当麻
 交差点を左折して道幅が広がると景色も広がった。遠く向こうには丹沢の山々がそびえ空も大きい。帰宅後に地図を見たら(歩いている時は余程でない限りはスマホで地図は見ない事にしている)、この交差点は下溝のひとつ先の原当麻のすぐ近くだった。この道のあたりの町名は当麻。「たいま」と読む。
 去年くらいから決意している事なのだけれど、神奈川県にもまだまだ行った事のない場所がたくさんあるので、そういう場所に積極的に行こうと思う。このブログのカテゴリーを見ると記事数が結構偏ったものになっていて、自宅から離れている県央や県西は少ない傾向にあるのがわかる。
 そういう次第で、今回はまだこのブログに登場した事のない愛甲郡愛川町を訪問しようと決めた。ちなみに、他にまだ未登場な市町村は、綾瀬市、清川村、中井町。こちらも近いうちに訪れたい。
 初めて見る景色は、やっぱりワクワクするものであります。
(SONY NEX-6 LENS:SONY E 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
スポンサーサイト
2015.02.28 Sat l 旧津久井郡・相模原 l コメント (0) トラックバック (0) l top
下溝
 JR相模線の下溝駅を降りて、北の方角に向かって歩く。民家が集まってはいるが、特に栄えている感じはない。線路と道路のある場所は少し高台になっていて、その下は相模川が流れ、その流域に広がる田園が見える。
 今回は、ここから相模川を渡って対岸の厚木市と愛川町を歩く旅をする。まっすぐ向かう道はなく、こうして北に迂回しながら歩いている。細い道路は意外に交通量が多い。少し歩くと、厚木方面に行ける道が分岐する交差点に出る。そこからは道幅も歩道も広がり歩きやすくなる。
(SONY NEX-6 LENS:SONY E 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
2015.02.27 Fri l 旧津久井郡・相模原 l コメント (0) トラックバック (0) l top
みなとみらい
 今回のCP+は入場してまずはソニーブースで鉄道写真家の中井精也さんのトークセミナーを観て、前回書いた魚住誠一さんのトークセミナーも続けて観たあと、各社ブースを急ぎ足で回り、二階のアウトレットコーナーでケンコーの保護フィルターを300円で買い、アマチュア写真家による写真展である御苗場に足を運んだ。
 いつもなら御苗場はゆっくり時間をかけて全員分の展示を拝見させてもらうのですが、時間が足りなくて駆け足で観覧。ステージでは優秀作品の発表が行なわれていて、ペンタックス67で撮ったという受賞者の方が壇上に上がってコメントをされていた。そうえば二年前に、「この作品はきっとフィルムで撮ったに違いない!」と思われた作品があって見入っていたら、作者(カメラ歴長そうな穏やかな紳士でした)の方が現れて「二眼レフで撮りました」と教えてくれた事があった。旅先での何処にでもあるような何気ない風景だった。でも、その風景がとても優しいものに思えたのだった。これは同行者も同じ事を思ったそうで、それを作者さんに伝えたら、とても喜んでくれた事を思い出す。
 御苗場を観てから、閉会間近の今年のCP+最後のセミナーをニコンブースの中井さんのトークセミナーで終えたのでした。
 ソニーブースでの中井さんは「αで撮る日本の鉄道風景」をテーマに、撮影のコツやポイントを作品を使って解説してくださった。その際、ちゃんとαの(それもミラーレスだけでなく一眼レフのほうも)良さを説明するのがサスガです。α99のバリアングル液晶、α77Ⅱの連射機能、α7Sの超高感度、いずれも作例を交えてセールスポイントを解説。
 さて、作品の方はと言うと、NHKのBSプレミアムで月イチで放送されている「てつたび」で撮ってきた写真を紹介していた。この番組で中井さんはニコンとソニーを主に使いながら、人と鉄道を旅情たっぷりに写している。終盤、番組で撮ってきた写真の中から自選による「人と鉄道」の写真ベスト10の発表となった。
 銚子電鉄の女性車掌さんが乗客に笑顔で接している時の横顔。山形鉄道フラワー長井線の女性駅員と駅で飼っているウサギ。ゆりかもめを背景に公園で遊ぶ父子。北条鉄道のパン屋兼駅員の女性駅員が列車が走り去っていく度にホームの先で手を振っているという後姿を撮った写真。そういった作品群の中から一位に選んだのは、北条鉄道を撮っていたら「スイカでも食べれ」と家からスイカを切って持ってきてくれた麦わら帽子の農家のおじさんの「スイカを差し出す笑顔」でした(これはヤラセではなくて、本当に偶然受けた親切なんですよとおっしゃっていました)。
