逗子の町を見下ろすように小山のてっぺんに披露山(ひろやま)公園という公園があります。 暑い思いをしてやってくると、そこに広がるのは一大パノラマ。疲れも汗も吹き飛びます。
赤ちゃんを抱えた女性が海を見つめています。絵になる光景だなと、後ろからまず一枚(今回の写真)。柵のところまで近づいて、タイミングや構図を図りながら赤ちゃんも一緒に入れた一枚をなどと考えたものの上手くいかず、一旦下がって海を眺めていました。
女性は手を伸ばしてデジカメで自撮りを始めました。「撮りましょうか?」と声をかけようか考えていると、女性の一人が空気を察して笑顔でこちらを見てきました。そして、「シャッターをお願いします」。
観光地ではよくある事。やはりカメラを持って手慣れた感じで撮影をしていると、この人なら任せても大丈夫そうだと声をかけやすいのでしょうね。フィルム時代みたく失敗したら申し訳ないというプレッシャーもなく、撮り直しが出来るデジタルは撮りやすいですが、それでも普段使わないカメラの操作はちょっと緊張します。
手渡されたカメラはリコーキャプリオR10でした。タテ位置にして、三人と海と空を入れてパシャリ。一応、再生して出来映えを確認してもらいましたが、満足そうでした。
(PENTAX Optio H90)