逗子
 この京急のデハ600形は、かつて京急の本線上を走る快速特急を中心に運用され、京急のライバルである東海道線や横須賀線に負けじとモーターを唸らせ快走してきた電車だ。
 京急は鉄道博物館的な施設を持っていないので、こういう風に公園で保存されている。屋根のない所で雨ざらしになっているのは可哀想に思えてくるけれど、廃車にされるよりはずっと良いのだとは思う。
 幸い、この電車を保存するために活動している団体もあり、実は恵まれた環境なのかもしれない。こうして今も子供たちに囲まれて過ごしているこの電車の姿は、孫たちに囲まれて嬉しそうなおじいさんみたく思えるのだ。
(SONY NEX-6 LENS:SONY E 16-50mm F3.5-5.6 PZ)

デハ601 保存会
http://deha601-khk.blogspot.jp/2014/06/introduction.html
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2014.11.30 Sun l 逗子 l コメント (2) トラックバック (0) l top
逗子
 横須賀線の電車に乗って逗子と東逗子の間を行くと、公園の中に赤い京急の電車が置いてあるのが見える。この電車は「デハ600形」という、かつて京急線で活躍した車両なのだ。
 京急の神武寺駅から横須賀線の東逗子駅の方に向かって歩くと、やがて公園が見えてくる。駅を降りた時から風がとても強かったけれど、公園に着いたら少し落ち着いた。
 早速車内に入ってみると、幼稚園帰りの親子が何組も居て電車のまわりで遊んでいる。私がNEX-6に昔のミノルタレンズ(AUTO ROKKOR 55mm F1.8)を付けて車内の小物のピント合わせに夢中になっていると、可愛らしい女の子が「それなあに?」と聞いてきた。「デジカメだよ」と答えて少し会話をする。
 以前、別な公園で小さな男の子に同じような質問で声をかけられた時は、持っていたコニカミノルタα-7Dを貸して写真を撮らせてみたりしたけれど、さすがに今回は付いているレンズが大昔のマニュアルレンズなので止めた。ならば、一枚だけモデルになってもらって車内で撮ろうかと思ったが、このロッコール、どうやらピントがおかしくなっているようで、うまく撮影出来ないのを確認したばかりだったので諦める。
 手持ちのソニーレンズに変えようかと思案していたが、女の子は友達がやってきたので車外に遊びに出ていった。この女の子が将来カメラ女子になるきっかけを作ってあげれば良かったななんて、残念に思いながら夕日に照らされる電車の中を撮っていた。
(SONY NEX-6 LENS:SONY E 16-50mm F3.5-5.6 PZ)
2014.11.29 Sat l 逗子 l コメント (0) トラックバック (0) l top
久留里線
 千葉県って何気に雰囲気のあるローカル線が揃っている。そんなことを先日ふと思った。銚子電鉄、小湊鉄道、いすみ鉄道、流鉄、JRだと内房線や外房線の海と無人駅もいい。
 2年前、久し振りに久留里線に乗った。木更津から上総亀山まで走るこの路線。ディーゼルカーがのんびり走る。景色は田園だったり農村だったり、全国のローカル線でよく見られるような風景だけれど、そんな素朴な風景が東京から割と近い所にあるという事が嬉しい。
 駅も少し古びた小さな駅ばかりで、その姿に癒される。絶景や観光地ではないけれど、ディーゼルカーがのどかに走るという点に於いて、中国山地を往くJR西日本のローカル線あたりにも通じる「地味だけれど落ち着く味わい」が首都圏にもある。そんな良い雰囲気なローカル線が久留里線。
(PENTAX K10D LENS:smc PENTAX DA18-55mm F3.5-5.6 AL)
2014.11.26 Wed l 神奈川県以外 l コメント (0) トラックバック (0) l top
α700
 私が初めて買ったデジタル一眼レフは「コニカミノルタα-7 DIGITAL」だった。後継機種とも言える「ソニーα700」が発売されて中古相場が安くなったのが買った理由だったけれど、元々とても欲しいカメラだったので、たとえ中古と言えども凄く嬉しかったのを憶えている。フィルム時代に一番使っていた一眼レフはミノルタだったので、デジタルでも自然とαを買う流れになった。