 ニコンブースでは、「日本の鉄道車両のセカンドライフ」と題して東南アジアで活躍する元日本の車両たちをD750で撮った作品を撮影秘話を交えながら楽しく解説されました。
 線路際ぎりぎりまで売り物を並べられた自由市場、そこで日々を暮らす人々。中井さんがカメラを持って歩いているとみんな笑顔で近づいてきて気さくにコミュニケーションを取る事。子供たちは友達を呼んできたり、大人は飲食物をくれたり、カメラを向けると誰もが笑顔。
 そんなのどかで穏やかな南国を、東京の私鉄や地下鉄で走っていたステンレスの電車が赤や黄色に塗り替えられて走っている。そんな風景がとても旅情溢れるものでした。中でも、ミャンマーの町を走る路面鉄道を、三陸鉄道で走っていたリゾート気動車が走っている姿は、まさにセカンドライフと呼べる印象に残る写真でありました。
 こうして、私にとっての今年のCP+はニコンブースで閉会しました。最後にステージに今年のニコントークセミナーに参加された写真家の皆さんが集合して一人ひとり挨拶され、ニコン万歳的なエンディングで幕を閉じたのでした。手元にあるカメラはニコンではなかったので、その模様を撮るのは遠慮しましたが、それがちょっと心残り。
 来年はもう少し日程に余裕を持って訪れて、各社のカメラ体験ブースで日頃使う事のない機材を試したりしてみたいです(自分の手持ちのカードにデータを残して持ち帰れるメーカーも多々あったようです)。そんな反省をしながら、みなとみらい線の駅に向かうのでした。
2015.02.26 Thu l 横浜港周辺 l コメント (0) トラックバック (0) l top
パシフィコ横浜
 CP+の話が続きます。
 今回は、まずソニーブースに足を運び、中井精也さんと魚住誠一さんの講演を聴きました。中井さんの話はニコンブースでの話とあわあせて次回に書くとして、魚住さんの話を。
 魚住さんは「僕がαを選んだ理由」と題して、モデルの三原勇希さんを軽井沢と恵比寿で撮ったフォトを題材に、三原さんを交えてのトークでした。話の内容は「この写真はこういうシチュエーションで撮って…」といった撮影秘話が中心で、話の合間にソニーのカールツァイスレンズの素晴らしさを軽く挟むといったものでした。魚住さんは一眼レフのAマウントの85mmプラナー。50mmのプラナーに、ミラーレスのEマウントの55mmのゾナーを使って三原さんを撮ったようです。カメラはフルサイズミラーレスのα7Ⅱで、Aマウントのレンズはアダプターで撮ったようです。
 その魚住さんによる三原さんの写真(ソニー公式サイト)
 魚住さんは、ファッショナブル・ポートレートを目指していて、モデルさんの衣装や小物に何をどんなブランドを選ぶか?なんて話を撮影技術について解説した本に書く方ですから、トークもカメラマニアが喜ぶような話はほとんど出ません。ツァイスは素晴らしいと言いつつ、その素晴らしさを細々と語ったりはしないのでした。これは見る人によっては物足りなく思えたかもしれません。私も期待していた方向と少し違う展開だったので肩透かしをくらったような気分になりました。聴き終わった段階では。
 でも、その後に各社のブースを一通り回っているうちに考え方が変わりました。
 今やデジカメの進化は「もうこのくらいでいいんじゃない?」という領域に達しているのではないか? 超高画素、ペンタックス645ZやニコンD810で撮れる写真の精細さは素晴らしい。超高感度、ソニーα7Sは暗闇をも手持ちのフィールドに変えた。超高速AF、超高速連射は、もっと上がっても良いかなとは思うけれど、キヤノンEOS7D MarkⅡのような性能があれば充分ではないかとも思える。
 各社の展示を見ながら、高性能を誇示する美辞麗句が並びまくる様にそんな事を思ったのでした。勿論、作る側としては常に改良をしていく事で業界が活性化されるのでありましょうから、その流れは正しいのでしょう。
 一通り回って、始めのほうに軽く見たコシナのブースに再度足を運びました。コシナは、安価でクラシカルな写りなフォクトレンダーと高価で画質を追求したカールツァイスと二つのレンズブランドを展開しています。ガラスケースには、それらのレンズがレンズの断面モデルと一緒に展示されていました。ニコン用、キヤノン用、ライカ用、マイクロフォーサーズ用、どのレンズも同じように無差別で並んでいます。その光景には、その商品を飾る言葉は要らなかった。「モノ作り」というものには、素晴らしいキャッチコピーよりも商品そのものが名刺なのだなと、そんな事を思いながら綺麗に並ぶレンズたちを見ていました。
