真鶴
 しばらく湯河原方面のほうの海を眺めて、また港まで戻る。ふと振り返って歩いて来た道を見ると、くたびれた建物が並ぶ寂しい眺めだと気づいた。かつては、ここもホテルだったのだろうか。
 港をもう一度眺めて、日が暮れないうちに駅に戻ることにした。坂を上がり、少しずつ今回の旅を噛み締め、駅に着いたら買うビールの銘柄について思考を巡らせていた。
(SONY NEX-6 LENS:SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
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2015.07.31 Fri l 真鶴・湯河原 l コメント (0) トラックバック (0) l top
真鶴
 港から右の方向を見ると、そこは湯河原の海岸だ。そこに向かって真鶴道路が伸びている。自分が立っている下のあたりから道路が伸びているので、真鶴の海岸をトンネルで抜けてここに出ているのだろう。
 だいぶ日が落ちてきて旅情満点な眺めになってきた。遠く伊豆の海岸線の山肌を見ながら黄昏を感じる。
(SONY NEX-6 LENS:SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
2015.07.30 Thu l 真鶴・湯河原 l コメント (0) トラックバック (0) l top
真鶴
 坂を下りていくと、やがて海が見えてきた。福浦港だ。港は小さな入り江で、とても風情のある景色。付近には商店の類がないので、ちょっとと飲み物など買ってきてという訳にはいかないのが残念だけれど、もう少し早い時間に着いていたら腰を落ち着けていたかもしれない。そんな気分になる眺めだった。
(SONY NEX-6 LENS:SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
2015.07.28 Tue l 真鶴・湯河原 l コメント (0) トラックバック (0) l top
真鶴
 真鶴駅を出て右に曲がる。湯河原方面の道で、いつもはあまりこちらの方角には行かないので新鮮な気分で歩く。やがて「福浦入口」というバス停が現れた。すぐ近くに下りの坂道がある。その道に入ってみた。
 真鶴は駅のある位置が高台で、海岸や港までの道は坂になっている。左右に曲がりながら歩いていく。空はだいぶ暗くなってきた。でも、こういう黄昏な感じが似合う道だなと思いながら歩いた。
(SONY NEX-6 LENS:SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
2015.07.27 Mon l 真鶴・湯河原 l コメント (2) トラックバック (0) l top
真鶴
 さて、富山の旅の帰り道は浜松に寄ったりと真っ直ぐ帰らなかった私は、更には掛川で降りて掛川城跡を見に行ったりしたあと、夕方真鶴駅にやってきた。もう一箇所くらい降りてもいいなと思っていたところ、結局は神奈川県に帰ってきたのだった。
 真鶴駅に降りるのは久しぶりだ。いつ来ても大きな景色の変化はなく。それに安心させられる駅前に出る。
 真鶴のどこに行こうか特に考えていない。時刻は18時に近づいているので、そう遠くにはいけない。駅前に停まっているっバスの行き先が「岩」となっている。その変わった地名に惹かれ以前から行ってみたいと思っていた所なので決めかけたが、なんとなく歩き始めた。
(SONY NEX-6 LENS:SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
2015.07.26 Sun l 真鶴・湯河原 l コメント (0) トラックバック (0) l top
浜松
 三日目の夜は福井県敦賀市に泊まった。敦賀を訪れるのはもう何度目かわからないけれど、泊まるのは初めてである。古くから国際港として栄えてきた敦賀の町は、その長いアーケード街に往時の繁栄の面影が残っていた。時代の流れで町の中心地にあるアーケード街に人が集まらなくなっているのはここに限った話ではないけれど、夜の町はひっそりとしている。
 翌日、私は米原経由で東海道本線の沿線に出てきて豊橋で昼食をとり、浜松にやってきた。華やいだ雰囲気の浜松駅前の横にある奇麗なビルの向こうに遠州鉄道の新浜松駅がある。この私鉄には全線乗ったことがないので乗ってみることにした。