 α700が出て半年ほど経った頃だっただろうか、横浜にある某大型量販店に出向き、ソニーが新しく発売したストロボをいじっていたら、女性販売員の方が声を掛けてきた。、他の売場ならともかく、一眼レフ売場で女性販売員の方に声を掛けられるのは珍しいので少し驚いたけれど、その方はストロボの説明、特に回転して縦横自在な所を楽しそうにアピールして教えてくれた。
 私がαユーザーであるとわかると、女性販売員さんは嬉しそうにαの魅力、写りの魅力を色々と語り始めた。お互い写りについての意見が一致していたので話が盛り上がってしまい、気づけば30分くらい話し込んでいた。その日は平日だったからこその立ち話だったけれど、αについて熱く語る女性販売員さんの存在が嬉しく思えた。

 その方がα700の良さを熱心に語っていた事を今でも思い出す。そのα700のAFユニットを積んだα200は実はとてもお買い得なエントリーモデルだとも言っていた。
 その方が今でもαを使っているのかはわからないけれど、きっと今頃どこかで、「紅葉を撮るなら赤が自然に描写されるαだよなあ」なんて言いながら写真趣味を楽しんでいると思いたい。

 年月は巡り、ようやく私の手元にα700がやってきた。しばらくの間、欲しいカメラリストから外れていたけれど、最近なんだかとても欲しくなり、ついに買ったのであった。
 久しぶりに手にしてファインダーを覗くと、そのピントの合わせやすいファインダーに懐かしさを感じ、音にこだわって開発されたというシャッター音に撮影欲を刺激されたりしている。

 今となっては高感度性能の弱さは旧世代デジタルそのものなカメラであるけど、それ以外の部分は特に今でも物足りなさはない。何より、使っていて楽しく、自分好みな写真が撮れるという事は、愛用していく上でとても大切な事だと思う。
 あの日、「α700の、派手さはないが自然な描写は素晴らしい」と語っていた女性販売員さんの言葉を思い出しながら、私はようやく手に入れた「遅れてやってきた愛機」の使い勝手にワクワクしている。
2014.11.23 Sun l カメラエッセイ l コメント (0) トラックバック (0) l top
下麻生
 麻生不動を出てから再び柿生駅に向かって歩き出す、バスで、とも思ったけれど丁度行ったばかり。このあたりは30分間隔。
 コンビニに入ってビールを買ってのんびりと歩く。日は沈み始めた。柿生駅に着くまでには日没はしないだろうと思いつつ、西の空を見ると太陽が素敵な光のショーを演出していた。
(SONY α200 LENS:MINOLTA AF 35-70mm F4)
2014.11.22 Sat l 川崎北部・横浜港北 l コメント (0) トラックバック (0) l top
麻生不動
 王禅寺から徒歩で柿生方面に向かう。公園の外周を抜けると琴平神社という神社があり、大きな鳥居のある儀式殿は七五三に訪れた人たちで賑わっていた。
 琴平神社の先で右折する。道は細くなってきて、沿道には商店も増えてきた。昭和からの住宅地といった雰囲気の所。下麻生という町に入り、左手に小山が見えてくると「麻生不動入口」というバス停が現れた。次の目的地である。
 バス停の手前にある小道を左折して不動橋という橋で小川を渡ると、右に入る脇道がある。その脇道に入ってすぐに麻生不動の入口と階段が現れた。
 綺麗な境内は太陽が山に隠れて日陰になっている。参拝をして本堂の横を見ると花が咲いている。本道の前からは下麻生の集落を見下ろせる眺めだ。私は夕暮れの里を静かに眺めた。
(SONY α200 LENS:MINOLTA AF 35-70mm F4)
2014.11.20 Thu l 川崎北部・横浜港北 l コメント (0) トラックバック (0) l top
王禅寺
 王禅寺ふるさと公園の中はまさに山で、歩いているうちにちょっとした登山気分になってきた。さすがに、そんな山道のほうにまでは家族連れはやってこない。
 ぐるりと回っているうちに、先ほどのバス停に所に出てしまった。そろそろ王禅寺に参拝してこようと思うのだけれど、公園の入口に周辺案内図のような物がなく、行き着くまでに迷ってしまった。発見してみれば、最初にやてきた芝生広場のすぐ近くであった。
