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 私はここ数年、携帯はいわゆるガラケーで、ネット端末はiPadというモバイル環境だった。iPadを買う前はASUSのミニタブレットを使っていて、これはWiMAXと契約した時の特典である。
 スマートフォンを使わなくなったのは、タブレットを使うようになった事がきっかけだった。電話をするにはスマホよりガラケーの方が軽くて電池持ちがいい。ネット閲覧はスマホよりタブレットの方が画面が大きくて見やすい。スマホが中途半端に思えたのだ。
 私のスマホ遍歴はそういう訳で短い。10年前にiPhone4(ソフトバンク)を買ったのが始まりで、二年後にau回線でHTC EVO 3Dを買って二年使った。HTCはなかなか使いやすく気に入って、台湾製の端末という事で、ASUSのミニタブレットを導入してスマホを使わなくなった。
 その後、弟からもらったiPhone5をデジカメと音楽プレイヤー代わりに使っていたが、時代は着実に進化して今やスマホはかなりの高性能マシンとなった。画面サイズも性能アップに比例して大きくなり、タブレットでネット閲覧程度の事しかしていないライトユーザーの私ならiPadは宝の持ち腐れであるから、スマホを買うべき頃合いとなってきたのだった。
 スマホ業界に疎くなっていた私だが、今年久しぶりにスマホを買うにあたって色々と調べていくとメーカーの勢力図に変化があった事を実感した。かつて人気メーカーだったソニーやHTCはSoCの発熱問題などで評判を落とし、代わってかつて無風に近かった中国メーカーが覇権を競っている状況となっていた。
 台湾に行くにあたりSIMフリーのASUS Zenfone MAX M1を買った私は久しぶりにスマホ熱が高まり、このASUSのカメラ性能が今一つであることで、カメラ用スマホが欲しくなった。日常を記録するにはASUSで問題はない。超広角レンズも便利だ。だが、もう少し画質がいいスマホが欲しい。コンデジ代わりにしていたiPhone5の電池持ちがよくなくなってきたのが理由でもある。
 そうして四月に新同品中古でソニーのXPERIA XZsを買ったのだった。
 まずは、カメラ性能のいいスマホを検討した。アップル、ファーウェイ、サムスン、そしてソニー。この辺りが候補となった。アップルはカメラ用として買うには高い。サムスンは画質は良いがカメラとしての訴求力が弱く思えた(私は極端な右寄りではない)。ファーウェイはライカレンズのモデルもあり興味をそそられたが、結局以前から使ってみたかったソニーに落ち着いた。決め手はレンズである。
 私が買ったXPERIAはソニーGレンズが付いている。最新モデルのXPERIA 1Ⅱはツァイスレンズが付いているが、こちらはミノルタ以来の伝統のGレンズだ。スマホとしても数年前のハイエンド機種である。SoCはスナップドラゴン820だ。
 商品到着後、さっそく手にしてみると質感がとてもいい。XPERIAはやはりかっこいいと改めて思う。私は基本、スマホは手帳ケース派だが、これはデザインを重視してTPU素材の透明ケースを選んだ。ストラップ付きの国産のケースだ。
 最近のスマホカメラはコントラストが高めで、その傾向はあまり好きではないのだが、ソニーのスマホはディティールを大事にしている印象である。基本、露出もアンダー気味に写る。なので、色も自然だし、白飛びもしにくい。風景を撮る際は派手めの方が人気になるのだろうが、私はこのソニーの写りの方が好きだ。
 開発者インタビューを読んでも、このモデルはカメラに力を入れたことがわかる。いい買い物をしたと実感できた私は、緊急宣言明けにようやくXPERIAを持って葉山に出かけるに至った。一万円で買った数年前のハイエンドモデルの写りは如何に?