 魚住さんは今回のトークで「先日、αの35mmゾナー一本だけを持ってロシアに取材旅行に行ってきた」と語っていました。なぜ?という事は細かく言わないし、ゾナーに対する薀蓄も無し。メーカーの人は、もっとその辺りを語ってほしかったのかもしれませんが、展示を一回りしてきた自分には、それが正解なんだなと思えたのでした。
 XP+の話、次回も続きます。
2015.02.25 Wed l 横浜港周辺 l コメント (0) トラックバック (0) l top
201502DSC00991.jpg
 毎年恒例のCP+に行ってきました。今回はいつもの紀行文とは少し違うタッチでお送りします。

 今回は最終日である日曜の昼過ぎに到着という至ってのんびりしたスケジュールで出かけたのですが、メーカーブースとして特に見たいというものが限られていたので、そのくらいのんびりでも大丈夫だろうと思ったわけです。
 一番見たかったのは、ペンタックスの135サイズフルフレームフォーマット(俗に言ういわゆるフルサイズ)カメラのモックです。CP+に先駆けて発表されたペンタックスフルサイズ。まだ詳細は不明な部分が多々ありますが、まずは大きさを見てみたいと思ったのでした。という事で、リコー・イメージングのブースに足を運んで現物とご対面。大きさはK-3とあまり変わらないように見えます。厚みが少しある感じで、スクエアな形に見える印象。もう少し横を伸ばすと見栄えも良くなり、持ちやすそうかなと感じました。
 見た目の印象として一番インパクトのあるトンガリ三角なペンタ部は、CP+前にネットで見た画像では「バケペン」(バケモノペンタックスの略)の異名を持つ中判一眼レフのペンタックス67シリーズを思い起こさせるもので、そのデザインにテンションが上がっていました。実際にモックを見ると像像していたよりも三角は小さかったです。三角の大きさだけならバケペンというよりニコンFという感じ。ちなみに、この大型三角ペンタ部で多くの人が引き合いに出しているα900のものより小さく感じました。
 個人的のは、バケペンに似せるなら徹底的にやってほしくもあります。APS-CフォーマットのK-3とは違うデザイン方向で行って欲しい。ペンタックスの誇る巨艦バケペンに似せるというのは決意の表れと受け取っておきます。
 さて、α900のその三角ペンタ部の大きさは、ファインダーの見え具合に相当な力を入れた結果としてのものでした。フィルム時代のフラッグシップ機α-9も優秀なファインダーを持っていましたが、開発陣がそのα-9のような優秀なファインダーをデジタルでも!という意気込みで作った結果のものでした。ペンタックスフルサイズもこの三角っぷりに、そのあたりの方向性を期待されており、エントリーモデルでもペンタプリズムを積み視野率100%のファインダーを実現しているペンタックスですから、そこは期待したいところです。
 つまり、ペンタックスに何を期待しているかというのは、そこなのです。ニコンやキヤノンのような高速なAFや連射機能とかを望むのではなく、画質の良さ、使い勝手の良さ、そこを重点的にやってもらえればそれで十分なのではないかなと思っております。
 レンズラインナップも十分とは言えない現在のペンタックス。いずれはこのカメラを買う可能性が高い自分としては、万能型でなくていいから(そういうのは他社に求める)、ひとつふたつ秀でたものがあればそれで良しと思っております。それを意味するのが、このバケペンライクなデザインなのではないだろうか?なんて思っていたりもするのでした。

 という訳で、CP+2015の話題は次回以降も続きます。
2015.02.24 Tue l カメラエッセイ l コメント (0) トラックバック (0) l top
鵠沼
 歩いていたら周辺地図の案内板があったので現在位置を確認して、帰りは江ノ電の湘南海岸公園駅から帰る事に決めた。
 太陽はだいぶ海に近づいてきた。もう少し粘れば綺麗な夕陽が撮れそうな気がするけれど、まだ明るいうちに江ノ電を撮りたいので、西日に包まれた海岸をあとにして西浜歩道橋を上る。