 昼間でもほとんどの座席がふさがるほどの盛況ぶりな電車は、浜松市の近郊に細かく設けられた駅に停まって乗客を降ろしていく。終点の西鹿島駅はのどかな郊外の町の玄関駅といった風情で、ここで天竜浜名湖鉄道が接続する。地図を見ると近くに天竜川が流れている事がわかったので、歩いて行ってみることにした。
 駅から15分ほど歩いて土手が見えてきた。川原に出て佇んでいると、やがて鉄橋を天竜浜名湖鉄道の列車がゆっくりと姿を現した。都会と田舎の境目みたいなのどかな町での静かなひととき。
(SONY NEX-6 LENS:SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)

※ 今回の旅の電車や駅の写真で当ブログ未掲載の写真はこちらに色々と載せていますので、ご覧ください。
2015.07.25 Sat l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
上市
 有峰口駅を出て、もう一駅ほど降りてみようかなと思っていたけれど、暑い中で有峰口駅の周辺を歩いていたら少し疲れたので終点の電鉄富山まで乗り通した。
 ちょうど昼時に差し掛かっていたので電鉄富山駅に隣接するショッピングビルの中にある店でうどんを食べることにした。昨夜飲んだ店で白海老の唐揚げがとても美味しかったので、白海老の入ったうどんを選択。美味しかった。
 電鉄富山からは新幹線に乗るために新黒部に向かうことになる。富山から新幹線に乗らず、もう少しだけ富山地方鉄道の旅を楽しむ。
 まずは、入口が二つある木造駅舎があるという越中荏原駅で降りてみたものの、駅は新しくなっていて肩透かしだった。利用者の割と多い駅だと改装されてしまうのだろうか。気を取り直してもう一駅降りてみようと上市駅で降りた。昨日、乗務員さんがここで電車の進行の向きが変わると言っていた駅だ。着いてみると確かに駅が行き止まり式の構造になっている。つまりスイッチバック駅みたいな構造だけれど、別に山になっている訳ではなく平地である。少しでも町に駅を近づけるためにそうしたのかなと推測。
 駅は三階建ての構造で、JAの事務所やその直営のテナントが数軒ある。かつては、いろんな店舗が入っていて二階にはスーパーもあったそうである。今はそういう面影はなく、がらんとした構内になっているけれど、利用客がそれなりにある駅なので歩いている人はちらほら居る。駅のまわりはのどかな郊外の眺めで、田圃と住宅が点在する。
 上市から宇奈月温泉行き電車で一昨日から通ってきた魚津市内に入り、少し感傷的な気分に浸っていると黒部市内に入った。電鉄魚津、新魚津、電鉄黒部、三日間ですっかり駅の形を覚えてしまったほど記憶に馴染んでいる。今回の富山県の旅のスタート地点だった新黒部駅に到着した。私は何度か新黒部の駅舎を振り返りながら、新幹線の駅に向かった。これで今回の「富山地方鉄道 二日ふりーきっぷ」の旅は終わりだ。新幹線を待つ間、待合室の売店で買った地ビール「宇奈月ビール」を飲みながら富山地方鉄道の電車の乗り味を思い返していた。
(SONY NEX-6 LENS:SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
2015.07.23 Thu l 神奈川県以外 l コメント (2) トラックバック (0) l top
有峰口
 月岡駅を出た電車は不二越・上滝線の終点である岩峅寺(いわくらじ)に着いた。ここも結構古い造りの駅で、跨線橋ではなく構内踏切でホーム間の移動をする。ここからは立山線の旅となる。
 立山線は岩峅寺から少しずつ山間に入っていき。景色がローカル線そのものになる、車内は立山黒部アルペンルートに向かう人で結構席が埋まっている。大きな谷の間に開けた平地を電車は行く。
 終点の立山駅は鉄筋の駅で、ホームの上に立山黒部アルペンルートの起点である立山ケーブルカーの乗り場になっていて、観光バスからやってきた人達で構内が賑わっている。(立山黒部アルペンルートについてはこちらを)
 ケーブルカーに乗って黒部ダムのほうに行ってみたいけれど、今回はこのまま戻る。折り返しの電車は昨日乗った元京阪の二階建て電車だった。車内放送の声でもしかして?と思ったら、やはり昨日の乗務員さんだった。通路を歩いてきた乗務員さんが自分を見て「あっ、昨日の二日ふりーきっぷの方ですね」と声をかけてきた。少し雑談をする。