(この記事写真はiPadで撮影)
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2020.07.01 Wed l カメラエッセイ l コメント (0) トラックバック (0) l top
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 今ではリコーはレンズ交換式カメラを作っていないが、かつては一眼レフを作っていた。個人的にはリコーがミラーレスを作っていたら面白かったのにとは思うが、そんな古き時代のレンズを今改めて使ってみたい。
 私はリコーの一眼レフを持っていないので、その操作性などについては語れないが、デジタルカメラのリコーは「操作性に優れた」という形容詞が思い浮かぶメーカーである。だからこそ、そんなリコーがミラーレスを作っていたらと思うのだ。定評あるGRレンズをミラーレスで使う。近いコンセプトとしてはレンズユニット交換式カメラGXRがあったが、残念ながら絶版カメラとなってしまった。
 リコーにはGRレンズのみならず、リケノンレンズというブランドがあって、こちらは歴史も古い。私が持っているのは、リコーの一眼レフ用のリケノンレンズである。マウントはペンタックスKマウント。このマウントはユニバーサルマウントを目指して仕様公開されていたので、いくつかのメーカーからカメラやレンズが発売されている。
 そんなリケノンレンズを持って公園にやってきた。天気はやや曇りだ。しかも、この公園は広くて犬の散歩には良いのであるが、花壇が少ない。今回持ってきたレンズはF1.7が絞り開放値のレンズだから花を開放で撮ってみたかったが、諦めて風景に徹してみた。
 逆光ではフレアが大きく出てしまうが、建造物を少し絞って撮るとなかなかシャープで、デジタルとの相性も悪くなさそうだった。
 実はこのレンズ、ペンタックスK10Dで使うつもりで買ったのだが、描写がやや硬い印象があって、あまり使っていなかった。確かヤフオクで買ったと思うが、購入直後こそ何度か使っていたものの、のちにペンタックスのM50mm F1.7という似たスペックのレンズを買ってしまったので、使用機会が減った。APS-Cだと中望遠の画角になってしまうので、写りが硬いと使い道に困るということもあった。換算75mmともなると、撮るのは花が主体になるからだ。
 今回使ってみて、古い建物が多い場所などで、看板や小物などをやや絞り開放気味にして撮ったら楽しいかもしれないと思い立った。α7Ⅱに付けて本来の画角で撮ってもいいけれど、やはりペンタックスのカメラで使ってみたい。何しろ、今はリコーはペンタックスのカメラとレンズを売る会社なのだから、その相性はいい筈なのである。
(SONY α7Ⅱ LENS:RICOH RIKENON 50mm F1.7 ※Kマウントアダプター使用)
2020.06.03 Wed l カメラエッセイ l コメント (0) トラックバック (0) l top
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 私が持っているM42マウントレンズは2本である。欲しいレンズ色々とあるが、2本買ったところで止まっている。ペンタックスのスーパータクマー55mm F1.8とフジの55mm F2.2である。
 M42レンズの魅力は、いろんなメーカーのレンズがあることだ。いわゆるユニバーサルマウントなので、日本に限らず海外のメーカーもたくさん作っている。集めるのが楽しいマウントといえるかもしれない。
 さて、デジタルでM42レンズを楽しむ方法である。M42レンズはスクリューマウントレンズだかが、ペンタックスがフィルム時代からKマウント一眼レフに付けるアダプターを安価で出している。我が家にあるKマウントデジカメに、このアダプターを介して付けるのがベターだろう。ペンタックスならボディ内手振れ補正も使える。メーターも動くので絞り優先AEで撮れる。
 だが、持っているのはキヤノンEFマウント用のアダプターだけであった。先日、ソニーEマウント用のEFマウントアダプターを買った理由は、このアダプターにキヤノン用のM42アダプターを付けることで、α7ⅡでM42レンズを使う目的もあった。
 そういう訳で、アダプター二枚を重ねてM42レンズを付けてみた。持ち出したのはフジの方である。
 フジのレンズは色乗りがこってりで、それが気に入って買ったものだ。今はなき月刊写真工業の別冊M42マウントレンズ本で、その作例を見て赤と緑の鮮やかさに惹かれた。
 撮影した日は時折小雨が降る日で、ゆっくりと撮影できなかった。そもそも犬の散歩がメインで、撮影はおまけである。そういう感じで落ち着いて撮っていなかったせいか、花の写真は今一つな出来映えだったので、「白黒で撮ったらどんな感じになるだろう」と思って撮った街灯を掲載。フィルムメーカーのカメラのレンズ。私は好きだ。