 王禅寺は公園の隣の敷地にひっそりと建っていた。ここは日本最古の甘柿「禅寺丸」が発見された所でもあるそうで、歴史のあるお寺であります。東京のベッドタウンとして開発され、いかにも新興住宅地といった雰囲気に溢れている麻生区に於いて、王禅寺の周辺が落ち着いた佇まいを見せているのは、こういう風に古いお寺とともに里が歴史を重ねてきたからでありましょうか。
(SONY α200 LENS:MINOLTA AF 35-70mm F4)
王禅寺について
2014.11.19 Wed l 川崎北部・横浜港北 l コメント (0) トラックバック (0) l top
王禅寺
 武蔵溝ノ口駅から柿生駅行きのバスに乗って、やってきたのは川崎市麻生区の王禅寺。ここに来るのは久し振りだ。川崎もこのあたりまで来ると丘陵地帯で、ちょっぴり里山な雰囲気も感じられなくもない。
 裏門坂というバス停で降りると、小山を利用して作られた「王禅寺ふるさと公園」だ。中に入ってみると予想以上に家族連れが多く、のんびり散策しながら写真でもという気分は少し薄れる。それでも、芝生は気持ちよさそうだし、穏やかな気温で行楽日和なので歩いてみよう。
(SONY α200 LENS:MINOLTA AF 35-70mm F4)
2014.11.18 Tue l 川崎北部・横浜港北 l コメント (0) トラックバック (0) l top
元町
 元町のメインストリートは大勢の買い物客で賑わっていた。街は早くもクリスマスの飾りつけが始まっていてキラキラしている。
 そんな店先を眺め歩いていると、かわいい車を発見した。店主のアイデアとセンスが楽しい。
(SONY α200 LENS:MINOLTA AF 24mm F2.8)
2014.11.16 Sun l 横浜港周辺 l コメント (0) トラックバック (0) l top
元町
 元町の店先を眺めていると面白い。色々と趣向を凝らしているのが伝わってくるのだ。犬を連れて歩いている人が多いので、そういう人の心を掴むような演出もあったりする。
(SONY α200 LENS:MINOLTA AF 24mm F2.8)
2014.11.15 Sat l 横浜港周辺 l コメント (0) トラックバック (0) l top
元町
 石川町駅からの通りを北に歩き、元町の裏通りに出る。この通りは表通りよりも飲食店が多い印象。でも、こうして可愛くお洒落な元町らしい店もある。元町もモノクロで撮るつもりだったけれど、やっぱり店先はカラーで撮りたい。
(SONY α200 LENS;MINOLTA AF 24mm F2.8)
2014.11.14 Fri l 横浜港周辺 l コメント (0) トラックバック (0) l top
石川町
 伊勢佐木町からずっと歩いてやってきたのは石川町。ここから元町を歩きながら写真を撮る。この道は花があちこちで咲いていて華やか。ちょっと寄りたくなってしまう看板を見ながらシャッターを切る。
(SONY α200 LENS;MINOLTA AF 24mm F2.8)
2014.11.13 Thu l 横浜港周辺 l コメント (0) トラックバック (0) l top
伊勢佐木町
 天気は曇りで今ひとつな空の土曜日。こういう時はモノクロで撮ってみるかと、やってきたのは横浜。レンズは、なんとなくコントラスト強めで写るミノルタ24mm F2.8を一本だけ。
 京急の日ノ出町駅を出て、伊勢佐木町に向かって歩く。ああ、この町はモノクロが似合うなと思いながら一枚。
(SONY α200 LENS;MINOLTA AF 24mm F2.8)
2014.11.12 Wed l 横浜港周辺 l コメント (0) トラックバック (0) l top
大川
 運河に架かる大川橋を渡って大川駅にやってきた。昼間は電車が来ないのでひっそりとしている。細いホーム、草に包まれた線路、その先には製粉会社の工場のタンクが銀色に光っている。
 以前はもう少し貨物用の線路が何本もある駅だったのだろう。誰もいない駅を曇り空が覆い、ゆっくりと夕方を待っていた。
(PENTAX K-01 LENS:smc PENTAX DA21mm F3.2 Limited)
2014.11.11 Tue l 川崎南部・鶴見 l コメント (0) トラックバック (0) l top