 歩道橋を越えた道をまっすぐに行くとやがて境川が現れ、橋を渡って少し行くと湘南海岸公園駅に着く。江ノ島駅と比べたらずっと小さく、観光客もほとんど居ない。どこからか煮物のいい匂いがしてきた。黄昏時という雰囲気に包まれいる。
 私は日が傾き始めてからはAFで撮るほうが楽だろうし確実だろうと、レンズをキヤノンの純正のキットズームレンズに変えていた。ただ、肝心のカメラは一昔以上前のデジタルカメラなので使いこなしにコツが必要で、暗くなってからの写真は失敗写真の連続になってしまった。まだまだこのカメラを使いこなせていないと痛感。
 湘南海岸公園駅の写真を掲載出来ないのは残念だけれど、代わりに、まだ明るかった時間に撮った新江ノ島水族館横の風景を。
(Canon EOS Kiss DIGITAL N LENS:Canon EF-S 18-55mm F3.5-5.6 USM)
2015.02.23 Mon l 湘南(藤沢~二宮) l コメント (0) トラックバック (0) l top
鵠沼
 鵠沼海岸にやってきたのでレンズを変えてみることにした。同じくM42マウントの、旭光学(ペンタックス)のスーパータクマー55mm F1.8。古いレンズで撮る湘南海岸といったテーマで撮っているみたいな流れになってきた。
 このレンズはネットオークションでアサヒペンタックスSPという一眼レフを買った時に買ったもので、このカメラの発売当時は標準レンズセットとしても販売されたいたレンズなようなので、中古市場で多く流通しているレンズだ。SPというカメラは昭和39年、つまり東京オリンピックの年に登場したカメラ。
 鵠沼まで来ると人も多くなる。スケボーコートやビーチバレーコートもあったりして、賑やかな海岸だ。江ノ島はだいぶ近づいてきた。海岸に設けられた石段に座って海を眺めながら休憩する。
(Canon EOS Kiss DIGITAL N LENS:ASAHI PENTAX Super Takumar 55mm F1.8)
2015.02.22 Sun l 湘南(藤沢~二宮) l コメント (0) トラックバック (0) l top
辻堂
 カメラを順光の向きに向けて江ノ島を撮る。まだ少し距離はある感じで、今回の予定は江ノ島までは行かずに鵠沼海岸でゆっくりしていこうと考えている。
 東の空は青いけれど、西の空は雲が広がり富士山は見えない。当初の目的は果たせそうにない状況でも、広い海は気持ちのいいものだ。
(Canon EOS Kiss DIGITAL N LENS:FUJI FILM Fujinon 55mm F2.2)
2015.02.21 Sat l 湘南(藤沢~二宮) l コメント (0) トラックバック (0) l top
辻堂
 道はやがて大きな道と合流して、更に国道1号線が交差する。国道の下の地下道をくぐり海岸に出る。江ノ島のそばにある片瀬海岸のあたりから海岸は長く続いていて、広い海の景色が展開している。この海岸は更に茅ヶ崎、平塚、大磯、二宮と続いている。
ここから江ノ島方面に向かうと公園などが色々あるので、この辺りはまだ人がそれほどいない。どちらかと言えば地元の人ばかりといった感じ。その静けさがまた良い。
(Canon EOS Kiss DIGITAL N LENS:FUJI FILM Fujinon 55mm F2.2)
2015.02.20 Fri l 湘南(藤沢~二宮) l コメント (0) トラックバック (0) l top
辻堂
 空気の澄んだ冬晴れの日は富士山を見たくなるということで、海と富士山を撮ろうと湘南に向かう。富士山を撮るにはフジのレンズと思い立ち、所有している唯一のフジレンズであるM42マウントのフジノン55mm F2.2を持って東海道線に乗った。
 辻堂駅で降りると、南口にまっすぐ延びる道がある。この道を歩けば海岸に出られるけれど、以前歩いたことのある道なので、今回は少し西に行った所から分岐している道を選ぶ。
 辻堂駅は藤沢市と茅ヶ崎市の境に位置するため、この辺りは茅ヶ崎市になる。車やバスも通る割に狭い道だけれど、道沿いに洒落たカフェがあったりする。茅ヶ崎だなあと実感しながら歩く。
 M42マウントとはマウント径が42mmであるためそういう名が付いているのだけれど、小ぶりな金属製の古いレンズと、シルバーボディの小ぶりなキスデジの組み合わせはよく似合う。M42マウントはドイツのプラクチカというカメラに採用されていたマウントで、機構がシンプルなので世界中のメーカーが採用した。フジもその一つ。