 立山を出て窓外がまだ谷の景色を見せている有峰口(ありみねぐち)駅で降りてみた。駅舎はかなり古く、開業年である昭和12年のものと思われる。駅舎の上に掲げられている駅名板には「驛■小」と表記されているのが古さを物語っているが、駅名が異なるのは、以前は「小見駅」と名乗っていたからだそうだ。真ん中の文字は取れてしまっている。
 駅舎の中の待合室は古さに満ち溢れている。そんな待合室を熊のぬいぐるみが二体、優しく見守っている。この駅にも訪問ノートがあったので記帳した。
(SONY NEX-6 LENS:SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
2015.07.22 Wed l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
月岡
 開発駅から下り電車で更に一駅先の月岡駅に向かった。電車は元東急のステンレス電車で、銀色に赤いラインは東急時代のままを思わせる。車内は学生客で座席が7割ほど埋まっている。土日に乗ってきた地鉄電車は空いていて経営を心配したくなるくらいだったけれど、平日はこうして利用客がそれなりにいるのだなと思う。
 月岡駅は開発駅ほど木造な雰囲気はないけれど、大きめの物置小屋みたいな構えの駅舎はかわいい。ホームの待合室は古びた木造である。
 駅のまわりは田圃で、その向こうに立山の山々が見える。少し駅のまわりを歩いたあと駅舎に戻り、備え付けの訪問ノートに一筆書いた。古い駅が残っているので、全国からここ富山にやってきて地鉄電車の旅をしている人がいる。そんな静かな熱さが、ノートのページから伝わってくる。
(SONY NEX-6 LENS:SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
2015.07.20 Mon l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
開発
 大勢の女子高校生と僅かの男子高校生と僅かのOLを乗せた月曜朝の電車は窓外の景色をやがて郊外のものに変えていた。田畑が少し増えてきてその景色の向こうには背の高い防風林が見える。車内がだいぶ空いてきた頃、電車は最初の目的地である開発(かいほつ)駅に着いた。
 瓦屋根に板壁の駅舎は築何十年という重みを無言で伝えてくる。田舎の旧家に招待されたような気分で、少しそわそわしながら駅舎の中の木製のベンチに腰を下ろす。駅のすぐ近くの道路からは通勤の車がひっきりなしに通る音が聴こえてくる。
(SONY NEX-6 LENS:SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
2015.07.19 Sun l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
電鉄富山
 旅の三日目にしてやっと青空が広がった。フリー切符の期限は二日間なのでこの日が最終日だ。富山地方鉄道の残りの路線に乗りに、夏らしい気温の朝の富山駅前の通りを歩く。
 月曜日とあってか駅前は混んでいる。電鉄富山駅も学生が大勢降りてきて、大勢乗る。これから乗るのは不二越・上滝線という路線で、他の路線と違って観光地を走る路線ではないので地味な存在ではあるけれど、車内は高校生で満員だ。電車は富山市内の郊外に向かって走り出す。今日はこれから木造駅舎を訪ねる旅を開始。
(SONY NEX-6 LENS:SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
2015.07.18 Sat l 神奈川県以外 l コメント (2) トラックバック (0) l top
富山
 すっかり雨空になった富山駅前で友人と待ち合わせしてバスに乗った。バスは雨の街を抜け、やがて田圃の広がる郊外の景色になると空港の前に寄りつつ、終点の公園の前に着いた。これから富山県総合運動公園陸上競技場で行なわれるサッカーJ3のカターレ富山の試合を観る。
 スタジアムは二万人ほどを収容する大きな陸上競技場で、プレイが行なわれる芝生は遠く、サッカーを観るには適していない施設。こういう仕様の建物は国体の会場として全国にあり、その地方にしては持て余し気味な大きな構えゆえに地方のJリーグクラブが使っているケースは少なくない。しかし、幸いにもと言うべきか、巨大施設ならではのスタンド屋根がメインスタンド側に付いていて雨をしのきながら観ることが出来るのは有り難い。
