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入船
 入船は工業地帯で働く労働者を対象に築かれた歓楽街だ。今は臨海部の静かな住宅地だが、かつては多くの飲食店が並び賑わっていたという。
 ここはいわゆる赤線と言われる公娼街ではなく、青線という私娼街だったようだ。この区分は警察によるもので、認可非認可の違いを指すものだ。赤線だった町と青線だった町で明確な景観の違いはないようだ。
 以前は映画館まであったという入船は、旅館だったのではないだろうかという建物も散見される。アパートという訳でもなさそうなのに、部屋数が多い古い建物の類である。
 朽ちたスナック群もある。地方の駅周辺などで見かけることはあっても、都市部の市街地で見かけるのは珍しい気がする。現役の質屋がある。質屋や銭湯は旧歓楽街で見かける物件の定番だ。
 この入船で古建築マニアに知られた物件に着いた。緑のタイルを構えたカフェー建築の建物だ。これはそのものずばりな建物だ。
 他にも飾り窓が残る建物などもあるが、全体的には過去を知る物件は消えつつあるようだった。狭い路地や、突然小さく曲がる道、交差部のずれた交差点、それらしき痕跡は道に残っている感じだ。
 鉄道駅から離れた場所にあり、訪問はバスを使うことになる。立地的に工場帰りの人に特化した位置に構えているため、歓楽街として長い反映ができなかった。そんな風景に思えた入船だった。少し歩くと鶴見線の鶴見小野、或いは海側に向かい工場地帯に出ると浅野と最寄り駅までの距離は遠いが、都会のローカル線鶴見線とあわせて散策するなら、昭和建築好きには興味深い町だと思った。
(RICOH GR)
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2022.06.02 Thu l 川崎南部・鶴見 l コメント (0) トラックバック (0) l top
入船
 道路の脇に細い路地が目立つようになってきた。路地の奥には古いアパートがあったりもする。路地は未舗装で砂利敷きであることが多い。
 旅館を思わせるような部屋数の多い古い建物も現れ始めた。まだ地図を確認していないが、この辺りだろうかという察しはついてきた。
 今回は横浜市鶴見区にかつてあった入船という歓楽街を目指している。訪問は初めてではないが、今回はネットで下調べをしてきた。入船は工業地帯に近い、労働者のための歓楽街で、今は古びた建物とマンションが混在する住宅地となっている。
(RICOH GR)
2022.05.30 Mon l 川崎南部・鶴見 l コメント (0) トラックバック (0) l top
下野谷
 今期のNHKの朝ドラマは沖縄がテーマで、現在は横浜市の鶴見が舞台となっている。鶴見は沖縄から移住してきた人たちが多く住んでいる地域があり、沖縄料理の店もある。
 そんな沖縄タウンを撮影に行こうかと考え、インターネットで調べているうちに近くにある別な場所に行ってみたくなってきた。ということで、沖縄タウン散策はまたの機会として、今回は入船という所に行く。
 まずは鶴見線鶴見小野駅近くから歩き始める。この辺りは町工場が点在し、道には古い商店が残っていたりする。かつては工場だったのか、それとも古い集合住宅があったのか、経緯はよくわからないがマンションが割と多い。そういった新しい建物に紛れて古いアパートも結構残っている。狭い未舗装の路地も何本もある。マンションの姿さえなければ昭和の風景だ。
(RICOH GR)
2022.05.29 Sun l 川崎南部・鶴見 l コメント (0) トラックバック (0) l top
富士見公園
 今回持ち出したレンズは、ミノルタソニーAマウントのソニー85mm F2.8だ。以前に「はじめてレンズシリーズ」という名で計四本の格安単焦点レンズをソニーが発売した。その一本である。
 このシリーズはマウント部がプラスチックだったり、全体的に安っぽい造りだが、お値段二万以下という手軽に買えるレンズで、私も上大岡のヨドバシカメラで二万弱で買った。
 四本のうち三本はAPS-C専用レンズで、この85ミリだけがフルサイズ対応だ。以前も書いたことがあるけど、このレンズの構成はヤシカコンタックスマウントのカール・ツァイスのゾナー85mm F2.8に似ていると一部で言われた(手持ちのツァイス本で確認すると、コンタックスGマウントのゾナー90mm F2.8に似ている気がする)。
 ゾナーというレンズは開放からシャープで切れのある描写という定評で、このレンズを隠れゾナーだとすれば、開放から使いやすい一本となる訳だ。買った時に、その足で近くの久良岐公園に行って梅などを撮ったが、花以上に印象的だったのは、静態保存されている横浜市電を撮った写真だった。絞りを開けてもくっきりだったのだ。
 そんな訳で今回は花を撮っている。中望遠だから絞っても結構ぼけるし、ゆえにピントを真面目に合わせる必要がある。それを忘れかけていた私は、案外苦戦している。
 富士見公園は現在富士通が管理しており、川崎フロンターレが様々なスポーツ教室や健康教室を開催している。こういう活動はJリーグの理念であり、それが市内様々な場所で広がっていくのが理想である。
 私が花を撮っていると、軟式野球グラウンドでは子供のサッカーの練習が行われていた。犬の散歩をしている人もいる。ウォーキングに励む人もいる。皆、思い思いに過ごしている。川崎の臨海部は公園が少ないが、公園は市民の憩いの場であり、大切な場所であると改めて思った。
(SONY α7Ⅱ LENS:SONY 85mm F2.8 ※Aマウントアダプター SONY LA-EA4を使用)
2022.05.28 Sat l 川崎南部・鶴見 l コメント (0) トラックバック (0) l top
富士見公園
 花を撮るのは難しい。身近な題材であるし、手軽に撮れるものだからこそ奥が深い。正直言って私は花の撮影が下手だと自覚している。
 でも、花の撮影は楽しいし、花を見るのは好きなのでよく撮っているし、花を撮るために出かけたりもする。今年の例でいうと、先日の生田緑地がそうで、二月には松田町の寄(やどりき)ロウバイ園も行った。横須賀市のくりはま花の国は毎年のように出かけている。
 広大な花の公園も素晴らしいけれど、町の公園に咲く花も良いものだ。散歩の人々をなごませ癒してくれる町のアイドルみたいな存在である。
 という訳で、今回は川崎の町中にある富士見公園にやってきた。ここはスポーツ施設が集まっている場所で、体育館、アメリカンフットボール場(元プロ野球場)、軟式野球グラウンド、テニスコートなどが集まっている。
 公園の中に小さな池があり、その周辺に色とりどりの花が咲き、花壇には文字をあしらうように花が植えられている。
 今回はフルサイズのソニーα7Ⅱを持ってきた。花は柔らかく撮る方が好みだが、2400万画素のセンサーと、開放からシャープに写るレンズを付けて花に向かった。
(SONY α7Ⅱ LENS:SONY 85mm F2.8 ※Aマウントアダプター SONY LA-EA4を使用)
2022.05.27 Fri l 川崎南部・鶴見 l コメント (0) トラックバック (0) l top