町中を歩いていたら、フジのフィルムのパッケージみたいな色のバス停があった。
(Canon EOS Kiss DIGITAL N LENS:FUJI FILM Fujinon 55mm F2.2)
2015.02.19 Thu l 湘南(藤沢~二宮) l コメント (0) トラックバック (0) l top
浜川崎
 135mmという焦点距離はあまり人気がないのか中古相場が割と安い。ニコンのDC135mm F2とか、ミノルタ~ソニーのSTF135mm(ボケの美しさに拘って特殊なフィルターを組み込んだレンズ)みたく特別な評価を得ているレンズはともかく、135mmという存在はなんとなく影が薄い。
 中望遠と望遠の境目はどこなのか?私は135mmがその境目と思っているけれど、85mmや100mm(ニコンだと105mm)といった中望遠のストライクなポジションにあるレンズはいわゆるポートレートレンズとして人気があるのに対して、135mmは使いどころが難しいのかもしれない。人を撮るには長すぎて、望遠として使うには短いというジレンマ。それゆえに、自分も今まで持っていたのはペンタックスのM135mm F3.5というコンパクトなMFレンズだけだった。やはりこれも格安で手に入れたものである。
 先日、ひょんな事からミノルタの135mmのMFレンズを手に入れた。ピントリングが金属で塗装が少し落ちて下地の銀色が見えているがレンズは綺麗で、これを三桁の金額で買ったのだった。
 ミノルタのMFレンズ、つまりロッコールレンズはハズレが少ないと言われる。それはスペック的な意味でもあり、コンディションの良いものが多いという意味でもあるのだろう。それでいて、基本的にはAF一眼レフには付けられないから人気がなく安い。同じ理由でキヤノンのFDマウントのレンズも安い。
 135mmは構造がシンプルに作れるのか、F値が3.5とかのレンズでも良く写るものが多いそうで、このミノルタのレンズもネットで作例を見るといい感じ。そういう次第で、とても良い買い物をしたと喜びつつ、早速試し撮りに出かけた。本来はフィルムカメラのMF一眼レフに付けて135mmの画角を味わいながら撮りたいところだけれど、テストなのでマウントアダプターに付けてミラーレスで撮る。
 浜川崎駅にやってきた。南武線支線(浜川崎線)と鶴見線が合流する駅で、両線を結ぶ貨物用の線路がある。その線路の踏み切りに立って撮影する。マイクロフォーサーズに付けると画角が2倍になるので、このレンズは270mm相当の画角になる。これでスナップするのだから、どこか罰ゲームめいているけれど楽しい。
 線路際の猫にピントが合わせにくいとピントリングを回し試行錯誤したりしていたけれど、近くのものより遠くのものの方が撮りやすいと感じ、線路の向こうに居たディーゼル機関車にカメラを向けた。機関車にピントを合わせた写真も撮ったけれど、機関車をぼかした方の写真が面白く思えた。
 オリンパスに付けるよりパナソニックに付けた方がロッコールレンズは写りが良く思えてルミックスにしたのは、パナソニックは元ミノルタの開発スタッフが関わっているという知識の刷り込みも多少は影響している。
(Panasonic LUMIX GF1 LENS:MINOLTA MC TELE ROKKOR 135mm F3.5)
2015.02.18 Wed l 川崎南部・鶴見 l コメント (0) トラックバック (0) l top
宮の里
 坂を上りきると宮の里だ。ここは、清川村の宮ヶ瀬の集落が宮ヶ瀬ダム建設に伴い水没となるため、宮ヶ瀬からの転居先として厚木市が開発した町である。
 団地、一戸建て、ニュータウンとしての景色を見せてくれる。景色そのものは普通のニュータウンなのだけれど、丹沢の山が風景として彩りを添え、その山の景色が宮ヶ瀬に続いている。先ほど通ってきた上飯山や飯山観音前の道は、北に向かうと清川村に至り、その先に宮ヶ瀬ダムがある。「宮の里」という地名には「宮ヶ瀬の民の里」という意味が込められているそうである。
(RICOH GR DIGITAL)
2015.02.17 Tue l 厚木・丹沢・大山 l コメント (0) トラックバック (0) l top
飯山
 飯山観音に参拝したあと、橋の近くにある金剛寺に行く。こちらも古いお寺で、木々に囲まれた静かな場所だった。
 再び厚木市街への道に戻って少し行くと「宮の里入口」交差点が現れた。本厚木駅前に帰るにはまだ早い時間なので、この交差点を左に曲がって坂を上がっていく。この上に宮の里の集落がある。自分と同じ方向を歩く子供たちが何人もいる。ちょうど小学校の下校時間なのだった。
