
(SIGMA DP2)
2016.04.05 Tue l 葉山 l コメント (2) トラックバック (0) l top
森戸
 海岸が開けてきて、夏は海水浴場になるあたりに着いた。砂浜のはずれに流れる森戸川に架かる橋を渡り、森戸神社に参拝する。いつ来ても森戸神社は穏やかな風景。
 昼時だからか、砂浜を歩く人が増えてきた。ベンチに座って海を眺める。広い空をカラーで撮ってみたくなった。
(SIGMA DP2)
2016.04.04 Mon l 葉山 l コメント (0) トラックバック (0) l top
森戸
 雨はやんだが、空は相変わらずだ。モノクロでの撮影を続ける。いつもはDP2を使う時はRAWで撮っているが、今日はこのカメラのJPGモードでのモノクロの写りを見てみたくてJPGで撮っている。
 葉山の風景は晴れで撮るのが一番なのは勿論だけれど、曇りの風景もいい感じに思えてきた。町を覆う空が広いのだ。高い建物がほとんどなく、高くそびえるのは山だけ。そんな眺めが空を広く見せる。
 ふと、砂浜を見る、岩はなくなってきた代わりに足跡が増えていた。
(SIGMA DP2)
2016.04.03 Sun l 葉山 l コメント (0) トラックバック (0) l top
森戸
 曇り空の新逗子駅前。海岸に向かって歩き始めたら、ぽつぽつと小雨も降ってきた。天気があまり良くないのは承知でやってきたが、午前中はなんとかもちそうだというので、雨が降ってくるまで撮影散歩しようと歩き始めていたのだった。
 渚橋のあたりから傘をささないといけないくらいの雨量になり、傘を開いたが意地でもカメラはしまわない。やがて葉山町に入ると雨は落ち着き傘を閉じることが出来た。葉山マリーナの脇を通り、海岸沿いを行く。ごつごつした岩がいくつもある森戸海岸。三浦半島はこういう海岸が多いので、岩が見える海岸風景は心が落ち着く。その先は夏は海水浴場となる砂浜がある。
 こんな天気なので歩いている人は居ないと思いきや、葉山マリーナ方面に向かって歩いていく二人組とすれ違った。
(SIGMA DP2)
2016.04.02 Sat l 葉山 l コメント (2) トラックバック (0) l top