北鎌倉
 横須賀線北鎌倉駅に降り立った。細いホームは15両分ある。乗客の列が落ち着いてから向かうかと、改札の前でと立ち止まっていたが、いつまでたっても人の列は切れることがなかった。
 この時期の鎌倉は特に混んでいる。道端に紫陽花が咲く時期の鎌倉に足を向けるのは久しぶりだ。
 人の列は何割かが駅のすぐ近くの円覚寺の山門に向かっていったが、残る人波はそのまままっすぐ明月院に向かっている。
 明月院が「あじさい寺」と呼ばれ人気なのは昔からだが、以前よりも更に混雑は増しているように思えた。路地のような寺への小道には、交通整理の警備員が立っている。以前からこんなことになっていたかと、記憶を振り返るが、警備員は居たとしてもここまで人数を置いていなかったように思える。
 途中、沢を挟んで小道が分かれているが、住宅地だから通行禁止だという表示が置かれてある。これは以前来た時は見当たらなかった。そして、沢と反対側の崖に面した地に咲き揃っていた筈の紫陽花の姿が著しく減っている。紫陽花を見るには境内に向かうしかないのか。
 山門の入口に紫陽花が咲いていた。嬉しくなってカメラを構える。道は入口の所で左に折れている。警備員が声を上げる。
「車が来ました。写真を撮っている人、お尻が危ないですよ」
 なんとも恥ずかしい注意を受け、撮ったのがこの一枚である。絞り開放で撮影。
(RICOH GR)
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2018.06.20 Wed l 鎌倉 l コメント (0) トラックバック (0) l top
由比若宮
 横須賀線の線路を踏切で越えると、海が近い雰囲気に満ちてきた。次に向かったのは元鶴岡八幡宮である。
 予備知識がなく、妙本寺の近くにあった周辺案内図を見てやってきた。周辺案内図は地図というより絵図だったので、具体的な場所がよくわからず、今歩いている道を踏切の向こうに行った場所という事だけしかわからない。
 踏切を渡り、少し先に行った所を右に曲がると、入口を示す石碑が路地に立っている。道はまさに路地で、人がすれ違うのがやっとの道幅だ。この先で合っているのか半信半疑になりつつ、道を歩く。
 路地を少し歩くと赤い鳥居が見えてきた。家と家の間に境内がある。鳥居の前に説明版がある。
 元が付くので、鶴岡八幡宮と何か歴史的関係があると思い、気になってやってきたのだが、ここはいわば鎌倉幕府につながる鎌倉源氏の始まりとなった地と言えそうな場所だった。
 河内源氏の源頼家が陸奥に向かう際に鎌倉に立ち寄り、ここに源氏の守り神である京都の石清水八幡宮を勧請した。のちに、移転して大きくしたのが今の鶴岡八幡宮。ということだそうである。
 かつてはこの辺りが海岸だったそうだ。この辺りまで来ると観光客の姿も少なく、静かに散歩できる落ち着いた場所だ。現在の鶴岡八幡宮とその周辺の賑わいとはまるで正反対だが、今もこうして社があるのが地域に密着しているような趣きが感じられて、鎌倉の奥の深さを改めて思う。
(PENTAX Q LENS:PENTAX 01 STANDARD PRIME ※135判換算47mm F1.9)
2018.04.28 Sat l 鎌倉 l コメント (0) トラックバック (0) l top
八雲神社
 妙本寺から海の方向に歩く。すぐ近くに八雲神社がある。
 源義光が鎌倉に疫病で苦しむ人が多かったのを見て、京都の八坂神社を勧請したのが起こりと言われ、厄除けの社として地元の人からは「八雲さん」と呼ばれているそうだ。
 境内に伸びる御神木の下には「森羅三郎手玉石」という石が置かれている。森羅三郎とは源義光のことである。甲斐源氏、つまり武田氏や、東北の南部氏の祖の人だ。
 境内からは裏手にある祇園山への登山口がある。
(PENTAX Q LENS:PENTAX 01 STANDARD PRIME ※135判換算47mm F1.9)
2018.04.26 Thu l 鎌倉 l コメント (0) トラックバック (0) l top
妙本寺
 木々の向こうに本堂が見えてきた。日が差して暑い午後だからか、屋根の下で休んでる人たちもいる。
 鎌倉幕府二代将軍源頼家の後継者争いで起こった比企の乱。そこから難を逃れた比企能本(ひきよしもと)が日蓮聖人に帰依して、比企家の屋敷跡であるこの地を提供して法華堂を建てたのが、妙本寺の起こりであるという。
 広々とした境内と、木に囲まれた環境。誘われるように多くの人がやってくる。門の前では、プロの撮影スタッフにより記念写真を撮っている新郎新婦もいた。
(PENTAX Q LENS:PENTAX 01 STANDARD PRIME ※135判換算47mm F1.9)
2018.04.25 Wed l 鎌倉 l コメント (0) トラックバック (0) l top
妙本寺
 滑川を渡り、少し山側に向かう。鎌倉駅からそれほど離れていない山の麓に妙本寺がある。
 山門の横には幼稚園があり、参道は山に向かって緩い登りになっている。木に囲まれた道を歩く。その先に、本堂に向かう階段がある。この辺りは比企谷というらしい。源頼朝の重臣比企能員(よしかず)の屋敷があったそうだ。
(PENTAX Q LENS:PENTAX 01 STANDARD PRIME ※135判換算47mm F1.9)
2018.04.24 Tue l 鎌倉 l コメント (0) トラックバック (0) l top