 坂にはバスも走っていて、「飯盛山(めしもりやま)」なんていうバス停もある。この坂は緩い丘のような所だが、この丘の名前なのかもしれない。そう思っていたが、そうではないようで、この地と先ほど参拝した金剛寺の間にかつてこの山があったのだそうだ。そして、この山が「飯山」という地名の由来でもあるという。
 飯山発祥の地
 「宮の里入口」というバス停が見えてきて宮の里が近い事を知らせてくれる。道の途中、飯山の集落を見下ろせる場所があった。とても眺めの良い所である。
(RICOH GR DIGITAL)
2015.02.16 Mon l 厚木・丹沢・大山 l コメント (0) トラックバック (0) l top
飯山観音
 階段を登りきり境内に入る。飯山観音長谷(ちょうこく)寺。千年以上に歴史を持つ古いお寺。観音堂に手を合わせ、境内を回る。麓を見下ろせる良い眺望で、空気も澄んでいる。穏やかな気持ちで門を出たのでありました。
(RICOH GR DIGITAL)
飯山観音長谷寺 公式サイト
2015.02.15 Sun l 厚木・丹沢・大山 l コメント (0) トラックバック (0) l top
飯山
 飯山観音前のバス停から少し行った所に小鮎川を渡る橋があり、その先に参拝者を迎えるアーチがあった。それをくぐっていく。
 アーチをくぐると温泉旅館があり、その先は細い道になり歩行者と車が小川を挟んで分離されている。やがてお寺の門が見えてくる。急な階段(車は横のつづら折の道を往く)を登り境内を目指す。高い所に上がってきたので眺めがいい。
(RICOH GR DIGITAL)
2015.02.14 Sat l 厚木・丹沢・大山 l コメント (0) トラックバック (0) l top
小鮎川
 上飯山から道を戻る感じで歩き始める。このあたりは、かつて飯山村だった地域で、厚木市という区分けから感じる風景より、ずっと里山な風景が展開する。
 飯山は温泉もあるので温泉旅館の看板も現れる。のどかな雰囲気に包まれながら、やがて道路に平行して小鮎川が現れた。飯山観音に行く道はここから近い。
(RICOH GR DIGITAL)
2015.02.12 Thu l 厚木・丹沢・大山 l コメント (0) トラックバック (0) l top
上飯山
 小田急線に乗って本厚木駅にやってきた。ここは厚木市の中心であり、丹沢の山の麓にある町々に向かって伸びるバス路線のターミナルである。神奈川県は現代日本では珍しい路線バス網が充実している県で、それだけ人口が多いという事もあるけれど、横浜や川崎といった都市部や箱根のような有名観光地だけでなく、三浦半島の小さな漁村であったり、丹沢や足柄の山の小さな集落にまで路線が通じているのは旅をする者にとっては嬉しい。
 さて、どこに行こうかとバス乗り場で検討。候補をいくつか決めてきたけれど、発車時間が近い路線を選ぼうという事で、飯山観音に行く事に決定。
 九州の西鉄バスと並び日本有数の営業規模を誇る神奈川中央交通(通称は神奈中)バスの厚18系統上飯山行きに乗った。車内は満員だったけれど、渋滞の厚木の市街地を抜けて郊外に出たあたりで結構下車が続き、丹沢の山々が近づいてきた頃には車内は閑散としてきた。途中、小鮎川が道に寄り添い、バス停が川のほとりにあるなんていう景色もあった。景色もいい事だし、飯山観音前で降りないで終点まで乗る事にした。本厚木駅前から35分ほどで着いた上飯山まで乗ったのは自分のみ。
 さて、ここから散策。上飯山は山の麓の民家の少ない所。道は更にこの先、清川村の中心である煤ヶ谷や宮ヶ瀬湖の方に伸びている。
(RICOH GR DIGITAL)
2015.02.11 Wed l 厚木・丹沢・大山 l コメント (0) トラックバック (0) l top
大船
 展示室を出て園内を歩く。季節柄咲いている花が非情に少ないけれど、春以降は色とりどりの花が咲き乱れるのだろう。今は穏やかな日差しが心地よい。
 マクロレンズは何も近接撮影だけが本領ではないので、空を撮ってみたり、木を撮ってみたりして楽しむ。今回はクリエイティブスタイル(ソニーの仕上がりモードの事)を「クリア」にして撮っているので、逆光だとハイキーな感じになって面白い。マクロレンズは基本シャープな描写が持ち味なので、光が強すぎると妙に古いカラーフィルムみたいな感じになっていい感じ。