※(富山市の繁華街に近い場所にサッカー専用のスタジアムを造る計画はある)
 カターレは昨年はJ2に所属していた。つまりJ3に降格してきたチームだけれど、雨の中駆けつけてきた観衆は熱く声援を送る。強い弱いではなく、そこに我が地元のチームがあるから応援する!という意識は実は世界共通な意識。サッカーの応援フラッグを収集している私はフラッグを買って応援した。
 夜は繁華街の方に出て飲む。富山城の近くにある奇麗な構えの店に惹かれ入店。「地酒セット」という4銘柄で1セットのものが「純米酒セット」と「吟醸酒セット」と二種類あったので自分も友人も両方注文して富山の酒を味わう。名前と酒造元と味の説明書きが添えられているので読みながら飲んでみたが、どれもとても美味しい、特に黒部市の酒はコクがあって美味い。
 魚も貝もとても美味く、コロッケもとても美味しかった。出てくるメニューにハズレ無し。富山は良い街だなと思いながら雨の夜の帰り道を歩く。
(SONY NEX-6 LENS:SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
2015.07.17 Fri l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
電鉄富山
 電鉄魚津駅に向かって私は少し小走りで向かった。次の電車の時間が迫っていたためで、この電車に急いで乗りたい理由もあった。
 無事、5分以上の余裕を持って駅に着く。やってきた電車は他の地鉄電車とはカラーリングの異なる電車。このカラーリングは京阪電鉄の特急車の塗装で、この車両は元京阪電車なのだ。他の地鉄電車と違うのはカラーリングだけでなく、編成両数についてもそうで、この電車は他より一両多い三両である。その多い分は、中間車に二階建て車両を連結していることにある。
 この電車は特急の電鉄富山行きで、当然のように二階の座席を選び座っていた私のところに女性乗務員がやってきた。二階建て車両は指定券として220円が必要とのこと。勿論払って指定券を受け取る。乗務員さんは私が二日間ふりーきっぷを持っている事に反応して、沿線案内のパンフレットを鞄から取り出しプレゼントしてくれて沿線の話を振ってきた。私が先ほどは魚津城跡を見てきて駅まで走ってきたので少し汗をかいたと苦笑しながら話すと、窓上にある冷房のダクトの調節について教えてくれ、更にこの先の上市駅で向きが変わるので、上市からはあちらの列が進行方向の席になりますと親切に教えてくれた。
 電鉄魚津駅では雨も上がり少し空に晴れ間も見えていたけれど、電車が上市を過ぎてやがて富山市内に入ると雨が降ってきた。もうすぐ終点というところで再び乗務員さんが現れ、「このあとは富山市内の観光をする」と言った私に「ふりーきっぷは市電も乗れますので是非市電も乗ってみてください」とおすすめしてくれた。
 電鉄富山駅に着いて、京阪時代のそのままに車両の側面に描かれてある京都三大祭のひとつ「時代祭行列絵図」のイラストを眺め、この電車を名残り惜しんだ。
富山地方鉄道 ダブルデッカーエキスプレスのご案内
(SONY NEX-6 LENS:SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
2015.07.16 Thu l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
魚津
 宇奈月温泉から電鉄富山行きに乗った私は電鉄魚津駅で降りた。今朝出発した駅である新魚津の富山寄り一駅隣りの駅である。魚津市の玄関としての駅は新魚津(および隣接する魚津)駅になるけれど、この電鉄魚津も駅前に商店街もあり旧市街といった雰囲気がある。しかし、その商店街は寂れた雰囲気が漂っている。
 電鉄魚津は北陸地方で初の高架駅なのだそうで、富山地方鉄道のお隣を走るあいの風とやま鉄道(元北陸本線。こちらには駅はない)ともども高架になっている。北陸本線の車内から何度かこの駅を見たことがあり、随分と古びた高架駅だなという印象があった。その印象の元になっていた「電鉄魚津ステーションデパート」はもうない。近年撤去され、今はエレベーターの付いた小さな駅舎がホームまでを結んでいる。 (電鉄魚津ステーションデパートについてはこちらを参照)。
