一色
 私がスナップで愛用していたコンデジの二代目はルミックスFX-9だった。軽くてなかなか写りが良く、日常から旅行まで活躍した。あの頃はまだそんなにデジカメを持っていなかったので、今みたいにシチュエーションで持っていくカメラを選んだりはしていなかった。出かける時の相棒である。
 ルミックスは風景を写すために三浦半島にも何度も持っていった。時にはフィルムのマニュアル一眼レフカメラの露出計代わりに活躍もした。再生画面にシャッター速度と絞り値が出るのだ。勿論、絞り値は一眼レフにそのまま参考にするのは様々な理由によってNGなので、あくまで参考にするだけだが。
 そのルミックスが使用開始二年半で壊れてしまった。電源オフにしてもレンズが出てくるのだ。これではケースにしまえないし、レンズに傷も付く。
 私はルミックスを常用で使う事を諦め、ご隠居させる事にした。そして、この日色々な思い出を胸に滲ませながら海岸にやってきた。葉山の一色海岸。最後の遠出にふさわしい美しく静かな海岸。そんな海に夕日が沈んでいく。海岸の上の公園で私はそれを見つめながら、ルミックスをそっと構えた。
(Panasonic LUMIX FX-9)
2012.05.14 Mon l 葉山 l COM(0) TB(1) l top ▲
葉山
 葉山の山、と言ってもそんな大きなものではなくて丘みたいな所に里村のような景色が展開されていて、歩いていてのどかな気分になるエリアがある。その里村の中を歩いて奥に入っていくと鉱泉がある。いわゆる沸かし湯なのだが、森の中の静かな温泉みたいな風情があって「知る人ぞ知る穴場」だ。確か入浴料は500円。
 秋の涼しいある日、私はここへやってきて一人のんびりと湯に浸かった。山小屋みたいな狭い建物で、入る時は鍵をかけて入れるから女性でも安心なプライベート温泉みたいな趣きである。のんびり湯を楽しんだあと帰り際に私と入れ替わりに地元の人だというおばさんがやってきた。「ここは落ち着くんですよね」というおばさんの言葉通りに、湯と森のマイナスイオン効果で私は気分良くなり、足取りも軽くこのあと夕日を撮るために海岸へと向かった。
(RICOH Caplio G3)
2012.05.09 Wed l 葉山 l COM(0) TB(1) l top ▲
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 大船と言えば観音様というくらい有名で、電車からもよく見える観音様。普段あまり訪れる機会がない所なので、鎌倉に行く前に近くまで行ってみた。そして、記念に一枚。普通の記念写真的な出来だけど、こういうのもあとから思い出になったりします。
(PENTAX Optio S)
2012.05.07 Mon l 鎌倉 l COM(0) TB(1) l top ▲
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 港の近くの路地、少女は何を見つめているのだろう? 海も空も手が届きそうなこの町で。
(MINOLTA DiMAGE xi)
2012.05.06 Sun l 真鶴・湯河原 l COM(0) TB(1) l top ▲
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 日本語と英語が混在するストリートであるドブ板通り。狭い道にアメリカンな店が建ち並ぶ。ゆっくり歩いていると、後ろから女の子が追い抜いていった。その歩行速度の慌ただしさは日本の都会のそれである。
 ふと、女の子が立ち止まる。一瞬だけ時間がゆったりと流れ、空は陽気なブルーに染まる。アメリカの空は知らないけれど、遠い海の向こうに空は繋がっている。
(PENTAX K10D LENS:SIGMA DG12-24mm F4.5-5.6)
2012.05.03 Thu l 横須賀(東京湾側) l COM(0) TB(0) l top ▲
20120501IMGP2547.jpg
 細い道をりいさな車と細い少女が往く。初夏を感じる日差しの下で、汗ばみながらシャッターを切る。APS-Cだと中望遠になってしまう50mmレンズを広角風に表現してみた。
(PENTAX K10D LENS:RICOH XR RIKENON 50mm F1.7)
2012.05.01 Tue l 横須賀(東京湾側) l COM(0) TB(0) l top ▲