 あまり線が強く出過ぎない方がミノルタらしい感じで良いだろうと、選んでみたのが今回の一枚です。
(SONY α700 LENS:MINOLTA AF 50mm F2.8 MACRO NEW)
2015.02.10 Tue l 鎌倉 l コメント (0) トラックバック (0) l top
大船
 続いてお隣の建物で開催中の「スイートピー展」へ。こちらは淡い色が室内一面に広がっている。一眼レフを構えて一所懸命に写真を撮るお兄さん。スマホを片手に楽しそうに撮る女の子。自分もカメラを構えて試行錯誤。
 花写真の写真家である吉住志穂さんが、「花を撮るという事は人物を撮る事に似ていて、綺麗な向きとか表情を掴んでシャッターを切る事が大切」ということを本で語っていたのを読んだことがある。「その花が一番素敵に見える構図で撮る」ということで、これはポートレート撮影にも共通した意識と言え、撮りながら意識していると色々考えさせられて勉強になる。
 それでも、なかなか納得のいく一枚は撮れないから、花写真は難しいジャンルであると改めて思った。吉住さんの作品を見ていると、マクロで想いっきり背景を溶かして綺麗な色を作ったりもしている。このあたりの演出のさじ加減が難しく、だからこそ面白い。
 マクロレンズに外れ無しと言われるほど各社に名レンズが多い中で、ミノルタ及びソニーのαマクロがかなり高評価なのは、そのマクロレンズらしからぬボケの滑らかさ美しさにあるという。自分も吉住さんや他の写真家さんのαマクロで撮られた作品を見て、その描写に惹かれた一人。まだまだその描写を生かしきれていないけれど、マクロレンズで花を撮るのは楽しい。綺麗なピンクの花の背景を白い花が彩る様子を撮ってみた。
(SONY α700 LENS:MINOLTA AF 50mm F2.8 MACRO NEW)
2015.02.08 Sun l 鎌倉 l コメント (0) トラックバック (0) l top
大船
 大船駅を出て駅前に出ると大きな大船観音が出迎えてくれた。青空の下、山の上に鎮座する観音様。観音様を撮るならば、「観音」が語源であるキヤノンだなと考えたりしつつ、今回はもっと駅から離れた所に向かう。
 駅から川に沿って歩き、20分ほどの距離。県立大船フラワーセンターがある。入口で入場料360円を払ってチケットを受け取り入場。
 案内板を眺めてから、時計回りに園内を回る事にしてスタートする。入口のすぐ近くで鉢植えを安く売っていた。園芸好きの人にとっても楽しめる植物園なようで、そういうエンターテイメント性よりも実用性第一なところが公営らしさに溢れている。私はそれを好ましく感じながら、とても安い鉢植えを眺めつつ撮る。
 その先には展示室があった。「パンジー・ビオラ展」を開催している建物に入る。今日はマクロレンズでじっくりMFを駆使しながら花を撮ることをテーマにやってきたので、心躍りながら花を撮るけれど、花を普通に綺麗に撮るという事はとても難しいと、いつも思っている。色、構図、工夫をしながら試行錯誤のひととき。
(SONY α700 LENS:MINOLTA AF 50mm F2.8 MACRO NEW)
2015.02.07 Sat l 鎌倉 l コメント (0) トラックバック (0) l top
三崎口
 三崎口駅は京急の終着駅で、ここからいろんな行き先のバスが出ている。駅は台地と台地の間の谷を高架で跨いだ所にあり、南側の台地にさしかかった位置に駅がある。その台地と台地の間が眺望が開けて眺めがいい。そんな眺めの一部をホームの端からレンズの望遠側、つまり300mm側を使って撮ったのが前回の写真。
 今回の写真はレンズの標準側である75mm側で撮った写真。三崎口駅のホームにあった小さな花壇を撮ってみた。「茶筒」の長い外観は駅で使うには少し恥ずかしくもあるけれど、なぜか撮っていて楽しくなる。写りも作りも完璧なものよりも、どこか欠点があったほうがレンズもカメラも楽しい。このレンズはその重さが欠点で使い道を選ぶけれど、変なデザインのレンズを使っているという楽しさ。それに対して写りはマトモというギャップ。それが面白いのであります。
 色乗りもボケも想像していたより良く、これが千円程度で手に入ったという事実に喜びながら、これからの茶筒の活躍場所を考えるのでした。
(SONY α200 LENS:MINOLTA AF ZOOM 75-300mm F4.5-5.6 Ⅰ)
2015.02.06 Fri l 三浦 l コメント (0) トラックバック (0) l top