 その古い建物はもうないのにここで降りたのは、この地にかつてあった城跡を見るためなのである。富山県の城というと富山城や高岡城が知られているが、ここ魚津にも魚津城という城があり、そこでは戦国史に残る悲劇があった。 ~魚津城の戦いについての
Wikipediaの記事~

 孤立無援の中、篭城が極限まで達し敗北を決意した上杉家の武将たちが、敵に降伏するくらいならと自刃を選び、耳にそれぞれの名前を書いた板をくくりつけて自刃を行なったという地。魚津城の跡は現在は小学校になっている。電鉄魚津駅から徒歩で10分とかからない距離にある。
 学校の門にやってくると魚津城についての説明板と、大河ドラマで魚津城の戦いが取り上げられたのを機に訪問者が増えたために設けられたと思われる旗差しの飾りつけがあった。学校のまわりを一周してみようと時計回りの逆の方向に歩いてみた。やがて校舎の裏手にあたる入口に着くと、そこには魚津城の戦いで自刃した13人の武将たちの名前と署名の写しを掲載した説明板があった。学校の敷地という制約がありながら、ここまで城跡であることを今に伝えているのは嬉しく思える。静かに手を合わせた。
 そこからは先ほどの校門はすぐで、改めて校門を眺めて駅に戻った。
(SONY NEX-6 LENS:SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
2015.07.15 Wed l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
宇奈月
 宇奈月駅に帰ってきた。富山地方鉄道の宇奈月温泉駅の近くにある温泉街に出る。踏切を渡るとすぐ共同浴場がある。
 この日の黒部はとても寒く、温泉で暖まりたく昼食は後回しにして温泉に向かう。笑顔で迎えてくれた番台のおばさんに券売機で買った券を渡す。中はそれほど広くないが掃除が行き届いていて快適。
 湯は透明だけど硫黄のような所謂温泉らしい匂いがある。浴槽自体は広くないけれど静かで奇麗な温泉で、冷えていた体もすっかり暖まって気分爽快。翌日以降、しばらく肌がすべすべになったような感触がj感じられた。
 さて、ここからは再び富山地方鉄道の旅となる。古い駅舎と古い電車の地鉄電車の魅力の片鱗は既に前日の夕方に新幹線から乗り換え魚津の町に向かう電車で味わったけれど、ここから本格的にフリー切符の旅が始まる。
(SONY NEX-6 LENS:SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
2015.07.12 Sun l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
黒部峡谷鉄道
 宇奈月を出た列車は渓谷に沿ってゆっくりとした速度で左右にカーブしながら山の奥へ入っていく。車内に設けられたスピーカーからは富山県出身の室井滋さんによる観光案内放送が流れ、車窓に見えるものについての解説を聞くことが出来た。
 トンネルの壁は時に岩肌がむき出しになっていたり、現れる駅のホームがとても小ぶりなものであったり、普通の鉄道とは違った野趣に富んだ風景に驚きながら、約一時間半ほどで終点の欅平駅に着いた。駅は展望台も併設されたちょっとした観光駅の装いがされていて、山のローカル線の終着駅としての風情は今ひとつではあるものの、深く切り立つ谷の角度に圧倒され異世界を感じた。
 小雨に煙る欅平からの折り返しは窓のないこれぞ「トロッコ列車」と呼びたくなる車両で宇奈月に向かう。つい先ほど眺めたばかりの景色でも、窓のない開放感のある車両から眺めるとやはり迫力が違った。幸いというべきか、私が指定券で指示された車両は他に誰も乗っていないので気軽に鉄道旅を楽しんだ。高い鉄橋を渡りながら、「また乗りに来てみたい」と思い渓谷を見つめた。
(SONY NEX-6 LENS:SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
2015.07.11 Sat l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
黒部峡谷鉄道
 黒部峡谷鉄道にいよいよ乗る。全列車指定席なのであらかじめ公式サイトから予約をしておいた。宇奈月駅のカウンターで指定券を受け取る。号車指定となっている。座れる座席は確保しておくから、その号車の中で好きな座席に座りなさいというシステムである。