武蔵白石
 武蔵白石駅からは以前は「大川支線」という支線が出ていた。途中駅はなく、運河を橋で渡るとすぐ終点の大川である。そんな短い区間を「クモハ12」というチョコレート色した車体の木の床の古い電車が一両で朝と夕方だけ往復していた。90年代までの話である。
 現在は他の電車と同様の銀色の電車が鶴見から大川まで直通している。直通運転をするために駅の構造が変わり、武蔵白石駅の構内のはずれにポツンとあった大川支線の短いホームは消え、一駅手前の安善駅から大川支線の電車は分岐するようになって武蔵白石は通過するようになった。
 そんな大川駅に行ってみようと思う。ただ、大川支線は朝と夕方しか走らない上に、休日は極端に本数が少ない。工場に通っている人のための路線なのである。大川駅を目指して歩き始めることにした。
(PENTAX K-01 LENS:smc PENTAX M50mm F1.7)
2014.11.09 Sun l 川崎南部・鶴見 l コメント (0) トラックバック (0) l top
武蔵白石
 新しいカメラやレンズを買うとテストを兼ねてよく訪れるのが鶴見線。写りのチェックをするには同じ被写体を撮るのは有効ではあるけれど、自分の場合は鶴見線の沿線に出かけるというだけで、同じものを撮っているわけではないので、実写テストにはなっている訳ではなく只の撮影散歩ではある。
 まずはやってきたのは武蔵白石駅。鶴見線は鶴見駅以外は無人駅で、改札口は自動改札ですらない。そこがとてもいい。平日の朝夕以外は電車の本数も少なく、午後の武蔵白石駅にやってくる電車は上下線ともだいたい2本くらいの割合。
 錆びた改札口の前に立っていると、ちょうど電車がやってきた。先ほどまで駅舎をバックに記念写真を撮っていた女の子たちは鶴見行きのホームに向かう。跨線橋はなく踏み切りを渡って反対側のホームに向かう構造だが、鶴見線はこういう駅が多い。あの子達は鉄道ファンなのだろうか。
(PENTAX K-01 LENS:smc PENTAX DA21mm F3.2 Limited)
2014.11.08 Sat l 川崎南部・鶴見 l コメント (0) トラックバック (0) l top
西横浜
 曙町から伊勢佐木町にやってきた私達は、台湾料理店で昼食をし、私は台湾ビールを美味しくいただいた。更に、昭和レトロなスナック街である都橋商店街、レトロな飲食店街な野毛を歩いて桜木町の昭和な地下街を眺めたあと、みなとみらいの観覧車を遠くに見つめ、桜木町から横浜駅経由で相鉄腺の西横浜駅にやってきた。
 駅の周辺はどこにでもありそうな住宅街だが、この近くにカフェー街の跡があるのだという。ネットで得た情報にしたがい、国道16号線の陸橋下にある稲荷神社に向かう。入口の所に「奉納 新天地カフェー組合」と書かれてあって、玉垣に店名と思われる名が記されている。
 街角にその面影を探すものの、特に変わった景色はない住宅街。時折、スナックがあったりするくらいである。ネットで発見した物件に行ってみたいのだけれど、なかなか見つからず、国道を挟んだ周囲をいったりきたりしているうちに太陽は傾き始める。
 もうそろそろ諦めるかと思い始めた頃、探していた建物は現れた。空の暗さが増してきたので、より重厚さを増しているその建物に、おそるおそる入ってみる。電気も点いているので廃墟ではないが、その古さが迫力となって迫ってくる。手持ちのカメラは高感度が弱く、手ブレ補正も付いていないけれど、そんな写真のクオリティなど気にせず撮りまくるのであった。
(RICOH GR DIGITAL)
2014.11.06 Thu l 横浜港周辺 l コメント (0) トラックバック (0) l top
曙町
 少しずつ建物の風景も変わりつつある黄金町。以前見かけた古い飲食店も姿を消し建て替えられた。町は再開発の波に飲まれて20世紀の景色を消しつつある。路地に残る古旅館と古アパートもいつまで残っている事だろう。
 黄金町を散策した私達は、国道16号線を渡り、横浜橋商店街に向かった。ここはいつも賑わっている。この日も人通りが多い。商店街を少し入った先で左折して路地に入ると、裏道なのに道路の真ん中に木が植えてある道に出る。ここが永楽町から真金町にまたがる永真遊郭の跡である。跡というだけで今はマンションが並び、これといった建物もなく、かつてここに遊郭があったのだという歴史を噛み締め歩くだけである。