三崎口
 少し前にネットオークションで衝動買いしたレンズがある。ミノルタ75-300mmズームの初代だ。小型軽量な100-200mm F4.5を実用のため買ったばかりだったのだけれど、このレンズの初代モデルは結構よく写るという評判が気になって、とても安かったので買ったのだった。
 α用75-300というと、ミノルタ時代だけで4タイプあって、今回私が買った初代モデルであるⅠ型。それを小さくして軽くしたNEW。そのNEWから距離標などを省略してコストダウンを図った2型。2型に新しいストロボの距離連動機能対応をさせたDタイプ。その4モデル。更にソニーになってから、Dタイプをベースにしたモデルも出ていて、そのレンズは最近まで売られていた。
 この中で、私が買ったⅠ型だけレンズの構成や絞り羽根の枚数が違うそうで、しかも金属ボディ。そのためとても大きく重い。調べたら865gもある。今ウチにあるレンズでもっとも重い部類だろう。それゆえに、手に入れてからなかなか持ち出さないでいた。
 そのうち動物園で動物を撮る時にと思っていたけれど、いつまでも使わないでいるので、このレンズが正常に写るのかどうかもわからないまま数ヶ月。それはものぐさ過ぎてイカン!と天気のいい日に持ち出した。
 このレンズについての解説
 このレンズが大きくて重いのは、それだけ写りを重視した結果であって、登場した30年前はまだ「キットレンズは軽くて誰でも手軽に使えます」というコンセプトはメーカーもあまり重要視していなかったのかもしれない。何しろこのレンズ、その外観が似ているというのでミノルタファンから「茶筒」と呼ばれているくらい長いのだ。
 そんな茶筒は、特筆するようなレンズではないけれど、ハマるとキットレンズらしからぬシャープな描写と良いボケになるそうで、三崎口駅のホームから色々と撮ってみた。ここはホームが高い所にあるので眺めがいい。
 キットレンズでありながら、フォーカスホールドボタン(ピントを固定させるボタン)が付いていたり、絞り羽根が9枚とボケにこだわった仕様だったり、30年前のミノルタαブームの片鱗を感じさせる真面目な作り。そんな茶筒は大きくてお茶目な重さな、愛すべきレンズかもしれないと思うのでした。
(SONY α200 LENS:MINOLTA AF ZOOM 75-300mm F4.5-5.6 Ⅰ)
2015.02.05 Thu l 三浦 l コメント (0) トラックバック (0) l top
葉山
 長者ヶ崎から少し葉山の町の方に戻って、葉山公園に入る。ここはベンチもあるし、ゆっくりと夕陽でも眺めようと思ったのだった。
 しかし、風は一段と強くなってきた。広い空間だから尚更だ。私はしばらくベンチに座っていたが、強風に負けて退散した。
 そんな風でも、海を眺める人もいれば、近くの芝生では犬と戯れている人もいた。夕陽に包まれ始めた海岸がなんとも柔らかい色になっている。葉山のゆっくりとした時間に身をまかせた午後のひととき。そんな今回の散歩のフィナーレは、ここが相応しい!私はそう思いながら海を眺め、風に吹かれながら切り上げた。
(iPhone5)
2015.02.04 Wed l 葉山 l コメント (2) トラックバック (0) l top
葉山
 葉山バス停、つまり御用邸のところまで来て、そのまま道なりに歩く。風が強くなってきた。一色海岸、しおさい公園と海岸線沿いを選択しても良かったけれど、強風に気持ちが揺らいだ結果のこのルートだ。
 まっすぐ歩いて葉山町と横須賀市との境にある長者ヶ崎に着く。浜では男女のモデルを使ってバイクの撮影が行なわれていた。バイク雑誌用の撮影だろうか? ここの眺めは絵になる風景である。
 私は小休止する予定をやめて、葉山公園の方に向かって戻ることにした。強風に対して、公園のほうが過ごしやすいかもしれないと思ったのであった。
(iPhone5)
2015.02.02 Mon l 葉山 l コメント (2) トラックバック (0) l top
葉山
 真名瀬から芝崎と抜けると景色が広くなる。三ヶ下海岸だ。このあたりからは沿道から民家が少なくなっていく。波は少し荒く。風も強くなってきた。そんな海を見ている。向こうに一色海岸も見える。一般的なイメージでの葉山はこのあたりからという事になるのだろうか。
(iPhone5)
2015.02.01 Sun l 葉山 l コメント (0) トラックバック (0) l top