 行きはゆったりと景色を眺めようと思ったので窓の付いたデラックス車にした。進行方向左側に座っていると駅員さんが親切にも「しばらくは右側のほうが眺めがいいですよ」と教えてくれた。
 黒部峡谷鉄道は黒部ダム建設と保守のために作られた鉄道で、元々は関係者しか乗ることの出来ない鉄道であったが、沿線のその絶景ぶりに感光列車としてトロッコ列車を走らせるようになったものである。途中にいくつか駅があるが。関係者しか乗り降り出来ない駅もある。あくまで主目的は黒部ダムと電力施設の維持のための鉄道なのだ。ただし、冬は雪が深くなるために全線運休となる。
 列車はゆっくりと宇奈月駅を発車した。
(SONY NEX-6 LENS:SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
2015.07.10 Fri l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
宇奈月
 二日目の朝は雨模様だった。旅館から少し歩いたところにコンビニがあるので、そこでビニール傘でも買うかと思いながら早足で歩く。しかし、歩いているうちに雨は少し弱くなってきた。私はそのまま駅まで歩いた。
 新魚津駅で富山地方鉄道の全線が二日間乗り放題となるフリーきっぷを購入。「地鉄電車2日ふりーきっぷ」という名前で4530円。電車のカラー写真の印刷された大柄なきっぷに、駅員さんが日付印を慎重に強く捺した。(きっぷについての詳細はこちら
 新魚津から下り電車に乗る。雨の日曜日。電車はそれほど混んでいない。この電車は終点まで行かないので新黒部で一旦降りて、新幹線の駅構内にある売店で買い出しをしたあと改めて下り電車に乗る。新黒部までは平野を走っていた電車は、ここからは山間部の風景の中に入っていく。電車は元西武鉄道の特急車で、外側は西武時代のままだけれど車内は改装されて座席も新しくなっている。私のすぐ近くには新幹線から乗り換えてきた黒部観光に出かけるお年寄りのグループが座っていた。
 終点の宇奈月温泉駅は谷がせばまってきた所に作られた駅で、駅前には土産屋などが並び観光地の風情に包まれている。温泉にはあとで入ることにして、私は駅前の道を先に進んだ。少し歩いたところに黒部峡谷鉄道の宇奈月駅がある。
(SONY NEX-6 LENS:SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
2015.07.08 Wed l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
新黒部
 長野駅から北陸新幹線に乗って「飯山」 「上越妙高」 「糸魚川」 と停車して富山県に入って最初の駅である「黒部宇奈月温泉」で降りる。今日はここから私鉄の富山地方鉄道に乗り換えて魚津で泊まる。
 富山地方鉄道の駅は新幹線の駅を出てすぐの所にある。間に細い道路があり、そこを横断するともう駅舎が現れる。新幹線の駅名とは異なり富山地方鉄道の駅は「新黒部」と名乗っている。これは新幹線建設当時の仮称駅名をそのまま使用したものだ。利用者としては駅名は同じにしてくれたほうがわかりやすいが、富山地方鉄道に「宇奈月温泉」という駅があり、そこは正真正銘の宇奈月温泉の最寄駅であるから、同線内に宇奈月温泉を名乗る駅が二つになって紛らわしくなるのを避けたのだと思われる。
 夕方の新黒部駅は静かだ。まわりは新幹線の施設以外は、田圃と家が点在しているだけなのだから当然とも言える。やってきた上り電車も空いていた。この日、ここまでのJRの電車は割と混んでいたので、ようやく落ち着いたローカル線気分が出てきた。
 新幹線開業まではJR北陸本線の魚津駅だった「あいの風とやま鉄道 魚津駅」に隣接する新魚津駅で降り、魚津駅前を歩き、徒歩30分ほどで予約していた旅館に着いた。とても料金の安い旅館だったが内装は奇麗で、風呂は隣接するスーパー銭湯に無料で入るシステムなのがまた良かった。
 夕食は魚津駅の方に出て食べようと日の暮れた道を歩き駅前に再びやってきた。駅横には小規模ながら歓楽街もあり呼び込みが立っていた。私はその歓楽街の入口付近にある洋食屋でオムライスを食べ、コンビニで黒部市の地酒を買って旅館に戻った。さすがに距離の遠さに気持ちが負けて帰りはタクシーに乗る。
(SONY NEX-6 LENS:SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