 再び国道に出てみる。このあたりもかつて赤線があったという。今は風俗店が国道と脇道に並んでいて、風情のかけらもない通りである。裏道のほうが古い建物が残っていそうなので歩く道を変える。店先にスタッフが立っていたりするので、トラブル防止のためカメラはバッグにしまいこむ。
 裏道も風俗店が点在していて、収穫は無しかと残念に思いながら歩いていると、一軒のスナックの造りが完全にカフェー建築である事を発見する。木造旅館風の二階を備えたその建物。角はカラータイルがはめこんであり、和風の建物に洋風の窓と、かつての面影をよく残している。写真を何枚か撮り、「この建物を見られたからよし」と私達は曙町をあとにした。周辺には他にもそれらしきレトロ物件はあったが、全体的にはイマドキの風俗街な町という印象の曙町であった。
(RICOH GR DIGITAL)
2014.11.05 Wed l 横浜港周辺 l コメント (0) トラックバック (0) l top
黄金町
 黄金町駅の方に戻りながら歩いて行くと、また猫がいた。レトロな町には猫の姿がよく似合うのは何故だろう。
(PENTAX *ist D LENS:smc PENTAX DA21mm F3.2 Limited)
2014.11.04 Tue l 横浜港周辺 l コメント (0) トラックバック (0) l top
黄金町
 昔は夜の町、今はアートの町。そんな黄金町だけれど、そこで暮らす猫たちにとっては、そんな町の変化はあまり関係ないという事だろうか、道端で猫がくつろいでいた。暖かそうな昼の日差しが穏やかに包む。
(PENTAX *ist D LENS:smc PENTAX DA21mm F3.2 Limited)
2014.11.03 Mon l 横浜港周辺 l コメント (0) トラックバック (0) l top

黄金町
 かつての黄金町の雰囲気を伝える昭和建築な物件を求めて歩いていると、一軒のギャラリーの中が立ち入り自由になっていたので入ってみた。
 こういう建物の中はどうなっているのだろうか?そんな好奇心で入ってみると、一階と二階を貫通させて吹き抜けにしてしまっているものの、なかなかかつての雰囲気を感じさせる内装だった。入口横にある洗面用の蛇口。六畳くらいかと思われる狭い室内の突き当たりにはトイレらしきドア。その横には二階に上がる階段。二階の床を抜いてしまってあるので、仕事部屋ともいうべき二階の部屋はどんな感じだったのかは、壁や天井の雰囲気で想像するしかない。
 今はギャラリーになっているとはいえ、かつて日々の流れの中で大勢の人が出入りしたであろうこの部屋は、今も不思議な重い空気に満ちているような感じがした。
(PENTAX *ist D LENS:smc PENTAX DA21mm F3.2 Limited)
2014.11.02 Sun l 横浜港周辺 l コメント (0) トラックバック (0) l top
黄金町
 7月に横須賀の赤線跡めぐりに同行した埼玉県在住さんと、横浜の赤線跡を訪ねる散歩をすることになった。場所柄、大きなカメラを持っていくのははばかれるが、買ったばかりのペンタックスDA21mmリミテッドを使いたいので、小柄なボディの*ist Dを久々に持ち出してみた。
 まず降り立ったのは京急の黄金町(こがねちょう)駅。ここは2009年頃まで京急のガードに沿って、小部屋風俗店が建ち並ぶエリアだった。その数、百軒以上とも言われ、夜になると賑わっていたそうであるけれど、行政と公安のタッグによって町は浄化され、今はそんな町だった雰囲気は薄れつつある。
 かつての小部屋風俗店は市の主導によってアートギャラリーへ転身しつつある。もちろん全ての建物が新たな借り手が見つかった訳ではないので、所々空き部屋になっている建物もある。
 この日は、ちょっとしたアートフェスが開催されていたので、それを観に来た人々が町を歩いていた。そんなアートタウンを歩き始める。
(PENTAX *ist D LENS:smc PENTAX DA21mm F3.2 Limited)
2014.11.01 Sat l 横浜港周辺 l コメント (0) トラックバック (0) l top