(SONY α7Ⅱ LENS:FUJINON 55mm F2.2 ※マウントアダプター二枚使用)
2020.05.26 Tue l カメラエッセイ l コメント (0) トラックバック (0) l top
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 私はミノルタファンで、その写りや操作性に惹かれている。写りに関して言えば、MFカメラ時代のロッコールレンズから続くボケ味がよく色に品がある描写が好きだ。
 そんな私だからEマウント用のミノルタマウントアダプターは当然持っている。久しぶりにそれを付けてみた。
 今回持ち出したのは、ミノルタMCロッコール28mm F3.5である。もう四十年以上前のレンズで、中古で15年ほど前に買ったレンズだ。
 フィルムの一眼レフに付けて使った時は、それほど描写の良さは感じなかった。開放から割とよく写るので面白みに欠けると感じたものだった。
 私が持っているミノルタMFレンズは標準域のものが多く、実は広角はこれしか持っていない。Aマウントではよく28mm F2.8を使っていたが、このレンズは唯一の所有MF広角レンズなのに出番は少なかった。
 しかし、Eマウントアダプターを買ってからはロッコールレンズで一番使っている一本となった。開放からしゃきっとした感じが好ましい。それでいて硬くはない。そこがミノルタらしくて良いのだ。
 そんなレンズのよさを表現してみようと、サボテンを撮影してみた。
(α7Ⅱ LENS:MINOLTA MC ROKKOR 28mm F3.5 ※マウントアダプター使用)
2020.05.20 Wed l カメラエッセイ l コメント (0) トラックバック (0) l top
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 雨上がりの公園に犬と一緒に出掛けた。今回のレンズはキヤノンのEFマウントの超格安レンズ50mm F1.8Ⅱである。
 実はこの日、注文していたキヤノンEFマウントアダプターが到着した。K&Fコンセプトの商品で、以前買ったミノルタマウントの物より質感はいい。レンズ着脱ボタンが大きくて使いやすいと感じた。私が買ったのは、絞りリングのないタイプなので絞りは常に開放値となる。
 EFレンズはあまり持っていなくて、購入理由として手持ちのEFマウント用のM42マウントアダプターを使って、M42レンズをα7Ⅱに付けてみたかったので、絞りリングがなくても特に問題はない。
 さて、このキヤノンのレンズは実は私が初めて買った一眼レフ用レンズである。ヨドバシカメラで買った。一万円しなかったと記憶している。
 安いだけあり、鏡胴もレンズもプラスチックで安っぽいが、それでいてよく写ることでEOSユーザーには知られたレンズである。持っている人も多いのではないだろうか。
 私はこのレンズを中古で買ったEOS630(初めて買った一眼レフだ。EOSシリーズは初期モデルの方がデザインが好きなので敢えてこのモデルにした)に付けて、街スナップに何度か使ったし、旅カメラの電源が入らなくなって、下北半島への旅に急遽持っていったこともあった。
 だが、当時抱いていた印象は決してポジティブなものではなかった。明るいレンズゆえにボケはキットレンズのズームより断然良いが、どうも写りが硬いいと感じていた。使っていたフィルムはミノルタでも使っていたものだからフィルムの傾向ではない。街の建物を写すにはいいが、旅先の風景を撮るには少し味気ないように感じていたのだ。
 そんなこともあって、結局一眼レフはミノルタαに移行してしまった。デジタル時代になってEOSがポートレートカメラマンに絶大な人気を誇ったことを思うと、どうして写りを硬く感じたのかは謎である。
 デジタルだと写りが変わるのかもしれない。そう思ってもみたが、その後購入したEOS KISS DIGITAL Nには付かなかった。エラーになってしまうのだ。
 そんな訳でずっと眠っていたレンズだったのだが、こうして使ってみるとなかなかいい感じである。開放限定になってしまうので少し甘い感じはするが、それでも汎用単焦点らしく癖のない描写で気に入ってしまった。
 惜しいのは、デジタルEOSで使えないことだが、こうしてα7Ⅱで甦ることが出来たのだからよしとしよう。
(SONY α7Ⅱ LENS:Canon EF50mm F1.8Ⅱ ※マウントアダプター使用)
2020.05.12 Tue l カメラエッセイ l コメント (0) トラックバック (0) l top