2015.07.07 Tue l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
川中島
 6月下旬に三泊四日で旅をしてきました。今回からしばらくはその旅の話を。

 一日目。私は立川駅から快速「山梨さくらんぼ号」という全席指定の臨時列車に乗って中央本線を旅していた。特急車両を使ったこの快速は快適に山地を走り抜ける。高尾の山麓、相模湖の湖面、桂川の流れ、勝沼の丘、現れる風景が、見慣れた鈍行列車の車窓から見るものとは一味違って見える。
 甲府から鈍行を乗り継ぎ、やってきたのは長野駅。一年半ぶりに訪れた長野駅は大改装が終わって駅がリニューアルされていた。善光寺をモチーフにしたのだろうか大きな木の柱が駅舎の前にそびえる。
 駅前からバスに乗って40分弱、運賃470円で川中島古戦場公園に着いた。バス停から駐車場を横切り公園に入る。公園には博物館もあるが最終入館時間が迫っており、また古戦場について特化した内容の施設ではないようなので見学せずに八幡社に向かう。この神社の境内には川中島の戦いについての説明や史跡がいくつもある。
 川中島の戦いは戦国時代の合戦の中で特に有名なものであるので、詳しくは検索して調べていただくとして、入口には第四次川中島の戦いに於ける上杉軍と武田軍の名の知れた武将の配置位置を示した図がある。このあたりは八幡原と言われ、武田軍が陣を張った地でもあるのだった。
 更に境内の奥に入っていくと、ここを訪れる人のために造られたのだろう、第四次であったとされる上杉謙信と武田信玄の一騎打ちを模した像が建っていた。丁寧なことに、武田信玄の横には風林火山の旗差しが、上杉謙信の横には毘と龍の旗差しが立っている。
 参拝をして、塚に手を合わせ、八幡社をあとにした。帰りは道路の渋滞もなくスムーズに走ったバスは30分ほどで長野駅に到着した。軽い興奮を胸に長野を後にして、北陸新幹線で黒部宇奈月温泉駅に向かう。一泊目の宿泊地は富山県の魚津である。
(SONY NEX-6 LENS:SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
2015.07.04 Sat l 神奈川県外の戦国史跡 l コメント (0) トラックバック (0) l top
北鎌倉
 明月院を過ぎて明月院通りを更に奥に行くとカフェがあったりする。付近の風景は裏山といったものなので、どこか隠れ家的な、知る人ぞ知るな雰囲気を醸し出している。でも、きっとそれなりにガイドブックなどにも紹介されているのだろう。道を行き交う人はそれなりにいる。
 結局、周辺をぐるりと回って散策は終わり、北鎌倉駅に向かって引き返した。紫陽花の時期は北鎌倉は混むことを再確認したような散歩だったけれど、初めて歩く道は楽しく、紫陽花も奇麗だったので満足。
(PENTAX K10D LENS:smc PENTAX FA 35mm F2)
2015.07.03 Fri l 鎌倉 l コメント (0) トラックバック (0) l top
北鎌倉
 明月院の入口から左方向に道は続いている。その先にも人家はあり、店も点在している。そのため向こうから歩いてくる人も少なからずいる。
 私は北鎌倉には静かな山の風景を求めているので、どちらかと言えば、この道を行くほうが楽しめそうだろう。明月院には寄らず、入口近くの紫陽花を写して道を往く。和な構えの家の軒先に咲く紫陽花を撮る。
(PENTAX K10D LENS:smc PENTAX FA 35mm F2)
2015.07.02 Thu l 鎌倉 l コメント (0) トラックバック (0) l top
北鎌倉
 横須賀線の踏切の所から明月院に至る細い道は人が連なり、立ち止まって写真を撮るのがはばかれるような混雑。カメラを構える時は端によって撮るほかないのではあるけれど、今回装着しているレンズは35nnの単焦点であるから近付ける花しか撮れない。
 そんなわけで、人の波の切れ間を見て左に行ったり右に行ったり移動しながら撮影をしていると、更に人が増えてきた印象。明月院の前では案内係が立っているほどで、境内はかなり混んでいそうなのを予想して、私はそのまま道を進んでみることにした。そういえば、この先を歩いたことはなかったような気がする。
(PENTAX K10D LENS:smc PENTAX FA 35mm F2)
2015.07.01 Wed l 鎌倉 l コメント (0) トラックバック (0) l top